映画「風立ちぬ」を観て 覚え書き

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小谷あゆみブログ 「べジアナあゆ☆の野菜畑チャンネル」Powered by Ameba
映画「風立ちぬ」 観ました。
キーワードは夢。
大人はどのように感情を押し殺すか、あるいは緊張の糸が切れるか。
宮崎駿さんの人間の描き方は、詩のようでした。
感動すると感想文を書きたくなる性質みたいで、
覚え書きをいくつか。


美しいという台詞がとても多い。
戦前の日本、あんなにストレートに男女恋愛したのかな。
知識階級だから西洋風だったのかな。
キスシーンで病気移りそうでひやひやしました。
地震の表現が見事までに芸術的。
・あと、知性とは、思いやり。やさしい。
・語学できるっていいなあ。

また内容に触れない程度に感想をひとつ言うならば、
禁煙中のひとは見てはなりません。
なぜなら、煙草をものすごくおいしそうに喫う場面がめちゃくちゃたくさんでてくるから。
最近テレビではたばこの存在さえ一切なきものにされているけれど、あの時代のたばこってなんか現代とはだい~ぶ意味の違う嗜好品の気がしました。
とにかく、たばこ うまそうに喫うな~、と。

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一緒に観た母が、「よかったわぁ。観てよかったわぁ」としきりに言うので
「どこが一番泣いた?」と聞くと、
「別に泣きはせえへんけど。」ですと。お~い!
しかし母は本当に、終わった後も呆然として他のお客さん全員帰るまで座ったまま余韻にひたっていた。「ああ終わってほしくないー」とまで言ったのでした。
一方わたしは始まって10分もしない間にもうぎゅんぎゅん泣きっぱなしだったのでひとそれぞれ思いを重ねる場面は違うんだろうな~と。
そんなわけで、泣きに行ったようなものだ。
しかし映画館って「感動をしにいく」場だな~と改めて思いました。

・話題になっていた庵野秀明さんの声はかなりおもしろかったです。
宮崎監督が言っていたように、「最初は庵野だったけど、最後には二郎になってた」とおっしゃった通りでした。
庵野さんは作品について、「ジブリで初めて、子ども向けじゃないのがいい」と言っていました。

覚え書きその3
「うつくしいものを目指すことは止められない。」

飛行機というものすごい文明と技術は、国家の巨大な力の思惑のもとで生まれた。
爆弾も原子力も、技術革新はいつもそんなふうにして生まれる。あるいは使い道の両方を背負わされる。設計者にその選択権はない。でも設計者は考える。科学者は発見する。技術者は作る。
じぶんが夢見るうつくしい世界をめざして。

それにしても映画の日1日だったのに、尼崎のMOVIXガラガラでした。
子連れは別の映画に行ったらしい~。
結果的にわたしには、とてもよかった。
こどもにはわからない世界があるんだよ。
ってこと、わからせることが重要なんじゃないかな。子どもにとっても、その親にとっても。

帰省すると近頃はよく母と映画へ行きます。
ほんの数年前までは、京都や奈良や、もっと遠くの東北やあちこち旅行に行ったけれど
母は膝がよくないので、昔ほどは出歩けなくなった。

でもせっかくのたまの機会なんだから、何かちょっと刺激体験させたいと思い、てっとり早い映画館へ。
座ったままにしてどんな夢のような世界にでも行ける映画!すてき。しかもうまくいけば1000円で!
オススメでーす♡
ま~いろいろ考えさせてくれた「風立ちぬ」でしたー^^


ベジアナ@あゆ