先日、夫と東京・上野の国立博物館へ行ってきました。
大きな木の向こうにちらっと見える行列は「キトラ古墳」のお客さん達です。
私が行ったのは同じ博物館で開催されている「栄西と建仁寺」展。
俵屋宗達「風神雷神図屏風」、軽やかさと躍動感があって良かったです!
海北友松「雲竜図」も(^^)
>>展覧会の見どころ
ところで、最初の写真に写っている大きな木は、ユリノキという木です。
ユリノキは葉っぱの形が面白くて、半纏(はんてん)に似てるということから「ハンテンボク」とも呼ばれます。
ちょうど、花が咲いていました。
この黄緑とオレンジの花、なんとも不思議な魅力があります。
花をたくさんつけた大きな大きなユリノキにも、「風神雷神図屏風」と同じぐらい感動しました。
「栄西と建仁寺」展には、障壁画の他、絵画や工芸、名僧の書など様々な物が展示されていました。
私は「仏像とか古文書よりも、花鳥図とか龍の飾りのついた工芸品とかが好きだなぁ」と思いましたが、同じ展覧会を見ても、仏像に注目される方もいるし、書に心ひかれる方もいるでしょう。
「天目茶碗よかったわ~♪」とか。
その
「なんだか惹かれる」
「感動した!」
そういう感覚ってとても大事なものだと思います。
「自分がどうしたいのかわからない」
「自分の気持ちが分からない」
という方が、意外と多くいらっしゃるように思います。
そういう時には、芸術作品でも花でも、美しいものに触れて、「こんな感じが好き!」という感覚をキャッチすることがオススメです。
好きをキャッチするのが上手になると、自分を心地良くするものや幸せにしてくれるものも直感的にキャッチできるようになる。
それが自分らしい幸せな未来につながるんじゃないかな?
私もアンテナを磨きたいと思います。