2007.05.03 佐渡太鼓体験交流館にて。 (参加費 一人¥500だった。)
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=228338
The 20th Anniversary!!
http://www.kodo.or.jp/ec/index.html
世の中には様々に楽器を演奏できる人がいて
ギターを弾いて歌ったり
、
ピアノを弾いて歌ってくれたり
、
太鼓、ドラムを叩いて歌う人もいたり、
ベースギターを得意で歌があまり上手じゃなくても歌ってしまって目立とうとしてしまう人
もいる。
それもそれで、やる人の自由
なんだけど
Charlie Watts
という人は
歌わないけど、ドラマーとして、その腕前は世界のトップクラスに入る人で
The Rolling Stones
というバンドで40年以上もドラムを叩いている。
その人
の誕生日には まだちょっと早いんだけど、今日は新たなる発見をしたので。
1941年の6月2日生まれということは、今年で何歳になるんだ?
ええとぉ、ええとぉ、…計算ができない。
まぁいい。
「チャーリー・ワッツが
あいつにきれいに右フックを決めたことがあるんだ。
84年か85年のことだ
。
オレはアムステルダムでミックと飲んでた。
朝の5時ごろ すっかり酔っ払って来た。
酔っ払ったミックってのは見物だぜ。
ヤツが、ぐっすり寝ていたチャーリーに
『やぁ、おれのドラマーじゃないか。起きろよ』
チャーリーは わざわざサヴィル・ロウ
のスーツに着替え、髭も剃ってから、
ミックをスモーク・サーモンの大皿の上に殴り倒した。
『おれのドラマーだと!
お前こそ、おれの太鼓に合わせて踊るケチな歌うたい じゃないか』。
チャーリーはヤツなりの云い方で 『もう おしまいだ』って云ったのさ。
オレ以外にミックに友だちがいたとしたなら、
それはチャーリーだったんだ。
そのときミックはオレのお気に入りのジャケットを着てた。
それがもうボロボロだ。
なんでオレはミックに貸したりしたんだろう。」
by Keith Richards (1989 / PB誌インタヴューより)
こういうエピソードもあって、そのサヴィル・ロウ
というのは
ニック・ロウとかイチ・ロウの仲間ではなくって、古くは日本の明治時代にまで遡って、
日本語の「背広」の語源ともなるほど伝統的な英国紳士スーツのメーカーらしい。
(…いつぞやの出版記念に妻に買ってもらった俺のディオールのスーツ(上下17万円ベストなし)よりも高そうだよな。)
その本人
は、かれこれ1962年当時からロックグループのドラマーでありながらも、
常にジャズを演奏しているつもりらしく
そういうことは、かつてCNNのテレビインタヴューの中でも語っていたんだけど
http://ameblo.jp/badlife/entry-10004134331.html
September 09, 2005
http://ameblo.jp/badlife/entry-10004542525.html
September 24, 2005
前回の来日前に、これらのページでも書いてきた。
個人的に重要なのは、それらページを通して、現在のTetsuya Itam i というアーティストの存在に再び
つなぎあわされた瞬間
から今日に至っている
この2年余り。
俺は、ストーンズを通して自分自身のリスナー人生
を軌道修正している。
それでも、今日の今日まで
Rocket 88 feat. Charlie Watts and Ian Stewart
http://www.youtube.com/watch?v=Q6SiUveoqlA
この映像
☝は観たことがなかった。
なにげなく、you tube のサイトをひっくりかえしていて見つけたんだけど
そもそも、アルバム『Rocket88
』(Alexis Korner - Rocket 88 - 1981 / Atlantic SD19293)そのもの
をBootlegの粗悪な音源以外には未だマトモに聴いたことがないんだけど
6分16秒もの長さで、“Summer Time ”からはじまって…じゃなくって
“St. Louis Blues ” が、ブギウギなノリで、しかも、1979年の7月14日
の音なのに
このグルーヴ感には今も しぶれちゃいます。
んまぁ、興味のない人には よくわかんねぇかもしれないけど
これが、今日の今日までストーンズをひっぱてきたパワーのひとつでもあるわけ。
http://blog.livedoor.jp/assimilate/archives/50802866.html#comments
これほどの貴重音源映像は、巷のブートレグ業界
を震撼させるような最近の、
「人類は終わりに近いのでわ?」
というほどの貴重映像お宝音源・無料ネット流出の中でも
俺にとっては軍を抜いて
、一生のうち何人の人間が観ることができるかできないの代物だぜ。
思わず、
http://keepvid.com/
http://www.download.com/Riva-FLV-Encoder/3000-2140-10320097.html
☝ これらの海外サイトプログラムで自分のパソコンにロードしてしまった。
参照:http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060513_youtubempeg/
(これは便利! 画像データの要領が小さくいできてホームビデオの編集・管理にも重宝!)
…ああそうだ。これはあくまで、
自分がホンモノに触れることの実感を目的に個人で楽しむために用意されたサイトやプログラム開発だからな。
今の時代の日本社会やアジアのインターネット全域が
「捕まらなきゃなにやってもいい」という世の中であっても
他人のモノと自分のモノの区別・判別・識別は大切にしてくれよ。
以下、Rocket88 関連ほか。
Jackie Brenston という人の1951年のアメリカでのヒット曲に
『Rocket '88』というのがある。
http://whiplash.net/materias/pedepagina/000178-jackiebrenston.html
プレスリー人気が世の中に盛りあがりを魅せる前の
サン・レコードだかチェス・レーベルの音源らしいんだけど
それも俺は今日まで聴いたことがなかった。
Rocket '88' - JACKIE BRENSTON With His Delta Cats Sun Records Collection [Rhino]
試聴 ☞ shopping.yahoo.com/p:The%20Prisonaires:1927022260
- ご注意:一応、real player で30秒弱の再生は可能だったんだけど、
現在 Fire Fox ブラウザから読み出すとちょっとヘン。
Windows Media オーディオファイルを
real player の再生指定で聴こうとすることに無理があるのか?
んで、この曲は様々な人
もカヴァーしてる模様で、
「おまえにぶっとばされても、ティナの母ちゃんはビクともしねぇんじゃねぇのか?!」
の、ロック界かつてのDV男、アイク・ターナーさん
Ike Turner: wrote Jackie Brenston's 1951 single, Rocket 88 - widely regarded as the first rock'n'roll record
http://arts.guardian.co.uk/fridayreview/story/0,12102,1192358,00.html
のほかに、
ジャリーリー・ルイスは自分のアルバムタイトルにもしてる。
jerry leelewis Rocket '88
そんなこんなで昨日(2007.05.08)の明け方、サーバーメンテナンスが長引く間
、
いろいろあちこち海外サイトを覗いていると、
こんなナイスな海外のストーンズ・ファンサイトを発見してしまった!
Influences of the Rolling Stones
http://www.rollingstonesnet.com/influenc.htm
THE ROLLING STONES CHRONICLE 1979
http://www.timeisonourside.com/chron1979.html
それほどたいしたことじゃないかも知れないけど、
こんなリスキーハートな時代
、なんだかうれしい。
して、
このクルマも、Rocket88という名前で、そういうホンモノの音だけが生きていた時代
に注目されていたらしい。
今日の一曲。
久々に The Rolling Stonesで、
俺にしては、めずらしく60年代のストーンズ・ナンバーの紹介。
91歳という年齢で、この4月21
に亡くなられ、5月1日
が葬儀だったらしいけど
今日は…そういう意味合いもあって、ストーンズのファーストアルバムからあえて、
その方の息子であるキース・リチャーズ
のギターの存在が目立たないんだけど (…というよりない?)
いろいろなことを偲んで、オススメの曲です。
“ Can I Get A Witness ” ♪
☚ real player OPEN!
これは、Marvin Gaye の1963年ヒットソングのカヴァーで
先のRocket 88
と同じく、故・イアン・スチュアート
のピアノプレイが光り転がりつづけている
逸品。
今でこそ様々なアーティストにトリヴュートされているかもしれないけど
http://www.youtube.com/watch?v=86XFONQwerc
http://musicstore.real.com/music_store/search?value=can+i+get+a+witness&type=trk&x=10&y=8
http://www.youtube.com/watch?v=7d5HEWWaxUs
http://www.youtube.com/watch?v=GxWf1EIvja0
(1964年4月16日、英国発売)当時としては、5人の白人の若造共(正確には6人組)により、
いきなりデヴューアルバムで こんな曲が好んで取りあげられていたことは斬新な発想だったと思う。
のちのミックジャガーの発言には「DEMO録音が2曲ほど含まれている」ということで
ストーンズのファーストアルバム
にしても「セッションの流れで一発録り!
」
で知られる今日の彼らの伝統的なレコーディング・スタイルが垣間見れる曲となっている。
そしてそこ(ロンドンIBCリージェントst.1964feb)には、ジーン・ピットニーやフィル・スペクターもスタジオ内にいたとされていて
この曲をモチーフにしたインストナンバーが、
“ like uncle Phil and uncle Gene ”というワーキングタイトルで録音され
結局は “ Now I've Got A Witness ” ♪
という曲名として、こちらは若かりし日のKeith Richards のギタープレイもあって
ファーストアルバムの5曲目を飾り今日まで世に出回っているほか、
“And Mr. Spector and Mr. Pitney came too ”とか、
“Andrew's blues ”(ヴォーカル入りとインスト・テイクがある)などがブートレグ音源で聴くことができる。
50年代のブラックミュージックそのもの、
ラジオや貴重音源レコードから流れてくるシカゴやニューオーリンズの黒人音楽、
リズム&ブルースの風が、
やがて世界中の音楽シーンをリードするロックンロール・スピリットに換わってゆく中で
ドリス・リチャーズの独り息子
も幼い頃、母親から買ってもらったギター一本で世界に立ち向かい
、
チャーリー・ワッツの叩くコード進行に噛みあわせるその右斜め前で、
「コイツの味方になってくれ!」
それを親友ミック・ジャガーが歌うことが必要なくなった今も
ステージでは原点の風
を伝えつづけている。
またな。