第15話「アセンデッドマスターの暗躍とアポロンの予知」

 

 

天界では、人間界の光を増やすため、様々な神々や天使が働き、日々奮闘していたのだった。

その甲斐あってか、徐々にではあるが光が増やせるようになっていたのだった。

 

 

その中心を担っていたのは、神々の中でも比較的人間に近い、アセンデッドマスター達だった。

 

彼らは人間界に蔓延する負のエネルギーを浄化し、癒しのエネルギーを送り続けていた。

 

 

「いやぁ〜、さすがだねぇ、ベイちゃん」

 

アセンデッドマスターであるセントジャーメインが、同じくアセンデッドマスターのセラピスベイを称賛していた。

 

 

「それは君の方だろう。セントジャーメイン。君は浄化のスペシャリストだからね」
「あはは、俺たちって結構似た者同士だよね〜」

 


そう言って二人は笑っていたのだった。

 

「おやおや、僕のことも忘れてもらっちゃ困るな〜」

 

2人の間に割って入りながら2人の肩を抱いて、同じくアセンテッドマスターである愛の神クリシュナが言った。

 

 

「やあ、これは失礼したね」
セラピスベイはそう言って苦笑した。

 

(セラピスベイ)

 

 

「まあ、僕は君ほど人間を深く理解していないけどね」


そう謙遜するクリシュナに対して、セントジャーメインは言った。

 

「いや〜そんなことないよ〜俺なんかよりよっぽど人間がわかってると思うぜ?」

 

 

すると3人は顔を見合わせると再び声を上げて笑ったのだった。

3人ともそれぞれ個性的ではあったが、仲はとても良いようだった。

 

 

***


一方アポロンは、ある予知を受け取っていた。

 

彼は予言の神であり予知能力に優れているので未来の情報を受け取ることができるのだ。


「・・・!!!!」

 


彼はその映像に戦慄し、驚愕した。

なんとそこには恐ろしい光景が映し出されていたからだ。

 

 

(なんてことだ・・・)


彼は思わず身震いした。それほどまでに衝撃的な内容だったからだ。


「いかん!!人間界が大変なことになるぞ!!!」

 

 

第16話に続く・・・

 

 

※注意事項

この物語は架空の物語であり、新型コロナウィルスや実在する団体等とは無関係です。

 

小説は本来、白黒表記のみですが、掲載媒体がブログなので、あえてブログに寄せて文字装飾をしてます。読みやすさの方を優先してます。

 

文章およびイラストの無断転載禁止です。

 

※宣伝目的コメントが最近多いので、コメント欄を閉じてます。リブログやリンクはご自由にどうぞ。確認不要です。

 

ですが中傷や批判などこちらを下げる内容の場合はスクショを撮って通報します。場合によっては専門家に相談して厳しく対処します。