皆さま、おはようございます！
先日、10月14日は「鉄道の日」で、
先週末は全国各地で鉄道に関するイベントが催されてましたが、
これで終わりではありませんぜ☆
青い森鉄道の向山駅を拠点に活動する
「向山駅愛好会」の秋恒例のビッグイベント
「おらんどの駅祭り」が10月29日（日）に催されます。
昨年のイベントの様子です。
６月のイベントは仕事で参加できず悔しい思いをしましたけど、
今回は身内に不幸がない限り参加出来そう。
仕事の予定もキッチリ調整しましたからね！
とにかく、楽しいこと、美味しいモノだらけのイベントです。
詳しいことはぜひ、向山駅愛好会のブログをチェックくださいませ。
ぜひ一緒に楽しいひと時を過ごしましょう！
話は変わりまして、
今朝は海が間近にある、こちらの駅の訪問記でした。
紀勢本線・三輪崎（みわさき）駅です！
旅先で海が見れると得した気分になりません？
日本は島国なので
どこかしらの方向に突き進めば必ず海に出るのですけど、
「歩けばすぐ海に着く駅」となると、その数は意外に少ないと思いますよ。
こちらは三輪崎駅の駅前の様子ですが…
この時点で既に海が見えてますよね？
三輪崎駅の駅前から100メートル先に国道42号線が伸びていて、
ここから熊野灘の絶景が楽しめちゃうのでした。
熊野灘、さいこ～っ！
この景色を見てると東宝映画のオープニングを思い出す。
駅を見に来ただけなのに、オマケでこんな絶景が楽しめるだなんて…
三輪崎駅、ステキすぎですぜ。
ここはブリ漁や、かつては捕鯨で栄えた三輪崎港がある場所。
三輪崎町（現在は新宮市の一部）は古くから海運で栄えた町だそうですよ。
日本の鍛冶技術も、海外からここを伝って広まったとか。
三輪崎駅はそんな町の玄関口の駅でした。
三輪崎駅は紀勢本線の前身である新宮鉄道の駅として大正元年に開設。
当時はここが終点だったそうです。
新宮鉄道は昭和９年に国有化され国鉄紀勢中線の駅に変わりましたが、
宮脇俊三先生の著書によれば
国有化後もしばらくは、ここは他の国鉄路線との接続がなかったために、
車両の自動連結器化が相当遅れたとか。
ここに新製投入された蒸気機関車（C11）も、
ねじ式連結器を備えた姿で配置されたそうですよ。
そんな長い歴史を持つ三輪崎駅も
JR移行直前の昭和61年に、簡易駅舎に建て替えされた模様。
この頃に建てられた駅舎はどちらかと言うと没個性的で
面白味が不足気味なのが難点かな？
三輪崎駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造でした。
２つのホームは跨線橋で結ばれております。
毎度の通り、跨線橋に上がって駅構内を見渡しますけど…
やっぱり気になるのは、先ほど見てきた熊野灘の景色。
だってね、すごくキレイだったんですもん。
跨線橋からもちょこっとですけど海が見える風景が楽しめましたよ。
私鉄（新宮鉄道）時代の名残がないか、構内を探してみたのですけど、
唯一見つけたのは、やたらと低いこのホームの先端部分だけ。
左側に見える嵩上げされた部分と見比べても
相当に低いのがわかりますよね。
この低さを実感したく、低いホームに立ってみようと思ったのですけど…
ありゃま！立ち入り禁止になってた。
駅巡りの際、すべてのホームの端から端まで歩く主義の自分。
最近は、それすら出来ぬ駅が増えて寂しいっすよ。
新幹線ホームなんか、それをするだけで有酸素運動なのに。
こんな嘆きを皆さまにもぜひ聞いていただきたく。
来週末は青い森鉄道・向山駅でお待ちしております！
新宮駅
三輪崎駅（平成２７年７月１５日）
紀伊佐野駅
宇久井駅
那智駅
紀伊勝浦駅
湯川駅
下里駅
紀伊浦神駅
紀伊田原駅
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