皆さま、こんにちは!
今日は自分の中のマニア心をとっても揺すぶられた、
石巻線・曽波神(そばのかみ)駅です!
なんとも神々しい駅名を持つ曽波神駅、
自分の解読力が相当に低いためか、
これを読んでもピンときませんでしたの、本当に申し訳ない。
「太古、石巻・大崎平野が海であった時代に、
この小高いは、対岸の金山から見ると潮の干満によって、
あるいは大きく、あるいは小さな岩となるので、
「ソハ」と名付けられたものと考えられています。」(原文のまま)
どなたか教えて~
この年、石巻線内では曽波神駅の他に、
上涌谷駅 ・浦宿駅 の3つの停留所タイプの駅が開業しました。
いずれも単式ホーム1本だけの棒線駅ですが、
上涌谷駅、浦宿駅が開業当時からの待合室を使用しているのに対し、
もともと待合室が無かった曽波神駅は
JR移行後に駅前広場ともども整備され、とってもキレイな駅に変わりましたの。
石巻線内の駅の中でも成長株な駅なのかもしれませんね。
自分が車椅子利用者だったら、
ホームのやや小牛田駅寄りに上屋があるのですけど、
待合室の入り口から離れていてワンマン乗車口からも遠く、
とても利用しにくそうでした。
長編成列車が運行されていた国鉄時代の名残なのかしら?
石巻線は面白い歴史を持った路線として知られております。
小牛田駅-石巻駅間は大正元年(1912年)に開業した仙北軽便鉄道が前身で、
大正9年に国有化された区間なのですよ。
仙北軽便鉄道時代の軌間は762mmのナローゲージで、
国有化後の大正9年に現在の1,067mmに改軌されております。
曽波神駅があるこの区間も元々はナローゲージだったわけですね。
1910年の年号が入ってるじゃないの!
1910年(明治43年)と言えば、仙北軽便鉄道が開通する2年前です。
このレール、仙北軽便鉄道で使用されていたモノではないでしょうかね?
わずか8年間で改軌され面影を失ってしまった石巻の軽便線ですが、
これがその遺構だとしたら、なんか嬉しくありません?
コレをみた瞬間からワクワクが止まらなかった自分、本当にきしょいわ。
そんなことで、マニアアイテム満載の曽波神駅でした。
次回は日本語の解読力を高めてから訪れたいと思います。
↑(小牛田駅方面)
涌谷駅(平成24年10月1日) ・新駅舎(平成25年5月10日)
曽波神駅(平成26年1月4日)
女川駅(平成21年10月10日) ・新駅(平成27年3月31日)
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