皆さま、おばんです!
今朝のことですが、夜行バスで無事に仙台に帰ってきました。
今回の九州旅行中は日差しが強く、お陰で日に焼けて帰ってきましたよ。
ちなみにその間の、鹿児島~熊本の外気はず~っと20度近くです。
暑さのためにTシャツ1枚で歩いていたら、ジロジロ見られてましたけど、
東北では初夏の気温なのですから許してくだされ。
今晩は前回に続き、一昨日に訪れた肥薩おれんじ鉄道線から、
こちらの駅の訪問記でした。
肥薩おれんじ鉄道線・西方(にしかた)駅です!
大正11年、肥薩おれんじ鉄道線(←鹿児島本線←肥薩線←川内線)の
開業と共に開通した駅でした。
旅行中がどのくらい日差しが強かったか、写真から想像したください。
小デブな自分、汗だくになっちゃいまっしたわ。
西方駅は鹿児島県北西部にある港町の駅です。
昔はここに、でっかな駅舎があったみたいですけど、
現在は、九州各地で見られる仕様の簡素な駅舎に代わってましたよ。
ちなみに以前、駅前には数多くの民家が密集する集落があったようですね。
こちらは戦後間もない昭和22年に撮影された航空写真ですが…
この民家の数、ちょっとすごくありません?
かつては西方海水浴場や川内高城温泉へのアクセスとして
西方駅も大変賑わっていたようですけど…
駅前に伸びる国道3号線が整備されて、
交通の主導は自動車に移り変わってしまったようですね。
こちらは跨線橋の上から眺めた駅前の様子です。
上に貼り付けた航空写真と比べると、
民家の数もかなり減ってしまっているような気が…
そのためか、国鉄時代(昭和58年)には100人/日近くあった乗降客数、
現在は20人/日以下まで落ちてしまったようですよ。
駅の裏手には西方小学校
(下の写真の左側に見える白い建物が体育館)が見えるのですが、
こちらも4年前の平成25年に廃校になってしまったそうで。
実は自分、今回の旅で肥薩おれんじ鉄道線内の駅巡りを楽しんだ際、
電車で通学する小学生の姿をたくさん見たのですよ。
駅舎内で列車を待ってる児童の姿とかも。
こちらは阿久根駅の待合室でした。
少子化は西方地区だけではなく、沿線全体の問題なのかもしれませんね。
それにしても、小学校が廃校とは寂しいなぁ。
先にも書きましたが、簡易駅舎は九州各地で見られる仕様です。
正直なところ、趣味的に見ると魅力は乏しい感じかな?
待合室内はこんな感じでした。
駅によってはベンチが設置されていない仕様もあるみたい。
駅舎を抜けてホームにイン。
西方駅は相対式&島式ホームによる複合2面3線構造…
改め、島式ホームの片面を撤去した、相対式ホーム2面2線構造でした。
昔はここに、駅開業時から使われていたと思われる
超レトロな待合室があったようですけど…
ホームの嵩上げにより撤去されちゃったみたいですね。
肥薩おれんじ鉄道線内の駅では、
少しずつですがホーム上の待合室の近代化が進行中の模様。
自分が見た限り、昭和28年築が最古のモノでしたけど、
ひょっとしたら、もっと古いものが見つかるかもしれませんぜ☆
駅の北側には保線車両の留置線があり、バラストホッパ車が1両停まってました。
この風景、完全に真夏の景色ですよね。
ちなみにこの日、地元の隣県にある盛岡市では雪が積もったらしいです。
日に焼けて帰ってきた自分を見た職場仲間が教えてくれましたよ。
いや~、日本ってスゴイ国だわ。
最後は西方駅の駅名標で〆ます。
肥薩おれんじ鉄道線内の駅名標は各駅とも共通デザインですが、
もう少し遊び心があっても良いような…
例えば、駅名標に動画が見れる3次元バーコードが仕込まれていて、
それを照らすと、西方駅を行き交く特急「有明」やブルトレ「はやぶさ」など、
昔の動画がが見れちゃう特典とかあれば
それ目当てでファンが訪れると思うのですけど…
他にも、駅名標のオレンジをこするとオレンジの香りがするとか。
今の駅名標はキレイなデザインですけど、
駅ファンの立場としては、もうひとひねり欲しいっす。
↑(八代駅方面)
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日奈久温泉駅
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西方駅(平成29年4月12日)
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草道駅
上川内駅
↓(川内駅方面)