皆さま、こんにちは！
前回のブログで、次回はIGRいわて銀河鉄道・小繋駅を舞台にした
映画「待合室」のレビューを書きます！宣言をしました。
たまにはブログで変わったことでも書こうと思い
そんなことを言い出しましたが、
購入したDVDを初見したらすっごく重く内容が濃いお話でして…
簡単に語れる映画ではありませんでした。
さすが文部科学省選定作品だわ。
この映画以外にも、駅が舞台の映画のソフトを数本所有してますので
いつか映画のレビューも書かせて頂きますね。
さて今日は、３年前に訪れた肥薩おれんじ鉄道線から
草道（くさみち）駅の訪問記です。
大正11年に開業した旧・鹿児島本線の駅で、
平成16年に九州新幹線が開通した際に第三セクター化されました。
駅舎は九州内の無人駅でよく見かける仕様のコレ。
古い木造駅舎に代わって設置されるタイプですが、
草道駅では昭和55年に駅舎の建て替えが行われたようです。
駅舎のそばに駅便（駅の便所）が設置されてましたが…
女子トイレ・バリアフリートイレ・男子トイレがビッシリ並んで密！密！
間隔はぜひ、隣りにある「こめ太郎」を見習ってもらいたいですね。
いやいや、「こめ太郎」は
ソーシャルディスタンスをしてるワケじゃないのでしょうけど。
ところで都会っ子たちはコレが何をする施設かわかるかな？
現在は肥薩おれんじ鉄道仕様に変わってしまい消されてしまいましたが、
JR時代の駅名標に「唐浜海水浴場」のイラストが描かれていたらしく。
そして昭和26年～30年のわずか４年間ですが、
海水浴場の最寄り駅として草道駅の北側2.4キロ地点に
夏期限定営業の「唐浜仮乗降場」が存在していたそうですよ。
Wikiによれば、営業期間が短かったことと写真が存在しないことから
「幻の駅」として知られていたとのこと（自分は知りませんでした）。
国土地理院のサイトで昭和27年撮影の航空写真を見たら
ホームっぽいモノが写ってましたが仮乗降場ではないでしょうかね？
唐浜仮乗降場は単式ホームがあるだけの駅だったそうですけど…
そもそも常設ホームだったかも不明ですので
コレが唐浜仮乗降場か定かではありませんが、
この辺りに仮乗降場があったことは間違いないでしょう。
それでは草道駅の構内を眺めます。
自分がここを訪れたのは今から３年前の平成29年４月のこと。
駅舎内には心が温まるこんなモノが貼られてました。
自分も高校生の頃に電車通学…
もとい、50系客車だから汽車通学をしてましたが、
その頃のことは今でもハッキリと覚えてます。
当時は午前９時半に列車が発つと
次の列車は午後２時過ぎ発という鬼ダイヤでしたっけ。
35年前は仙台近郊にもそんな駅がありましたのよ。
駅舎の中にベンチが無く、利用客は不満に思わないか心配しましたが…
駅舎のすぐそばにある上屋に長イスが設置されているので無問題です。
ちなみに上の写真に写る電信柱は昭和29年に立てられたモノ。
この通信線は昔は仮乗降場に繋がっていたのかな…
なんて考えてました。
草道駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造。
駅がカーブ上に設けられてるのでホームは弧を描いてます。
２本のホームは跨線橋で結ばれてましたよ。
開放型の跨線橋を見ると
上で俯瞰したくなるのは自分だけじゃありませんよね？
草道駅は辺りを水田で囲まれてました。
さすが「こめ太郎」がジェットストリームアタックをかます地区ですな。
構内の全景はこんな感じでした。
鹿児島本線は草道駅より南側でS字カーブを描いてます。
寝台列車や特急列車が現役の頃は、
ここで撮影したファンの方も多いのではないでしょうか？
長大な編成をグネグネさせながら列車が進入するシーン、
いつ見てもキュンキュンきちゃいますよね。
そんなことを考えてる最中に列車が到着しました。
そして草道駅を発車…
さすがに単車じゃグネグネせんか。
自分はコロナの影響で自宅待機が続いてましたが、
来月から駅巡りが再開できそうです。
一発目の目的地は草道駅がある「薩摩おれんじ鉄道」。
辺りに迷惑を掛けぬ行動を心掛けながら楽しんできますよ。
↑（八代駅方面）
肥後高田駅
日奈久温泉駅
肥後二見駅
上田浦駅
たのうら御立岬公園駅
肥後田浦駅
海浦駅
佐敷駅
湯浦駅
津奈木駅
新水俣駅
水俣駅
袋駅
米ノ津駅
出水駅
西出水駅
高尾野駅
折口駅
阿久根駅
草道駅（平成29年４月12日）
上川内駅
↓（川内駅方面）
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