今朝の番組を見て。

感想を書きたくなって、思わず録画したのを文字起こししました。

途中までやって、感じたことを綴ります。

 

 

 

1971年、成田の三里塚闘争に加わった。

地元住民へ事前説明もない強制的な土地収用に反対して。

菅野さん:「民主主義がない、人権がない、公共事業のもとに虫けらのように流されていくことに対して、、、許せなかった。俺も山形の百姓として、成田の農民とともに闘う一員になりたいと思った。農民にはなりたくはなかったんだけど、農民を侮る、軽視する、世論や秩序や政治には怒りを感じていた」。

妻の佐智子さん:「おじいさんおばあさんが杭につかまって抗議してるのを見て、あそこに行かなきゃって思った。何ていうか、何だったんだろうね。国が勝手に決めて、その言いなりにされることはやっぱりつらいと思った。それに必死になって、抵抗している人たちに共感したっていう」。

2人は砦で出会いました。

というナレーションで始まる。

菅野さんが、いまやろうとしている「令和の百姓一揆」、一揆という過激な表現に反発もあるようですが、成田で農民の側に立ちたいと思ったときの気持ちと、(しかもご夫婦とも)。いま、菅野さんが闘おうと、守ろうとしていることが重なって見えました。

 

 

このままでは農民が消えてなくなり、農村もろともなくなろうというとき、闘わないまま死ねないということだろう。

村上春樹さんが、かつてエルサレム賞を受賞したときの有名なスピーチに「壁と卵」を思い出しました。

「強固な壁と卵があるならわたしは常に卵の側に立つ。壁の名前はシステム、体制である。どんなに卵がまちがっていようとも、システムの方が正しかろうと、小説家は卵の側に立つ」。というのを思い出しました。

ほかにも印象的なシーンはたくさんあったけれど、また書くことにします。

いい番組だったなー。録画して2回見た。

他の地域では2/11に放送。多くの人に届いてほしいー

 

 

令和の百姓一揆についてはこちら

 

令和の米騒動から「令和の百姓一揆」を考える。 わたしたち民の手に食を取り戻す「食の民主化」運動。

 

じぶんの頭で考えて行こう。

 

 

ベジアナあゆみ