皆さま、こんにちは!
今日は、今月初旬に駅巡りを楽しんだ高徳線から、
栗林(りつりん)駅の訪問記です。
大正14年に開業、昭和51年に高架駅化された駅でした。
近代的な駅舎を持つ栗林駅ですけどここは非電化路線の高徳線。
電車ではなくて気動車列車が発着するのですよね。
このことに違和感を感じてたのは自分だけかな?
どことなく、八戸線・本八戸駅を思い出してましたよ。
街並みはこちらの方が都会的ですけどね。
階下にはJR四国グループの不動産屋さんが入居してます。
自分は今まで「四鉄」を「してつ」と呼んでましたが
正しくは「よんてつ」だった模様。
阿波半田駅の駅前で見たこの看板も実は「よんてつ」だったりして?
これは違うかな?
それと中華料理屋さんも入居してましたよ。
お店の名前を見てドキッとしましたけど、
店名に「ょ」の字があってホントに良かったです。
ここは人気店らしくお客さんが頻繁に出入りされてました。
親子丼が580円に、ちんた…もとい、ちょんたまランチが680円なり。
安さの勝利でしょう。
栗林駅は三層構造で改札口は2階にあります。
さっそく中を覗いてみますぞ☆
栗林駅は「みどりの窓口」も営業している駅員配置駅で、
特急列車を含めすべての営業列車が停車します。
駅までレンタカーで来た自分は入場券を購入して構内にイン。
フロアには物々しい物体が置かれているのですけど…
これって何でしょ?
芸術的なモノ?
自分は美術的なセンスが全然伴ってないことは自覚してますが、
それにしてもわからなすぎます。
皆さんはコレが何か理解出来ますかね?
そこで、窓口にいらっしゃった女性の駅員さんに聞いてみました。
駅員さんもお客さんから、
コレの正体をたびたび聞かれるって言ってましたっけ。
駅員さん曰く、作家さんのカラダを内部を模したモノとのこと。
手前側が口で奥側が内蔵らしいです…って内蔵!?
…ということは、こちらはおケツ的なモノか?
芸術センスを身につけるってホントに難しいです。
自分には無理だわ。
階段を上がって最階上にあるホームに進入します。
栗林駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造でした。
この年代に造られた国鉄駅舎としては珍しく
エスカレーターが設置済みでしたよ。
ホームにエレベーターは無くエスカレーターは片道運行のみです。
いずれここもバリアフリー化される時代が来るのかしら?
そうそう、ホームからはこんな光景が見れました。
そこで気になったのは、栗林駅が地上駅だった頃に
この道路はどこを通っていたのかってことです。
地上に駅舎が合ったら道路は貫通出来ませんからね。
そこでいつものように国土地理院のサイトで古い航空写真をチェック、
高架駅舎が建設中の昭和50年に撮影された写真を見つけました。
そもそも昔は道路が貫通してなかったんだ。
そしてもう1枚、
昭和20年7月5日に米軍機が撮影した写真を見つけました。
実は撮影日の前日に高松市内に向けた空襲(高松空襲)が行われて、
1,400人弱の市民が亡くなったそうです。
写真はその様子を収めたモノか。
街が焦土化してるように見えるのはそれが理由なのでしょうね。
駅舎がそのままの姿で写真に写ってますので
空襲に耐えることが出来たのでしょう。
そんな駅舎の絵画がホームに上がる階段の途中に掲げられてました。
今じゃ想像出来ないくらいのレトロな駅舎が栗林駅にあったとは…
いつかタイムマシーンに乗ってそんな駅の様子を見てみたいですが、
そんな時代なんか来ないことを自分は知ってますからね。
だって未来人に会ったことが無いですもん。
でもいるならば、昭和50年の高松市内に自分を飛ばしてください。
お願いします!
↑(高松駅方面)
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