皆さま、おはようございます!
今朝はこちらの駅の訪問記。
一昨年7月のことですが、紀勢本線のたこ駅に行ってきました。
たこ?
いえいえ、田子(たこ)駅です!
たこ駅と聞き、てっきり駅名の由来はオクトパス的なモノかと思いましたが、
そうではなく、地元の地名から由来しているようですね。
磯場の田子の浦(静岡県の田子ノ浦とは関係なし)や田子川などなど、
田子が付く地名が数多くあるらしいです。
駅の近くには、夕日がきれいな景勝地の双島もあるそうですよ。
さてさて、田子駅は昭和29年に開業した駅でした。
駅のすぐ近くを熊野街道(国道42号線)が延びているのですが、
上の地図にもある通り、国道側から駅に直接入ることが出来ません。
そして駅がある場所、国道との間に緑地帯があるためか、
クルマが行き交う音が遮断され、信じられないくらい静かなのです。
駅前も数軒の民家があるだけ。
この静かさは、紀勢本線の駅では珍しいかもしれませんね。
こんな環境下にあるためか、
田子駅の1日の乗車客数はわずか5人程度らしく。
お陰様で、辺りに気兼ねすることなく駅巡りを満喫していたのですが、
そんな自分を誰かが注視していることに気付いたのですよ。
はっ!?
わんこが見ている。
吠えることなく、「また駅マニアがやってっきた」と言わんばかりに
冷めた視線で見つ続けるわんこ。
ごめんね、不審者じゃないからね。
先にも書きました通り、田子駅は昭和29年に開業した駅で、
駅舎は5年後の昭和34年に開業したそうです。
現在は無人駅の田子駅ですけど、
国鉄時代は駅員さんが配置されていた有人駅。
駅舎では、有人駅時代の出札窓口の形跡を見ることが出来ます。
こちらはホームの入口。
田子駅に便所がある、だと!?
このロッカー、待合室にあったので、
便所は待合室の中にあると思い探したのですが、
実はここではなく、外(駅舎の隅っこ)にあったようで。
使用後は、手前にある蛇口で手を洗う仕様と思われます。
こちらは田子駅のホームです。
単式ホームが1本あるだけですけど、
目の前に海が見えますし、ここだけでも十分楽しめますよ。
こうして田子駅探索を終えたのですが…
やっぱりわんこが見ている。
このわんちゃん、吠えないだけではなく、とても懐っこいの。
可愛い過ぎて、手を出さずにいられませんでしたわ。
たぶん、いままでも数多くの駅ファンを見てきたのでしょうね。
駅前で寝そべって写真を撮ったり、
外の駅便を見て、雄たけびを挙げてたりする駅ファン…
それって自分だけか!?
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