花粉症危険度チェック
アレルギーを引き起こす物質は、
おもに空気中を浮遊するタンパク質または糖タンパク質からなるものです。
具体的にはスギ、ハウスダスト、ダニ、カビ、
ペットの毛、昆虫(蛾やゴキブリなど)などです。
これらの物質が鼻や粘膜から体内に吸収され
『異物』と認められて神経や血管などを刺激し、
アレルギー症状を引き起こすのです。
花粉症の大多数を占めるスギ花粉症は
年々患者数が増加し、低年齢化しているといいます。
花粉症は一度かかると残念ながら完治することがほとんどありません。
しかし、日常生活の工夫などで症状が起こらないようにして
生活に支障がないようコントロールできます。
自分がどのくらい花粉症にかかる危険度があるか
確認してみましょう。そして、危険度が高い人は
日常生活で症状が起こらないように気をつけていくことです。
次の質問に「はい」「いいえ」でお答えください。
「はい」の数がいくつあったか覚えておいてください。
1 外出すると鼻水が出る
2 鼻のかゆみを感じる
3 目のかゆみを感じる
4 鼻がつまってよく眠れない
5 春になると皮膚がカサカサする
6 親がアレルギー体質だ
7 かぜをひくと咳が持続する
8 においを感じないことがある
9 幹線道路の近くに住んでいる
10 春は出かけるのがイヤだ
「はい」がいくつありましたか。
1~2個 危険度20% 外出時にマスクをつけるなど花粉を避けましょう。
3~4個 危険度40% 飲酒喫煙を控え、ストレスや過労を減らすように。
5個以上 危険度70% 適度な運動をしたり乾布摩擦などで皮膚の鍛錬を。
花粉症対策には、セルフケアが一番です。
次の点に注意して快適な生活を送りたいものです。
●花粉を避ける…花粉の飛散量が多いときは
できるだけ外出を控える。
やむを得ず外出する場合、
マスクやメガネ、帽子を着用。
帰宅時はドアの外で
髪や衣類についた花粉を落とすこと。
ほかに、屋外に干した洗濯物や布団は
よくたたいてから取り込むなど、
室内への花粉の侵入を防ぐことも大切。
●粘膜のダメージにつながる
誘因を避ける…鼻の粘膜には細菌やウイルスを撃退する働きがあります。
この働きに悪影響を及ぼすストレスや過労、乾燥、
アルコールやタバコなどは控えましょう。
●花粉に負けない
体づくり…乾布摩擦や薄着の習慣、皮膚の鍛錬、
適度な運動などには、血行をよくし、
鼻づまりを改善する効果があります。
即効性はないですが続けることで良い影響をもたらします。
東日本大震災からまもなく2年になろうとしています。
地震の記憶が薄らぐとともに
節電や買い控えといった行動もつい忘れがちです。
被災地では苦しい避難生活を送っている方が
まだ大勢います。
これからも日本人が一致団結して
「頑張れ、ニッポン!」
日本を再生させましょう。
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