皆さま、こんにちは!

 

今日は自分の中のマニア心をとっても揺すぶられた、

こちらの無人駅をいかせていただきますよ。e04310/石巻線・曽波神駅

石巻線・曽波神(そばのかみ)駅です!

 

なんとも神々しい駅名を持つ曽波神駅、

はたしてどんな神様かと思って駅名の由来を読んだのですけど…e04311/石巻線・曽波神駅

自分の解読力が相当に低いためか、

これを読んでもピンときませんでしたの、本当に申し訳ない。

「太古、石巻・大崎平野が海であった時代に、

この小高いは、対岸の金山から見ると潮の干満によって、

あるいは大きく、あるいは小さな岩となるので、

「ソハ」と名付けられたものと考えられています。(原文のまま)

どなたか教えて~

 

曽波神駅は昭和31年に開設された駅です。e04318/石巻線・曽波神駅

この年、石巻線内では曽波神駅の他に、

上涌谷駅浦宿駅3つの停留所タイプの駅が開業しました。

いずれも単式ホーム1本だけの棒線駅ですが、

上涌谷駅、浦宿駅が開業当時からの待合室を使用しているのに対し、

もともと待合室が無かった曽波神駅は

JR移行後に駅前広場ともども整備され、とってもキレイな駅に変わりましたの。

石巻線内の駅の中でも成長株な駅なのかもしれませんね。

 

自分が車椅子利用者だったら、

絶対に登ることが出来ない急こう配スロープを伝って待合室へ。e04317/石巻線・曽波神駅

 

こちらのカーポート通路からホームに入れます。e04314/石巻線・曽波神駅

 

そしてこちらが曽波神駅のホーム。e04312/石巻線・曽波神駅e04313/石巻線・曽波神駅

ホームのやや小牛田駅寄りに上屋があるのですけど、

待合室の入り口から離れていてワンマン乗車口からも遠く、

とても利用しにくそうでした。

長編成列車が運行されていた国鉄時代の名残なのかしら?

 

石巻線は面白い歴史を持った路線として知られております。

小牛田駅-石巻駅間は大正元年(1912年)に開業した仙北軽便鉄道が前身で、

大正9年に国有化された区間なのですよ。

仙北軽便鉄道時代の軌間は762mmのナローゲージで、

国有化後の大正9年に現在の1,067mmに改軌されております。

曽波神駅があるこの区間も元々はナローゲージだったわけですね。

 

で、先ほども触れたホーム上屋。e04315/石巻線・曽波神駅

 

古レールを支柱に使用した上屋ですが、レールをよく見ると…e04316/石巻線・曽波神駅

1910年の年号が入ってるじゃないの!

1910年(明治43年)と言えば、仙北軽便鉄道が開通する2年前です。

このレール、仙北軽便鉄道で使用されていたモノではないでしょうかね?

 

わずか8年間で改軌され面影を失ってしまった石巻の軽便線ですが、

これがその遺構だとしたら、なんか嬉しくありません?

コレをみた瞬間からワクワクが止まらなかった自分、本当にきしょいわ。

 

そんなことで、マニアアイテム満載の曽波神駅でした。

次回は日本語の解読力を高めてから訪れたいと思います。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

石巻線

 

↑(小牛田駅方面)

上涌谷駅(平成26年1月4日)

涌谷駅(平成24年10月1日) ・新駅舎(平成25年5月10日)

前谷地駅(平成29年3月5日) 

佳景山駅(平成26年1月4日)

鹿又駅(平成24年10月1日)

曽波神駅(平成26年1月4日)

石巻駅(平成27年3月31日)

陸前稲井駅(平成21年10月10日)

渡波駅(平成21年10月10日)

万石浦駅(平成21年10月10日)

沢田駅(平成21年10月10日)

浦宿駅(平成21年10月10日)

女川駅(平成21年10月10日) ・新駅(平成27年3月31日)

 

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