マヤ暦の専門家で一般社団法人シンクロニシティ研究会の代表の
越川宗亮(こしかわそうすけ)さんが紹介されていた
『リトル・トリー』という本を2023年5月に読みました。
フォレスト・カーターという
アメリカの作家の本です。
ネイティブ・アメリカンのチェロキー族の血をひく
祖父のもとで過ごした
作者の子ども時代がベースとなっているようです。
主人公の男の子「リトル・トリー」が
両親を亡くし、
チェロキーの祖父母と
山の森で暮らす話です。
楽しいこと、つらいこと、
様々なことがおこりますが、
このおじいさん、おばあさんが
何ともステキ。
精神性と言うのか、
心の強さと言ったらいいのか・・・
感動しました。
植物や動物、風などとつながりあいながら、
共に暮らす生き方には
驚きもありました。
物語の中で、
おじいさん・おばあさんが
「kin」という言葉を使います。
英語で「kin」は「血縁」「親族」などの意味を持ちますが、
英語が本来の言語でないおじいさんたちは、
自分たちに通じる独特の意味合い
~loveやunderstand のかわりのような~
で「kin」を会話に使います。
本の後ろについている
宮内勝典さんの解説で、
その「kin」について触れられています。
おじいさんたちの使う「kin」には
愛や理解がこめられ、
マヤ暦の1から260のキンナンバーの
「KIN」とも通じるものが感じられます!
マヤ暦のKINも、
リトル・トリーのおじいさんたちのように
愛と理解のエネルギーをこめて使おう!