今日はJAえちご上越の「地域農業セミナー」でお話をさせていただきました。
講演会のあと、質疑応答があった。
あれって難しいよね。
わたしの話は、各地の事例と、農業に対するとらえ方、価値の再発見みたいな話なので、終わった後にまず質問などは出ない。
手が上がらないのをシーン…と待つ間の空気ははっきり言って、双方、気まずい。
でも今回はちょっと粘ってみた。
やはりすぐには手が上がらなかったので、司会の方が、ありませかね〜と言いかけたその隙を縫って!
「質問じゃなくても感想コメントでもいいのでお願いします。何もないと寂しいですからね。」
と言ってみた。たったこれだけの言葉だけど、これまで言うことができなかった。
でも最近思うところあって、粘ってみようと思ったのだ。
まず、「質問ある方は?」っと、促されると、何か質問しないといけないと、普通、人は思う。
でも実際は、感想でもコメントでもいいのだ。
だいたい、どんなシンポジウムでも、
質問という形よりも、自分の意見を言いたい人の方が多い。
それを困る、ととらえて拒否してしまうのは、もったいない。
(もちろん、意見を言いたい人にも2通りあって、講演内容に関係なく主義主張の場だととらえる人と、
講演を聞いたことにインスパイアされて、こんなことを思った、という場合もある。意外と後者はいる。)
それと、学会などの質疑応答を見ていると、
「あの事例の話に共感したので、具体的にもうちょっと詳しく聞きたい」という形の質問だ。
これは、双方にとって、よい。
いい質問だ。
講演内容がきちんと伝わり、その部分が相手の心に響いたのだなということがわかる、証拠にもなるからだ。
そんなわけで、感想コメントでもいいですよと言ってみた。
そもそも、講演本番中もうつむき加減で退屈そうにしている人は少なく、
しっかり顔をあげて、こちらを向いて聞いている人が多かったから。
誰か、何か、ひとつぐらいあるに違いないと。
そうしたら、1人の人が手を挙げてくれた。
講演の最中にも2回ほど、拍手をしてリアクションをしてくれた人だった。
その方は、若干ご自分の経験や主張を語られたが、まあ結論は、今日の講演に共感したというものだった。
よかったー@@
時計を見るとまだ終了予定時刻まで8分あったので、調子に乗ったわたしは、あと3人お願いします!と
言ってみた。
そうしたら、パラ、パラ、と来て、とうとう、パラ、とミッション4人をクリアした!
嬉しかった。
そして、おお、この人はわたしの話のこんなところが響いて、受け止めてくれたのかーと思い、
たまらなく嬉しく、気持ちよかった。
その感想やコメントの内容もさることながら、
わたしの今日のテーマは、対話、交流だったので、
一方的に、話しを聴いてもらっただけで、帰るわけにはいかなかったのだ。
自分自身のテーマとして、双方向、インタラクティブ、参加型、についてはそれなりに考えてきたつもりだけれど、
真の対話には、何が必要で、
何が欠けていたら、それは真の対話とは言えないのか、
あともう少しで、つかめそうな気がしてきた。
というわけで、
続きはまた次回〜
