皆さま、こんにちは！
奥羽本線・赤岩駅の廃止が報じられたと思ったら、
今度は臨時快速「ムーンライトながら」の廃止が発表されましたね。
昨年の春以降、運行列車が設定されてないので
結果的に自然消滅してしまったカタチです。
自分は平成29年の冬に乗車したのが最後でしたわ。
MLながらは、前身の「大垣夜行」時代からよく利用していた自分。
宿代を浮かせるために青春18きっぷで下り列車に乗車し、
静岡駅だったかな？上り列車に乗り換えて
東京駅に戻ってきたのも懐かしい思い出です。
正直、この列車にあまり良い印象はなく、
指定席が無かった「大垣夜行」時代は混雑が酷くて
発車の１時間前から並んでも着座出来ない日があるのはざら。
そして忘れちゃいけないのがこちらのエピソードです。
下り列車が終点の大垣駅に近づくと、
車内は目に見えない緊張感が漂い始めまして…
ざわ… ざわ… ざわ…
大垣駅から先を行く下り列車に乗り換えるために、
乗客が大垣駅の跨線橋付近に集中。
到着後、一気に跨線橋を駆け抜ける「大垣ダッシュ」が見られたのです。
自分、これが苦手でして…
見てくださいよ、皆さんの疲れっぷりを。
ちなみにこちら、11年前の「大垣ダッシュ」の様子でした。
切符のキャッシュレス化が進む昨今、
「青春18きっぷ」が過去帳入りする日も遠くないのかもしれませんね。
話は変わりまして、今日は長良川鉄道から
白鳥高原（しろとりこうげん）駅の訪問記です。
長良川鉄道越美南線では昭和61年に第三セクター化された直後から、
無人駅が怒涛の如く新設されました。
国鉄時代は25駅（起点の美濃太田駅を除く）だったのが、
現在は37駅もあるのですからスゴイです。
白鳥高原駅もてっきり第三セクター化後に出来た駅かと思いましたら、
国鉄時代の昭和30年に開業したとのこと。
開業当時の駅名は地域名を冠した「二日町駅」で
平成８年に改称したそうですよ。
構内のどこかに国鉄時代や二日町駅時代の遺構があるかな？
そんなことを考えてたらワクワクが止まりませんでしたわ。
最初にチェックしたのは駅名標です。
郡上郡白鳥町→郡上市白鳥町に変えた形跡はありましたが、
二日町駅の表記は浮かび上がっておらず。
国鉄時代の駅名標に長良川鉄道表記のボードが
貼りつけられてたみたいですね。
こちらは第三セクター化後に設けられたと思われる名所案内。
奈良時代の僧侶である泰澄（たいしょう）が
白鳥に案内され開いた集落であることから
付けられた地名だそうですよ（諸説あり）。
白鳥高原駅の単式ホームなり～
ホーム中央に年季が入った待合所（上屋）が備わります。
開業当時に造られたモノで間違いないでしょう。
ホームからは見えませんが、街並みの背後に長良川が流れてました。
白鳥高原駅は古風な街並みと自然に囲まれた
素敵な立地にある駅でしたよ。
こうして白鳥高原駅ウオッチングは終了。
国鉄時代の遺構を見つけることが出来ず諦めて帰ろうとしたのですが…
あれってひょっとして…
この駅名標、文字を消した形跡がある!?
そこで画像をコントラストアップしたところ…
旧駅名（二日町駅）を消した跡がありました！
最後の最後に見っけ！
古さからしても国鉄時代に立てられた看板で間違いないでしょう。
こんなモノで興奮出来るんだから、自分って安上がりだな～
駅ファンの皆さまならこの気持ち、共感頂けますよね。
なお、この日の旅の往路で乗車したのが
一番上に画像を掲載した「ムーンライトながら」でした。
帰路は0:18豊橋駅発の上り「ムーンライトながら」でしたが、
この時刻に駅のホームに立つことは当分無さそうです。
郡上市（郡上郡）のの昭和の風景が気になります。
訪問駅リスト（第三セクター線 私鉄線 ほか）
長良川鉄道越美南線
↑（美濃太田駅）
富加駅
刃物会館前駅
関下有知駅
松森駅
美濃市駅
梅山駅
湯の洞温泉口駅
木尾駅（平成28年12月29日）
八坂駅（平成28年12月29日）
みなみ子宝温泉駅
大矢駅
福野駅
美並苅安駅
赤池駅
深戸駅
相生駅
郡上八幡駅
自然園前駅
山田駅
徳永駅
郡上大和駅
万場駅
上万場駅
大中駅
美濃白鳥駅
白鳥高原駅（平成28年12月29日）
北濃駅
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