先ずは、「本当に生きる道、生き方」のテーマから、次のテーマ「これからはインド哲学バガヴァッドギーターの時代」そして9月21日からは「バガヴァッドギーターを学ぶとどうなるか」そして11月11日からは「バガヴァッドギーターをひも説く」を書き始めました。
そして令和5年12月25日で40回シリーズの序説を終了し、次はいよいよギーター第二章戦場でのクリシュナと友のアルジュナとの宗教哲学問答70回を12月26日から始めました。
尚、第一章はクリシュナの友アルジュナが、従兄弟や親族や恩師と戦わなければならなくなったその経緯や戦場での様子が書かれている内容の為割愛しました。
<15年間読み込んできた、バガヴァッド・ギーター 新品との厚みの比較>
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各リンク先の文章を黙読しながら何回も何回もお聴きする事を推奨致します>
<その他の語り>
2014-04-04 08:58:35テーマ:バガヴァッド・ギーターをひも説く
ギーターでは、魂とは個別魂(ジーヴァートマー)と、創造至上主神の魂(パラマートマー)の二つが結合したものである、と断言しています。
しかし、ほとんどの人はこの真理を知りません、いやそれどころか魂の存在を否定する人がいるくらいです。
また、魂は二つが結合したものであると言う説は、日本神道の「一霊四魂」という魂の真理とも共通しています。
一霊四魂の一霊は創造至上主神の魂(パラマートマー)を意味しており、四魂は個別魂(ジーヴァートマー)の荒魂、和魂、幸魂、奇魂の四つの性質を意味しているのです。
そしてまた、二つの魂は永遠不滅の存在であり、私達の心臓にやどり肉体の維持と精神活動を司っています。
物質的欲望(美食、性欲、物欲、名誉欲、支配欲)から解放され、生活の悲嘆から解放された者だけが、至上主のパラマートマーの導きを受けて、魂の栄光と至福を知ることが出来るのです。
このギーターの場面では、クリシュナこそ至上魂の本源であり、そしてアルジュナは自己の本性を忘れた個別魂である、と言うことになっています。
おおアルジュナよ、魂は不生不滅にして不壊不滅なりと知る者が、どうして誰かを殺し、また誰かに殺されることができようか
<ギーター2章21節>
至上主神クリシュナがアルジュナに戦いを命じた場合、その暴力は最高の正義を果たす為に必要であり、正義の為の戦いは暴力ではない、と言う結論になります。
暴力にも時と場合によっては効用もあり、それは使う人の頭の問題となります。
判事が殺人犯に死刑を宣告しても、誰も文句はいいません。
彼は法律に従って死刑の判決を下したのであり、彼は職務を厳格に果たしただけだからです。
また医者が、手術でメスを使って患者を傷つけても、それは治療で病人を助ける為の行為であり、暴力とは言いません。
これと同じく、クリシュナの命令のもとで、完全な精神知識の認識と共に、アルジュナが戦うことに対しては、罪と言う言葉はあてはまらないのです。
第二章<P172~173>
このバガヴァット・ギーターの教えに感動し共感できる人は、100万人のうち一人程度かもしれない、と私は思っております。
しかし、その100万人中の一人の為に私は毎日このようにブログを書いているのです。
覚者よ我を観よ 智者よ真理を聴け 勇者よ我と共に学べ
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貴方の新しい精神世界を築いて欲しいです。
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