●12日
【BT39•8w2d】【1y3m29d】
経過観察③〜心拍確認④〜
風前の灯だった心拍が僅かに上昇し、胎芽も極小ながら倍の大きさになっていた前回の診察。
安心はできないけれど、成長はしているのでもう少し経過を見ないと判断できないと言われていました。
この週数でこの心拍、この大きさは絶望的。
頭では分かっていても、
この子は奇跡をおこしてくれるんじゃないか と
まだお腹の中に赤ちゃんがいてくれている妊婦の身としては、信じたいというよりも
信じてあげなきゃいけない
という気持ちでした。
息子に沢山お腹に話しかけたりしてもらいながら なんとなく落ち着かない1週間を過ごし、内診台へ。
もう何度も諦めているし、夫とも流産後の妊活プランまで話し合っているので
何を宣告されても受け入れる準備はできていました。
でもでもやっぱり
奇跡を起こして
また動いている心臓を見せて欲しい。
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やはり胎芽も胎嚢も大きくなっておらず
はっきりとした心拍は見えませんでした。
前回の診察から今日までの間に、力尽きてしまったんでしょうと。
一応まだ心臓は少し動いているから、週明け月曜日に再度確認をして
手術の日程を決める事になりました。
夫には話していましたが
移植後陽性判定が出たものの、その後の診察でエコーの度に、息子の時と比較して色々と違和感を感じてきていたので
今回は残念だったと言われても、正直納得というか。
hCGは息子より低い(息子の時はBT8で100以上、今回はBT8で89)
胎嚢も息子より小さい
卵黄嚢が見えるのも息子より遅い
最初に見えた心拍も息子の半分くらいしかない
何もかもが、息子を妊娠した時と違った。
だけど、ママの薄い内膜に着床してくれて
弱くてゆっくりだけれど 小さな心拍を見せてくれたのは確か。
そもそも、今までたった1回の採卵と3回の移植で
2回妊娠、1回出産できただけでも、私のAMH(0.23)では奇跡なのかもしれない。
息子を妊娠した時、無事に生まれてきてさえくれていればそれだけでもう充分だと思っていたはずなのに、存在はどんどん当たり前になり
ミルクを飲まない、ご飯を食べないと怒って自己嫌悪したり
いけなかったな
今回の件で、小さな小さな命が教えてくれたこと。
息子の存在のありがたさ
妊娠して無事に五体満足で産まれてきてくれる事の奇跡
ちゃんと、噛み締めて毎日生活しなくっちゃ。
おむち
ママのところに来てくれてありがとう、
頑張ってくれて
本当に本当にありがとう。
戸籍には残らないけれど
君は間違いなく私たち家族にとって
第二子です。
あなたには
こんなに可愛い可愛いお兄ちゃんが待っていたんだよ。
また、必ず戻ってきてね、
待ってるよ。
/ボクはいつまでも待ってるよ〜っ!\