皆さま、こんにちは!
昨晩から楽天トラベル恒例のスーパーSALEが始まりましたね。
チェックの方はお済でしたでしょうか。
おススメはブログで毎回言っておりますけどレンタカープラン。
2泊3日(48時間)を5千円程度で借りられるプラン(クーポン併用)が
山のように出ております。
中には普段よりも高いのに安く見せかけてる
トラップのようなプランも潜んでますので注意が必要ですが、
そこは他の旅行サイトと比較しながら確認をするべし。
自分は今回のセールで9月までの旅計画が出来上がりました。
まずは今月末に久々の関西に行ってきますぜ☆
あ~ 今から楽しみ!
さてさて本題、
今回は紀勢本線・紀伊有田(きいありた)駅の訪問記です。
紀勢本線のJR西日本か管轄するエリア
(きのくに線と呼ばれている区間、新宮駅以南)は
古い木造駅舎が残る駅が数多くある区間です。
昭和15年に開設された紀伊有田駅もそんな駅のひとつで、
開業当時からの木造駅舎が残る貴重な駅でしたよ。
駅舎も古いですけど、その隣にあるヤツもなかなかだこと。
コンクリートブロックと木材で組まれた駅便(駅の便所)でした。
昭和15年建立を示す建物財産標が神々しく見えません?
最近はバリアフリー対策の推進もあって、
この手の駅便は次々と姿を消してますよね。
中はこんな感です。
駅舎は昭和60年に無人駅化された後も
しばらくは有人駅時代のままの姿で残されていたようですが、
最近になって大改装されたようで、
事務スペースにあった側窓はすべて塞がれてしまったらしく。
正面から見ると出入口以外はすべて板が打たれているので、
どことなく、のっぺらぼうな雰囲気ですね。
ちなみに改装されたのは正面だけで他の面は昔のままの状態。
改装工事が中途半端に終わってる駅舎、自分は好きですよ。
駅舎の大きさに対し、待合室は結構狭めな印象でした。
こちらは有人駅時代に使われていた出札窓口と
荷物の受け渡し口があった場所です。
今でも面影がバッチリ残ってますよね。
続いては構内踏切を渡ってホームにイン。
紀伊有田駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造でした。
広めの架線柱や駅のすぐ南側にある空き地を見て
お気づきの方がいるかもしれませんが、
紀伊有田駅でもかつては貨物の取り扱いが行われていたようで。
赤ラインで記した位置に荷役のための側線があったようです。
今は信号扱所(白い建物)が置かれてますが、
貨物列車が発着してた昭和40年代半ばまでは
荷役ホームと大きな上屋があったみたいですね。
紀伊有田駅は熊野街道が通る海岸線近くから、
1キロほど離れた場所にあります。
集落も海岸近くにあるためか、駅前付近は民家が疎らでした。
それじゃ駅の近くには何も無いかというとそうではなく、
大きな校庭を持つ学校があるのです。
串本西小学校と有田中学校、同じ敷地内にある学校でしたよ。
ところが近づいてみると、
有田中学校の方は廃校になってしまったようで。
今から10年前の平成18年4月に付近の3中学校と統合され、
現在は校舎の一部分だけが残されているんですって。
有田中学校が開校したのは昭和22年とのこと。
校舎もおそらくはその頃に建てられたモノなのでしょうが、
これはこれで貴重なのではないでっしょうかね?
…というか、なぜここだけ残されてるの?
有田地区自体は特に過疎っている印象はありませんけど、
紀伊有田駅は集落のハズレにあるためか、
どことなく寂しげな印象の駅でした。
ところがぎっちょんちょん、
最近になって超ハデな、超カラフルな駅に変わったみたいです。
どんな風に変わったかは「紀伊有田駅」で画像検索してみてくださいね。
自分も近い時期に再訪出来るよう、計画を立てよっと!
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