皆さま、こんにちは!


2月の1発目、

今朝は篠ノ井線からこちらの駅の訪問記をいっちゃいます。
f01280/篠ノ井線・田沢駅

篠ノ井線・田沢(たざわ)駅です!

昨年2月に楽しんだ大糸線の駅巡りの際に、

一緒に立ち寄っちゃった駅でした。


大糸線の駅巡りでなぜ田沢駅に?

…と思われるかもしれませんが、

松本駅から延びる篠ノ井線と大糸線の2線は、

梓川を挟みながら北方に並走しているのですよ。
f0128a/篠ノ井線・田沢駅

時刻表の巻頭に載っかってる地図を見ると、

田沢駅と大糸線の豊科駅はとてつもなく遠い位置に描かれてますけど、

実際のところ、直線でわずか2キロの場所なのでした。

しかしながら電車で移動すると

駅数で9駅、距離で約20キロ、時間で約30分ほどかかるという…

まるで推理小説のトリックに使えそうな駅位置ですよね。


f01281/篠ノ井線・田沢駅

そんな田沢駅に早朝到着したんですけど、

通勤・通学の利用者が本当に多くて。

人が写り込まないこの写真を撮るのに、本当に苦労しました。


こちらの駅舎内の写真は、撮るのに5分くらいかかりましたから。
f01282/篠ノ井線・田沢駅

まぁ、それでも人が写り込んじゃっているんですけど。


田澤駅の歴史は古く、

明治35年、篠ノ井線の開通と共に開業した駅でした。
f01283/篠ノ井線・田沢駅

田沢駅は島式ホーム1面2線構造で、

駅舎とホームは地下通路で結ばれております。

跨線橋ではなく、地下通路で駅舎とホームを結ぶ駅、

この辺りでは信越本線の三才駅、大糸線の梓橋駅、

それと2キロ先にある大糸線の豊科駅ぐらいかと思うのですが…

小高い場所にホームがある梓橋は良しとして、

その他の駅に地下通が採用された理由ってなんなんでしょうね?

田沢駅は用地的にも問題なさそうな気がしますけど。

バリアフリー化の問題もありますし、今だったら絶対に跨線橋を採用していたような。


そしてこちらが田沢駅のホームです。
f01284/篠ノ井線・田沢駅


f01286/篠ノ井線・田沢駅

地下通路とはえらく離れた場所に小さなホームの母屋根が!

このような母屋根は、

荷物輸送を行っていた頃の名残だと聞いたことがあるんですけど、

田沢駅のこれもそんな目的のものだったんでしょうかね?


田沢駅から松本駅までは単線区間で、中間地には

列車を行き違いさせるために平瀬信号場が設けられておりました。
f01330/篠ノ井線・田沢駅


そして反対側、長野駅方向は複線区間。
お隣の明科駅までの区間は

篠ノ井線・松本駅‐篠ノ井駅間では唯一の複線区間ですの。
f01331/篠ノ井線・田沢駅


風情ある木造駅舎が残っているし、

冬期間はクモヤ143による霜取り電車の様子も楽しめるらしい。
f01287/篠ノ井線・田沢駅


何よりも、

駅員さん手作りのこんなものまで楽しめちゃう、

とってもステキな田沢駅でした。
f01289/篠ノ井線・田沢駅

雪だるまのくせに手足があるところがポイント高し。