一昨日、西新宿で起きた「タワマン刺殺事件」。
ガールズバーを経営する20代の女性が、50代の男にナイフで刺され、死亡した事件だ。
結婚をエサに数千万の金を女性に渡し、その直後にフラれたことが殺人の動機のようだ。
大切にしていた車やバイクを売り、消費者金融に借りてまでして金を用立てたらしい。
世間の風潮は、被害者女性に同情しつつも「そこまでさせたのもどうか」ということのようだ。
昨日、友人と会った際、僕らは容疑者と同世代ということもあり、その話になった。
「僕も経験あるんですよ」
「あ~、その話ですか」
半年ほど前のこと。
結婚が遅かった彼はまだ新婚だったのだが、突然嫁がいなくなった。
それとともにブランド品、高級時計、預貯金など総額1億円も消えていた。
「俺、結婚詐欺に遭ったのかな?」
それはなんとも言えないが、不思議な出来事は現実に起きるものだ。
タワマン刺殺事件は、やり過ぎ〝いただき女子″に、身ぐるみ剥がされた男ということか。
①ヤバい人の見分け方、②何事もほどほどに追い込まず追い込まれず、
など考えるべきことは多い。
その中でも今回は、小刻みな金銭欲求の心理的効果、について考えてみたい。
この事件では、被害者が加害者から金銭を得るために、大きな額を一度に要求するのではなく、
徐々に要求額を増やしていったと見られている。
この手法は、「フット・イン・ザ・ドア」テクニックと言われ、心理学では広く知られている戦略だ。
最初は小さな要求から始め、徐々に大きな要求へとエスカレートさせることで、相手の同意を引き出す。
小刻みな金銭要求の心理的効果
コミットメントと一貫性の原理:
人は一度コミットメントを示すと、その後も一貫した行動を取る傾向がある。
小さな要求に応じた人は、自己の行動に一貫性を保とうとし、更に大きな要求にも応じる可能性が高まる。
徐々に慣れる効果:
小刻みに要求を増やすことで、相手は徐々に高額な支払いに慣れていく。
これは「沸騰したカエルの法則」に似ており、急激な変化には抵抗を感じるものの、
徐々に変化があれば容易に受け入れる傾向がある。
信頼関係の構築:
最初の小さな要求が受け入れられると、そのプロセスを通じて相手との信頼関係が築かれる。
信頼された関係では、より大きな要求も受け入れられやすくなる。
結論
新宿タワマン事件から得られる教訓は多岐にわたるが、
金銭要求に関する心理戦略として「小刻みに上げる」方法の効果は注目に値する。
この戦略を理解し、適切に活用することで、より効果的に目的を達成することができる。
ちなみに、昨日一緒にいた彼は、3億円をだまし取られた経験もある。
その時も最初は少額からスタートし、繰り返されたたらしい。
こうした失敗をしないためには、どうすればいいか。
それは相談できる人を持っておくこと。
岡目八目、という言葉がある。
これは囲碁から出た言葉で、碁は脇から見ている人の方が
実際に打っている人よりも、八目も先まで見越す、ということ。
つまり当事者より第三者の方が正し判断できる。
自分より経験のある相談相手を持とう。
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