皆さま、おはようございます!
前回のブログで、長良川鉄道越美南線・母野駅の訪問記をUPしました。
母野駅は昭和2年に開業、当時の駅名は「美濃洲原駅」でしたが
昭和31年に「木尾駅」に改称され、
更に昭和61年には「母野駅」に変わってるのです。
昭和32年に2代目・美濃洲原駅(現在の洲原駅)が開業してるし、
この辺りの駅は「駅名の変遷」がとてもややこしいのですよ。
しか~も!
母野駅が昭和61年まで名乗っていた「木尾駅」は
同年に開業した新駅に名を譲ったらしい。
ということは「木尾駅」は時代により2駅存在するわけでして…
こりゃ地元の皆さんも混乱してたのではないでしょうかね?
今回は、母野駅から駅名を譲られたこちらの駅の訪問記です。
長良川鉄道越美南線・木尾(こんの)駅です!
昭和61年、越美南線が第三セクター化された際に開業した駅でしたよ。
昭和61年まで木尾駅を名乗っていた母野駅ですけど、
集落がある木尾地区から外れた位置にあるために
新駅が設けられたようです。
現在の木尾駅は秘境感が漂う母野駅とは違い、
住宅地のど真ん前に位置してました。
駅前にはコミュニティバスの停留所もありましたぜ☆
そんな木尾駅ですけど
付近には史跡が多く、中でも有名なのが木尾白山神社らしい。
それと長良川にまつわる絶景スポット等々も。
個人的には駅の東側にある「旧小学校跡」が気になります。
母野駅と同様に木尾駅にも名所案内を書き換えた「掲示板」があり、
白山神社のことが書かれてたのだと思いましたが…
フォトショのコントラストを触り浮き出た文字を見てみたところ…
道の駅(物産館)だと!?
木尾駅から徒歩10分、距離にして約800メートル東側に
「道の駅美並(みなみ)」があったみたいです。
ここでは朝8時からモーニングが戴けるようですよ。
それでは駅の様子を眺めましょう。
木尾駅は上屋を備えた単式ホームを持つ無人駅です。
駅の出入口は国道156号線とは逆位置の集落側に設けられているため、
国道側から入るには周回する必要があります。
ホームから国道を見る。
両隣りの駅とは1~2キロほどしか離れていない辺りは
いかにも第三セクターの駅的な感じですね。
木尾駅の単式ホームなり~
駅の造りは越美南線が第三セクター化さfれた直後に設置された
他の無人駅と同様の仕様です。
木尾駅の駅名標は長良川鉄道の社紋が入った独自の仕様でした。
自分が木尾駅を訪れたのは今から3年前のことです。
その後、越美南線では駅にナンバリングが施されたために、
現在は新様式のモノに交換された模様。
木尾駅は微妙な進化を遂げてました。
最後は木尾駅のホームから見た景色で〆ます。
木尾駅は駅に居ながら絶景が楽しめる駅でしたよ。
上の方にUPした、フォトショでいじった画像をよく見ると、
「道の駅」の他に「日本まん真ん中…」の文字があるのに気づきました。
調べてみたところ、木尾駅がある郡上市美並町(旧・美並村)は
平成7年時点で日本の人口重心があった町とのこと。
「日本まん真ん中センター」なる施設まで作っちゃったようですが、
その後に東京への人口集中が影響し、現在はここにないみたいです。
あらら…
名所案内から「日本まん真ん中…」が消された理由って、
まさかそれではありませんよね?
訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)
長良川鉄道越美南線
↑(美濃太田駅)
富加駅
刃物会館前駅
関下有知駅
松森駅
美濃市駅
梅山駅
湯の洞温泉口駅
木尾駅(平成28年12月29日)
八坂駅(平成28年12月29日)
みなみ子宝温泉駅
大矢駅
福野駅
美並苅安駅
赤池駅
深戸駅
相生駅
郡上八幡駅
自然園前駅
山田駅
徳永駅
郡上大和駅
万場駅
上万場駅
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