子宮頸癌ステージ3b 5年経過観察の今
最近、子宮頸癌ハッシュタグからこのブログに辿り着いてくれる方が多いので今日はこれまでの闘病生活と今の現状を記しておこうと思いますずっと読んでくださってる方はご存知かと思いますが改めて…2022年11月に【子宮頸癌ステージ3b】と告知をされました。『まさかの告知』2022/11/11子宮頸がんステージIIIと告知されました。告知からの日々を【闘病記】カテゴリーで書いています。少しご無沙汰していました。その間に…ameblo.jp告知からの日々は【闘病記】カテゴリーで書いています𓂃 𓈒𓏸✎癌と告知されるきっかけは仕事帰りの救急搬送でした。まさか私が…あとどれくらい生きられるんだろう…当時の私はそんなことばかり考えていたように思います。搬送先の病院では放射線設備がないとの事で4つ紹介していただいた中から【大阪国際がんセンター】を選びました。子宮頸癌の治療実績が1番多かったことそして「大阪城見えるんちゃう?」という理由で私の悪性腫瘍は7cmと大きかったことそして、既にステージ3まで進んでしまっていたことで手術は出来ず放射線と抗がん剤での治療となりました。告知から治療開始までは約1ヶ月近くあったのでその間に何度も大量出血をしてそのたびに入院をして輸血をしてもらう…という日々が続きました。貧血で血管が細くなり何度も刺し直したり漏れたりであの頃の私の腕はヤク中みたいになってました12月から始まった治療は平日毎日(月〜木)は通いで放射線。週末金曜日に1泊入院で放射線と抗がん剤というスケジュールでした。自宅から車で1時間ほど。今思うと放射線や抗がん剤の副作用と戦いながらよく頑張ったなぁと思います治療中の副作用は『放射線』✱頻繁に襲ってくる水下痢✱宿酔いという船酔いのような気持ちの悪さ『抗がん剤』✱軽い吐き気✱味覚障害私は「シスプラチン」という抗がん剤で抗がん剤によくある脱毛に関してはシスプラチンはほぼありませんでした。(若干抜け毛が多いかな?という程度)昔は癌治療の抗がん剤と言えば強烈な吐き気を連想しましたが今は薬の改良も進み抗がん剤投与の前後に吐き気止めを点滴で入れてくれるし飲み薬でも処方されるので想像していた程の吐き気はなかったものの…それでもやっぱり気持ち悪さはずーっとあって治療開始から1週間程で飲み食いが出来なくなりましたがんセンターの食事は細かい配慮をしてくださっていて食事の匂いが吐き気をもよおすので「冷食」といって全てのメニューを冷やして提供してもらったりそれでもダメだった時は「麺食」といって食べやすい麺類に変えてもらったりと色々工夫して少しでも食べなきゃ!!と必死に頑張ったものの…治療期間の約2ヶ月で体重は7キロ近く減ってしまいました当たり前に体力も落ち気力もどんどん奪われ「なんで…なんで私が…」と夜中に1人声を殺して泣くこともありました。それでも「絶対また元気になる!!」という気持ちだけは持ち続けてたし癌細胞なんかクソ喰らえや!!という思いもありました放射線全28回の半分を過ぎたところで「ラルス」という膣内照射もやりました。膣から専用の器具を入れて腫瘍に直接放射線を当てるという聞くだけでゾッとするこの治療。笑でも腫瘍に直接アタックできるナイスな治療!!笑『ラルス(腟内照射➕組織内照射)』2022/11/11子宮頸がんステージ3bと告知されました。告知からの日々を【闘病記】カテゴリーで書いています。私の経験が誰かの役に立つ事を願って…ameblo.jp2022年12月に始まった治療は年をまたいで2023年2月に終了ただ放射線を当てていた箇所が子宮や大腸と近いので少し炎症を起こしていたのと癒着してしまっているのもあって週に1度、膣洗浄に通っていました。この膣洗浄も約2ヶ月で終了。その後、造影CTを撮り原発の腫瘍は肉眼ではほぼ見えない程に小さくなり血中で測れる腫瘍マーカー数値も正常値になり5月に無事【5年経過観察】となりました5年経過観察(Instagram)ポジティブがんサバイバーEMI on Instagram: "..5月11日。癌と告知されて今日でちょうど半年でした。半年前の今日、私は絶望して泣いてそして生きたくて泣いていた。だけど半年後の今日、私は原発の腫瘍もほぼ見えないくらい小さくなり他に転移も見当たらず正式に5年経過観察スタートになりました。癌との戦いは自分との戦いかと思ってたけど沢山の人に励ましてもらって今振り返ると「みんなと戦った3ヶ月」でした。改めて本当にありがとうございました!!!!次…125 likes, 42 comments - ikitarude on May 11, 2023: "..5月11日。癌と告知されて今日でちょうど半年でした。半年前の今日、私は絶望して泣いてそし�...".www.instagram.com治療を終えてからの副作用としては手足の痺れが大きかったです。立ち上がる時ペットボトルの蓋を開ける重いものを持つこれら全てに笑っちゃうくらい力が入らなくて特に地べたから立ち上がる時はまるで産まれたての子鹿のようなこれいつまで続くん…と不安でしたが治療後3〜4ヶ月で落ち着いた気がします。⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆今、このブログを読んでくれている人の中には怖くて不安であちこち検索して辿り着いた人もいるかと思います。分かるよ。怖いし不安。生きたくて仕方ないよね。私もそうだったからほんとによく分かる。だけど大丈夫。私は今とっても元気です!!(治療中に減った体重もあっという間に戻りました)少しの痛みや違和感で再発や転移に怯える日もあるけれどもしそうだとしてもまた頑張るしかない!!!!だってまだまだ生きたいから癌と告知されて絶望したけど癌になったから繋がったご縁や知れたことが沢山あるんです。癌になったのが家族じゃなくて私で良かった。これもほんとにそう思う。この命は私のものだけどでも家族や友人、ここで出会えた人やインスタで出会えた人達に支えてもらって励ましてもらって今の私がいる。そう思うと「生かしてもらってる」という気持ちになります大丈夫。癌は治る時代だから。諦めないで。投げ出さないで。そして癌じゃないあなたには是非検診に行って欲しい。それが癌を経験した私の願いです。