皆さま、こんにちは!

 

長かった黄金週間も今日で終わりですね。

自分は所々で仕事をしてたので休んだ気はしませんでしたが、

連休に旅されてるお仲間さんのブログを読みながら

連休気分を楽しんでましたよ。

ホンネはめっちゃ羨ましく思ってたりして…ふんだ!

 

今日は今年の1月に訪れた

宇部線・深溝(ふかみぞ)駅の訪問記です。

深溝駅は宇部線の前身である宇部鉄道の手により

大正14年に開設された駅。

駅舎は昭和31年に建て替えされたモノだそうですよ。

 

こんな話を聞くと、ついつい私鉄時代の面影を探したくなる自分。

宇部鉄道が国有化されたのは昭和18年のことで

駅舎は国鉄時代に改築されたモノですけど、

明らかに延長したとわかるホームのこの部分。

宇部鉄道時代の車両は16メートル級(現在は20メートル車)ですので、

これぞ私鉄時代の遺構ではないでしょうかね?

ホームのコレを見るとワクワクしてきちゃうのですが、

そんな同好のお仲間さんも、きっと多いのではないかしら?

 

駅舎に入りますがその前に…

地名から名付けられた「深溝駅」という駅名ですが、

宮脇俊三先生の著書によれば、

そもそもこの辺りは、15世紀中頃までは海の中で

付近には港があり貿易が盛んな地だったとのこと。

その当時の地形が地名になったみたいです。

深溝駅は、湾の海岸線から1.5キほど離れた場所にあるので

この話には驚きましたが、駅名の由来を探ると結構面白いですよ。

 

木製の扉を開けて駅舎に入ります。

隙間が空くので北日本の駅じゃなかなか見れないアイテムですね。

 

出札窓口はあるものの、

現在は無人駅化されているので窓口は板で塞がれてました。

 

待合室は結構狭くこんな感じ。

持参した格安コンデジでは全景が入りきれないので、

ホームに出て撮影しましたよ。

 

続いてはホームです。

深溝駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造。

宇部鉄道~国鉄時代から引き継がれた線路配置でした。

 

構内でレトロな駅便(駅の便所)を発見!

 

建物財産票によれば、駅舎よりも古い昭和25年築の建物だそうです。

「日本国有鉄道」の文字が記されている建物財産票は

意外に珍しいのではないでしょうかね?

これを見て、嬉しくて悶えてましたが

決してお腹をくだしていた訳ではありませんので

念のために言っておきます。

 

駅舎の脇には謎なコンクリート基礎がありました。

最初見た時は旧駅舎のモノかと思いましたが、

現在の駅舎は旧駅舎跡に建ってますので違ってたみたい。

 

ちなみに下は昭和51年に撮影された航空写真ですが、

この時期は確かに、この場所に「何か」があったみたいですね。

信号機室とも思いましたけど、

宇部線がCTC化されたのは昭和59年のことで

それではなさそうですし…

駅構内にあるコンクリート基礎が気になるのは

自分だけじゃありませんよね?

 

最後は深溝駅で行き違う2本の列車の写真で〆ます。

写真に写る車両は1両で運行可能な1M電車のクモハ123。

かつてはJR東日本やJR東海にも仲間がいた形式ですけど廃車され、

現在は宇部線・小野田線で活躍する5両だけになってしまいました。

この車両には元・可部線向けと元・阪和線向けの

2グループが存在しますが、深溝駅でそれらを同時に見れて

すごく得した気分でいましたよ。

 

次に、深溝駅の全景と車両を一緒に撮ろうとしたところ、

急に曇り出してしまいました。

雨男あるあるです。

 

先月半ばにJR北海道の全駅を見終え、

年内はJR四国の全駅を周るために四国に通うことにしました。

8月には海水浴シーズンしか営業しない

臨時駅の田井ノ浜駅に向かいますが、

ぼっちで海水浴を楽しんでても不審じゃありませんよね?

オッサンだって夏は海水浴を楽しみたいのです。

メインはもちろん駅ですけど。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

宇部線

 

↑(新山口駅方面)

上嘉川駅(平成31年1月9日)

深溝駅(平成31年1月9日)

周防佐山駅

岩倉駅

阿知須駅

岐波駅

丸尾駅

床波駅

常盤駅

草江駅

宇部岬駅

東新川駅

琴芝駅

宇部新川駅

居能駅

岩鼻駅

↓(宇部駅方面)

 

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