皆さま、おはようございます!
今日は高松市民の憩いの地、名景勝地でもある栗林公園の最寄り駅、
高徳線・栗林公園北口(りつりんこうえんきたぐち)駅の訪問記です。
栗林公園…いつかは訪れてみたいスポットでしたが、
満喫するのに丸一日かかる(めっちゃ広いんです)ので
未だ入園出来ずにいたんですよね。
かつて園内に動物園やレジャー施設がある時代もあったとか。
それらの跡地を見たいと思ってました次第でした。
公園の最寄り駅として昭和61年に開業したのが当駅でしたよ。
上の写真を見ると神社しか写ってないように見えますけど、
駅は神社の西側、この位置にあります。
お隣りにあるのは稲荷大明神、
参道を高徳線の高架線が跨いでいて罰当たりじゃないかと思いましたが、
神社のアクセスが良くなったということでヨシとしましょう。
栗林公園北口駅はその高架線上に設けられた高架駅で、
開業当時からホームがあるだけの無人駅でした。
構内の様子を眺めます。
ホームへの進入は階段のみでバリアフリーは未対応。
国鉄末期に開業した駅なので仕方ありませんわね。
階段を登りきるとホームが現れました。
ホームの東側にはわずかな長さですが上屋が架けられてます。
こちらが栗林公園北口駅の単式ホームなり~
名所案内がガイドする先はもちろん「栗林公園」ですが、
見ての通りステキなイラスト入りなんです。
地元の高校生が制作した作品なんですって。
名所案内に「栗林公園まで0.3キロ」の表記がありますけど、
確か駅の真下でこんな看板を見たような気が…
ズバリ言います。高校生の主張の方が正しいですからね。
四国は今時期、ディスティネーションキャンペーンの
プレ期間中だったことをここに来て知りましたよ。
ワクチン接種が功を為して無事にDCが開催されればイイのですが…
我が地元の宮城なんか、この4月から
半年間の期間で東北DCが始まったってのに、
まんえん防止等重点措置の対象地域指定で
予定されてたイベントがことごとく中止されちゃいましたから。
さてさて、高架線上に設けられた栗林公園北口駅でしたが、
高架線そのものは昭和51年に開通してます。
高架線に「1973(昭和48年)-3」の銘鈑が貼られてますので、
ちょい前のブログにUPした予讃線・伊予大平駅みたいに
竣工から開通まで相当な年月を要したわけではなさそうですね。
それでは高架線が開通する以前は、線路はどこにあったかというと…
下は国土地理院のサイトから転載した昭和50年撮影の航空写真ですが、
高架線の手前側に地上線時代の旧線が伸びてたようです。
地上線の廃線跡は現在、
「ふれあい通り」と命名された遊歩道に転用されてました。
ここを歩けば高架線と廃止された地上線の合流地点が見れるかも?
…ってことで、遊歩道を歩くことにしましたよ。
趣味と健康促進の両方が満たされて一石二鳥です。
なによりも、こんな新緑を見せられたら歩かずにはいられませんでしょう。
しかーし!
幾度歩いても合流点はさっぱり見えず…
片道10分歩いたところで引き返してきちゃいましたわ。
後で確認したところ、合流点は現在
更に10分歩いた住宅地の裏手の緑地帯に変わってるみたいですね。
お前は意気地なしとか言わんといて!
現行線の築堤とその手前側にある地上線時代の配線跡が見れる景色…
高架化された区間のどこでも見ることが出来る光景ですが、
この景色が好きだっていう人、自分だけじゃありませんよね?
最後は列車が発車する駅の写真で〆ます。
鳥居の手前側が旧線跡。
古い航空写真によると旧線時代は踏切の先に神社があったみたいで…
当時の付近の様子がめっちゃ気になってました。
駅ファンなら必読な一冊です。
色んな意味で話題作です。
↑(高松駅方面)
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