皆さま、こんにちは!
ホームを見ただけですと、全国どこにでもありそうな雰囲気の
長良川鉄道越美南線・関口(せきぐち)駅。
国鉄時代の昭和27年に開業した駅でしたが、
全国的に見ても稀な、ユニークな駅舎を持った駅なのでした。
元々は駅員さんが配置された有人駅で、
平成25年のに無人駅化された際に、
それまでの木造駅舎から、現在の駅舎に建て替えされたらしい。
どんな駅舎に建て替えされたか、
ホームの手前側にあるこちらのの建物なのですが…
ごくごく普通の駅舎じゃないかって?
よ~く見てくださいよ。
なんと、駅舎がローソンの駅なのでした!
駅の敷地にコンビニがあるだけじゃないかって?
よく見てくださいよ、駅名標もしっかりと掲げられてますから。
元々駅舎があった場所にテナントを募集した際に、
ローソンが手を挙げたんですって。
手前のイートインスペースっぽい場所が関口駅の待合室で、
駅の利用者は、ここで列車を待つことが出来るのでした。
そんでもって、このローソン、もとい関口駅には
もうひとつユニークな点があり、
駅舎に車両が引っ付いているのですよ。
車両は越美南線が第三セクター化された際に導入されたナガラ1形。
全国的にも残りわずかになった軽快気動車・Le-carの一員ですよ。
車両を間近で見てみた。
うむ。
うむ。
ニセモノだ。
なお、どうしてもホンモノのナガラ1形が見たい方は、
美濃市駅構内に唯一車籍が残る10号が留置されてますので
ぜひこちらでお楽しみくださいませ。
ここはコンビニの駐車場ではなく、あくまでも駅構内ですので、
タクシーの待機場所も確保されてました。
せっかくですから、ローソン看板の下にあるサイン、
「たばこ」「銀行ATM」のほかに「鉄道」もあればいいのにね。
あくまでもウケ狙いで。
ホームそのものには大きな特徴がは無さそう…
いやいや、石積みのホームを始め、
国鉄時代の面影も数多く見ることが出来た関口駅でしたわ。
ところでところで…
こちらのローソン駅舎が開業したのは平成25年のこと。
この時点でナガラ1形は既にサヨナラ運転を行っていたのですが、
なぜ現役の車両を描かなかったのでしょ?
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