11月5日はボンファイア・ナイトでした。通常であれば花火大会やボンファイアが行われる日でしたが、コロナウイルスの影響ですべて中止。ですので家で花火をしました。


昨年のボンファイア

 


そのボンファイアの起源は1605年に遡り、カトリック教徒のガイ・フォークスとその仲間が、国王ジェームズ一世のカトリックへの弾圧に反対し、国会議事堂の爆破を計画することからはじまります。匿名での通報によりガイ・フォークスは捕まり計画は失敗と終わります。




詳しくはたくさんのサイトで紹介されていますのでご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、この歴史的事件が元になった詩をご紹介します。11月になるとイギリスでは学校で話題に取り上げられ詩も朗読されることがあります。



この詩の中にもライムスRhymes/韻を踏んだ言葉が隠れています。是非当てて下さい。



リメンバー・リメンバー・ザ・フィフス・オブ・ノーベンバー/ Remember, remember the fifth of November


Remember, remember the fifth of November,
忘れるな、忘れるな、11月5日を。
Gunpowder treason and plot.
火薬の反逆と陰謀を
I see no reason
理由はどこにもないはずだ
Why gunpowder treason
火薬の反逆
Should ever be forgot!
この事件が忘れ去られるべきことは!

Guy Fawkes, Guy Fawkes, twas his intent
ガイ・フォークス、ガイ・フォークス、 彼の意図は
To blow up the King and the Parliament
国王と議会を爆破する
Three score barrels of powder below
60個の火薬の樽の下
Poor old England to overthrow
貧しき古きイングランドを打倒するために

By God's providence he was catched
神の摂理によって彼は捕らえられた
With a dark lantern and burning match
暗いランプと燃えるマッチ
Holler boys, holler boys, let the bells ring
男子よ叫べ、男子よ叫べ、ベルを鳴らせ
Holler boys, holler boys, God save the King!
男子よ叫べ、男子よ叫べ、神よ国王を守り給え


ライムス/Rhymes/韻を踏んだ言葉は見つかりましたでしょうか。今日は7組ありました。


リメンバーremember/覚える
ノーベンバーNovember/11月
emberの部分の綴りが同じですね。


プロットplot/計画
フォーゴットforgot/忘れる
otの部分の綴りが同じですね。


リーズンreason/理由
トリーズンtreason/反逆
reasonの部分の綴りが同じですね。


インテントintent/意図
パーラメントParliament/国会
entの部分の綴りが同じですね。


ビロウbelow/の下に
オーバースロウoverthrow/転覆する
owの部分の綴りが同じですね。


キャッチドcatched/ cathch捕まえるの過去形
マッチmatch/マッチ
きっちりライムしていませんが、だいたい似ているので使われています。

リングring/指輪
キングKing/王
ingの部分の綴りが同じですね。



英語の朗読はこちらから

 

 

 

ライムスがあることで耳にすっと入ってきてすぐに口ずさみたくなりますね。綴りが同じ箇所は発音も同じでスペルをする時に役立ちますね。



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お知らせです。
私はイギリスで栄養士になりたいと思い勉強中です。今月大学院に申し込みするため、準備と勉強時間を長くしようと思います。ですので、ブログは週1回の投稿となります。今まで読んでくださり本当にありがとうございました。また来週!


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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<ナーサリーライムスとは>
昔から伝わる童謡や歌謡。韻を踏んだ言葉がたくさん使われている。

<ナーサリーライムスとの出会い>
子供を出産した時、義母にどんな風に主人を育てたかを聞く。義母は主人の首がすわり、座って本が見られる頃(約生後6か月)から子供に読み聞かせをしたそうだ。初めての読み聞かせにナーサリーライムスを勧められる。ナーサリーライムスの読み聞かせを自分の子供たちにも幼児の頃から始める。子供二人とも、英語も第二か国語の日本語も上手に使いこなしている。