皆さま、こんにちは!
2月の1発目、
篠ノ井線・田沢(たざわ)駅です!
昨年2月に楽しんだ大糸線の駅巡りの際に、
一緒に立ち寄っちゃった駅でした。
大糸線の駅巡りでなぜ田沢駅に?
…と思われるかもしれませんが、
松本駅から延びる篠ノ井線と大糸線の2線は、
時刻表の巻頭に載っかってる地図を見ると、
田沢駅と大糸線の豊科駅はとてつもなく遠い位置に描かれてますけど、
実際のところ、直線でわずか2キロの場所なのでした。
しかしながら電車で移動すると
駅数で9駅、距離で約20キロ、時間で約30分ほどかかるという…
まるで推理小説のトリックに使えそうな駅位置ですよね。
そんな田沢駅に早朝到着したんですけど、
通勤・通学の利用者が本当に多くて。
人が写り込まないこの写真を撮るのに、本当に苦労しました。
こちらの駅舎内の写真は、撮るのに5分くらいかかりましたから。
まぁ、それでも人が写り込んじゃっているんですけど。
田澤駅の歴史は古く、
田沢駅は島式ホーム1面2線構造で、
駅舎とホームは地下通路で結ばれております。
跨線橋ではなく、地下通路で駅舎とホームを結ぶ駅、
この辺りでは信越本線の三才駅、大糸線の梓橋駅、
それと2キロ先にある大糸線の豊科駅ぐらいかと思うのですが…
小高い場所にホームがある梓橋は良しとして、
その他の駅に地下通が採用された理由ってなんなんでしょうね?
田沢駅は用地的にも問題なさそうな気がしますけど。
バリアフリー化の問題もありますし、今だったら絶対に跨線橋を採用していたような。
地下通路とはえらく離れた場所に小さなホームの母屋根が!
このような母屋根は、
荷物輸送を行っていた頃の名残だと聞いたことがあるんですけど、
田沢駅のこれもそんな目的のものだったんでしょうかね?
田沢駅から松本駅までは単線区間で、中間地には
列車を行き違いさせるために平瀬信号場が設けられておりました。
そして反対側、長野駅方向は複線区間。
お隣の明科駅までの区間は
風情ある木造駅舎が残っているし、
冬期間はクモヤ143による霜取り電車の様子も楽しめるらしい。
何よりも、
駅員さん手作りのこんなものまで楽しめちゃう、
雪だるまのくせに手足があるところがポイント高し。