夜、子供を寝かしつける時によく歌われるナーサリーライムスをご紹介します。私がイギリスでよくこの歌を聞いたのは毎週通った近所のプレイグループでした。


イギリスには親、祖父母、もしくはベビーシッター(イギリスではNannyやChild minderと呼ばれる職業です。)に連れてこられた未就学生の子供が遊べる場所が各地にあります。おもちゃがたくさんあり、子供が楽しく過ごせる場所です。

 

それをプレイグループといい、教会のホールや公民館などで地域の方やボランティアの方々が開催しています。そこでは、ちょっとしたフルーツやおやつと飲み物が出る場合が多く、1,2ポンドほど(日本円で140-280円程度)支払います。もしくはいくらでも構わないので募金をお願いするとう所もあります。

月曜日はここ、火曜日はここといった風に選び計画を立てると、同じ場所の同じ時間帯に行くとだいたい同じメンバーに出会えるので、お友達ができるのに絶好の場所でもあります。

その近所のプレイグループでは、この「ロック・ア・バイ・ベイビー」を必ず歌ってくれました。そこにはたくさんのぬいぐるみがあり、子供たちに配って持たせてくれます。そして、そのぬいぐるみをそれぞれの子供たちが寝しつかせるのです。いつもこれをプレイグループの最後に歌ってくれていました。それは、ちょうど子供たちのお昼寝になる時間帯、午前11時頃に行われ、子供の気分をゆったりさせるのにぴったりの曲でした。


この中に隠れているライムスRhymes/韻をふんでいるのは1組のみです。
是非当ててください。


ロック・ア・バイ・ベイビー
Rock-a-bye baby, on the treetop,
赤ちゃんをゆらして、木の上で


When the wind blows, the cradle will rock,
風がふくと、ゆりかごもゆれる


When the bough breaks, the cradle will fall,
枝が折れると、ゆりかごが落ちる


And down will come baby, cradle and all.
そして、赤ちゃんもおりてくる、ゆりかごと全てが

(最後は危ないと思ったりするのですが、木の下で母親かだれかが受け止めたのじゃないかなと思います。)


イギリス発音での歌はこちらから(手話つきです)

 

(このビデオでは無事に小鳥さんが着地してましたね。よかった。ほっ)

 

 

さて、ライムスは見つかりましたか?

ォールfall/落ちる
オールall/すべて
どちらの単語もallが使われており、綴りをする時に役立ちますね。


本来であれば、treetopとrockの組合わせ部分もライムスになった方がすんなり詩として成り立つのですが、ちょうど合う言葉がなかったのでしょう。ただ、どちらも末尾の発音は小さな「っ」の音の入った発音の単語が使われており微妙に似ている組み合わを選んだと思います。


ライムスRhymes/韻を踏む音使いで耳にすっと入り、すぐに口ずさみたくなる詩、ナーサリーライムスですね。


アメリカではマザーグースといいますが、イギリスではナーサリーライムスと呼びます。


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<ナーサリーライムスとの出会い>

子供を出産した時、義母にどんな風に主人を育てたかを聞く。義母は主人の首がすわり、座って本が見られる頃(約生後6か月)から子供に読み聞かせをしたそうだ。初めての読み聞かせにナーサリーライムスを勧められる。ナーサリーライムスの読み聞かせを自分の子供たちにも幼児の頃から始める。子供二人とも、英語も第二か国語の日本語も上手に使いこなしている。