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皆さま、こんにちは!

 

長い仕事の繁忙期からようやく脱出しました。

4月以降は無職に近い状態になりますので

幼稚園や学校の関係者さん、動画撮影の仕事をご紹介ください!

格安で請け負いますので。

 

今日は宇部線から、ステキな木造駅舎が残る

床波(とこなみ)駅の訪問記です。

床波駅のなにがステキだってですね、

駅が開業したのは大正12年のこと。

宇部線が国有化される以前の宇部鉄道が設けた駅なのです。

ソレ自体は珍しくはありませんが注目は駅舎!

駅が開業した当時からあるモノで宇部鉄道が建立した駅舎なんですって。

 

国鉄~JRに移行してから既に80年近くが経過してますので、

国鉄仕様に改装されてる箇所が多々ありますけど、

それでも私鉄時代の面影が今も残っているんじゃないかって

思った次第です。

だから駅舎や構内をマジマジと見てきちゃいました。

 

正面に、いかにも「国鉄ちっく」な駅名標が掲げられてますが

自分が床波駅を訪れたのは2年前のこと。

最近になってJR仕様のモノに交換されたみたいですね…残念!

 

床波駅の駅前風景なり~

この景色からだとわかりにくいかもしれませんが、

300メートルほど歩くと瀬戸内海の海岸線に出ることが出来ます。

 

現在は無人駅の床波駅ですが、

国鉄に移行後も平成24年まで簡易委託駅だったそうで、

当時使われていた出札窓口が塞がれぬまま残されてました。

コンパクトにまとめられた窓口に

私鉄時代の電車駅っぽさを感じるのは自分だけでしょうかね?

 

待合室の様子はこんな感じ。

奥に見える壁面の左側を貼り替えた形跡が見えますけど、

昔はここにキヨスクがあったらしいです。

 

駅舎の事務所スペースの一部が駅便(駅の便所)に改装され、

ホーム側から出入り出来るようになってました。

 

続いてはホームにイン。

床波駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造です。

 

2本のホームを結ぶ跨線橋の上から見た構内の様子です。

駅舎側じゃないホームの裏側に

鉄道用地があることに気づかれた方はするどい!

 

昔はここに線路が敷かれており、

保線車両の留置に使われていたみたいですね。

 

構内の裏側に伸びていた線路はすべてが撤去されたわけではなく、

ほんのちょっとだけ残されてました。

かつては車扱いの小口貨物輸送が行われていた宇部線、

床波駅で貨物の取り扱いがあった時代の名残りではないでしょうか?

 

結局、私鉄時代の面影らしきモノは見つかられませんでしたが、

最後にホームの端部を見てニンヤリとした自分。

宇部鉄道の旅客列車は、開業した当時は蒸気機関車の牽引による客車で

昭和4年に1500V電化され電車化を果たしてます。

ホームの一番低い層は客車列車の時代のモノで間違いないでしょう。

それにしてもこのホーム高、めっちゃ低いと思いません?

 

戦前に買収された私鉄線は

地元にも仙石線(旧・宮城電鉄)がありますけど、

当時の駅舎が残る駅は皆無です。

それを思うと宇部線ってスゴイと思うんですよね…

仕事が落ち着いたから地方路線の駅巡りを楽しみたい気分ですが、

コロナ感染者が急増中の宮城県民は、

今時期は外を出歩くなって言われちゃうかな?

 

国鉄時代の床波駅の構内の写真が掲載されてます。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

宇部線

 

↑(新山口駅方面)

上嘉川駅(平成31年1月9日)

深溝駅(平成31年1月9日)

周防佐山駅(平成31年1月9日)

岩倉駅(平成31年1月9日)

阿知須駅(平成31年1月9日)

岐波駅(平成31年1月9日)

丸尾駅(平成31年1月9日)

床波駅(平成31年1月9日)

常盤駅(平成31年1月9日)

草江駅(平成31年1月9日)

宇部岬駅

東新川駅

琴芝駅

宇部新川駅

居能駅

岩鼻駅

↓(宇部駅方面)

 

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