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なお、マグロウォッチングの概要は下の過去ブログでご確認くださいませ~♪
第5回日経ソーシャルビジネスコンテストのファイナリストとして、日経ソーシャルビジネスコンテストホームページにご掲載頂いています!
https://social.nikkei.co.jp/final2021.html
今日は【水産系ガイド養成講座】第1回目を開催いたしました!
講師は海部部長の正角で、内容は「概論_天草の海環境と水産資源の現状」。
正角は水産養殖が盛んな天草に来たのももともと水産養殖業者に勤めていた経緯があり、恐縮ですが今回熊本県のデータ等を活用し講演させていただきました。
今回の講座は、リアルもオンラインも受講者さんたちに恵まれ、質問も多くとても良い講座となりました。
また、本講座第1回目までの募集期間が短かったのにもかかわらず、お申込みいただいた受講者さんたちに御礼申し上げます。
あと、前日までにスタッフに欠員が出てしまいましたが、フットワークの軽いスタッフに協力してもらって、ネット環境の問題で少し手間取いつつも無事滞りなく講座を開催することができました。
今回は受講者さんたちスタッフたちに感謝しかありません。
で、実はリアルでは講座終了後も天然と養殖魚の違いなど大いに盛り上がりました。
もしかするとわくわくするような第6回目があるかも!?
さて、次回は、ついに!リアルでは漁師飯を堪能できます!!!
もちろんオンラインの方も楽しめるような講座にしていく予定です。
第2回「天草の水産業について(とる漁業):天草の魚を実食」 (講師_松本大作(環境保全協議会副会長、貴宝丸船長、タコ・フグ・ヒラメ・ウニ漁師)、池田健一(海裕丸船長、キビナゴ・ヒラメ漁師)
この回だけ参加したいという方の\(^o^)/お申し込みもお待ちしております~~~\(^o^)/
先週(2021年10月11日(月))と本日(10月19日(火))は 牛深 で、地元の漁師さんたちの環境保全協議会が地元の海環境や水産資源を保護するための活動の一つ 海ゴミ回収 を行うということで取材しに伺いました~\(^o^)/
今回の取材分は海レク(YouTube)と今年から初めての漁師による水産ガイド養成講座内で紹介いたします~~~~♪
この取り組みの取材は昨年度も行っていますが、昨年は漁師さんの取り組みであるにもかかわらず、海ゴミを回収しに来てくれる国土交通省の海洋環境整備船「海煌」が格好良すぎて、つい「海煌」が主人公の動画を作ってしまい、漁師さんたちをがっかりさせてしまったので、今年は改めて作り直すことに(;・∀・)漁師さんたち、ご協力いただいていたのに本当にすみませんでした・・・
10月11日(月)は昨年すっぽ抜けていて、海ゴミ回収の本当に大変なところ、島々に打ちあがってしまっている漂着ごみの回収を今年は取材させてもらいました。
なぜ漂流ゴミではなく漂着ゴミかというと、台風のときなど海水面が普段より上がれば再び流れ出して漂流してしまう前に漂着しているものを引っ張り出し回収しようという作戦で漂着ゴミを回収しています。
海ゴミ回収箇所は雲仙天草国立公園の海中公園内なので、とにかく海の色から美しい。
でも船のペラやシャフトを損傷させてしまう大木やそこに住む魚たちや養殖している魚たちに悪影響をあたえるプラごみになるフロートが打ち上がってしまっていました。
今年は夏の大雨で陸より流れ出している漂着物が多かったそうです。
前回は、海洋環境整備船である八代海の海煌と有明海の海輝2艘来ても一回では載せきらなかった量だったようですが、今回も同じぐらいの量が回収されているそうです。
昨年の7月の豪雨時は球磨川由来のごみが多かったようで、南風が吹く夏場だったことから牛深の方にごみは南下しなかったようです。
その代わり今年のように、鹿児島県の川内川由来のごみが多いと南風に乗って牛深へ漂流してい来るごみが増えるそうです。
〇まずは陸に近づくことのできないがたくさん載る大きめのクレーン船に漂着ごみを載せる様子
この日はとにかく午前中頑張っていたので、中途半端だけど午前で終わったかと思っていましたが、もう回収してしまおうということで、島の裏も回収してしまいました。
長いし、太いのが打ちあがってました。
天草市役所牛深支所水産振興課の職員さんたちが中心となってチェーンソーで海岸から沖へと流しやすく船に積みやすいように、短く切っていきます。
大きいものは下の写真より幹回りが大きかったです(;´∀`)
それを、漁師さんたちが船が着岸できないところは、時折漁師さんたちが濡れながら沖に出していきます。
とても大変ですが、漁師さんたちは自分たちの仕事のリスクを減らすためと謙遜してせっせと回収していました。
決して若い人ばかりではないし、大きすぎる大木を不安定な船上で怪我なく扱うのは容易なことではありません。
きっとこういった積み続けている徳が将来明るい牛深の水産業を支えるのかもしれませんね。
この日は8時半から始まった取り組みの終了時刻は14時半。大きな流木回収で終了。
帰り際も漂流している流木を拾いながら帰りました。
それでも終わらず、翌日は残りの流木回収とフロートを回収したそうです。本当にお疲れさまでした<m(__)m>
後日、YouTubeにあげますので、回収した海ゴミの量を動画でご確認ください。嫌気がさすほどの量です。
また、牛深の漁師さんたちは若い子たちを育てる気概が素敵で、作業の間も休憩の間もたくさん話しかけて、たくさん注意して、たくさん教えていました。
〇ロープの片づけ方を伝授している様子
牛深では水産業に新規就労する方たちが数名いらっしゃいます。
天草市の支援「あまくさで農業・漁業・林業に挑戦!!」を受けてですが、ちゃんと自分の船も持って独り立ちされてるんですよ。
きっとこういう先輩たちが多い風土が、新規就労者が増えている理由なんでしょうね。
さて、翌週の10月19日(火)は先週 牛深 の島々から回収した 漂着ゴミ を 海煌、海輝 に回収してもらうためまずは船に載せるところから開始!
海煌、海輝 入港。
やっぱりカッコいい!!!!!
海輝は海煌より小さいのね。
大きい海煌に流木を積み、小さい海輝にフロートや細かい木々を詰め込んだフレコンバックを積んでいました。
〇海煌に積んでいる様子
後ろには軽いフレコンバックも積んでいました。
〇海輝に積んでいる様子
最終的に山積みでしたね(;・∀・)
そして次から次へと海煌や海輝に載せようと船が待機しては入れ替わっていきます。
陸では船にどんどん残りの海ごみを積んでいきます。
それらの様子を見るのも醍醐味です(^^)
海ゴミ載せている途中、喫水線が間近になるほどの量でした。全部積めるのかな?と思っていたら、やはり海ゴミの量が多すぎて全部載せられず、この日は終了。
また、使えそうな流木は使ってくれるところへ。
終わるころにはもう海煌だけでした。
お疲れさまでした〜!
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環境保全協議会会長と副会長が講師を務める海レク「水産系ガイド養成講座」は以下のバナーをクリック!詳細がご確認できます~\(^o^)/
つ・い・に!
念願の『水産系ガイド養成講座』を開催できる運びとなりました~~~~\(^o^)/ワーイ
今回は、初試みということもあり、最大40%割引価格でご提供させていただきます!
すぐにお申込みされたい方は下のQRコードを読んでいただくかクリックしていただけるとお申込フォームへ飛びます。
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今回の講座は、全5回にわたる講義で、自分たちが活用している海域の海ゴミ回収などを行っている牛深の漁師集団「環境保全協議会」の平山会長と松本副会長を講師に招き、リアルな天草の水産業や海洋環境保全・有用水産資源保護活動について学べます。
さらに!
「環境保全協議会」の平山会長と松本副会長は、それぞれ平山さんのぶりで有名な㈱小豆屋水産会長と貴宝丸船長で素潜りや磯たて網などでタコ・フグ・ヒラメ・ウニをとる漁師です。加えて海裕丸船長で流し刺し網や沖たて網でキビナゴやヒラメをとる漁師、池田健一氏も一緒にお招きして、おいしい~天草の海の幸のさばき方や美味しい食べ方を学ぶことができます~~(*´з`)
また、今回はオンラインでの参加もできます。
<講座スケジュール・内容>
(1回目)10月30日(土) 10:00-11:30
概論_天草の海環境と水産資源の現状
(講師_未定)
(2回目)11月13日(土) 10:00-11:30
天草の海ごみの現状と対策
(講師_平山千一(環境保全協議会会長、㈱小豆屋水産会長))
(3回目)11月27日(土) 10:00-12:30
天草の水産業について(とる漁業):天草の魚を実食
(講師_松本大作(環境保全協議会副会長、貴宝丸船長、タコ・フグ・ヒラメ・ウニ漁師)
池田健一(海裕丸船長、キビナゴ・ヒラメ漁師)
(4回目)12月11日(土) 10:00-12:30
天草の水産業について(育てる漁業):天草の魚を実食
(講師_平山千一(環境保全協議会会長、㈱小豆屋水産会長))
(5回目)12月18日(土) 10:00-11:30
まとめ_考えよう!持続可能な天草の海の活用のこと
(講師_正角雅代(天草海部部長、水産女子の元気プロジェクトメンバー))
受講後は天草海部が主催するうお市場探検のガイドや協力しているマグロウォッチング時の講師としてご活躍いただけます
もちろん、ご自身の知識を広げたり、水産業についいてみたい方もご参加大歓迎です。
皆様のご参加をお待ちしています~~~(^∀^)ノ
お申込フォームはコチラ~♪
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下のバナーから海部のWEBサイトでも詳細確認できます。
↓↓↓
2021年9月21日火曜日はアマモ場調査@御所浦3rdでした。
今回は、今年3月と6月に行ったアマモ場の環境調査(底質と水質)に引き続き3回目の調査になります(この記事の最後にリンク貼っていますのでご参照くださいませ)。
11月か12月に4回目を予定していましたが、予算の関係上底質調査は行わず、水温と照度のみの調査になりそうです。
この調査は㈱アグリライト研究所の園山氏が企画し、海部も協力させてもらっています。また、アマモ場へはいつものように天草漁協御所浦支所の杉原氏にご協力いただいています。今回、海部からは正角と野間さんが参戦。
園山さんとうちの野間さんと私は、いつものように9時過ぎ御所浦港着の水俣~御所浦港間の海上タクシーに合わせてそれぞれの港(野間さんは本渡港、正角は棚底港)から集合。
今日は天草海部も協力し2021年度は海洋教育パイオニアスクール採択校となった御所浦小学校が都合が良ければ訪問する予定でしたが、御所浦小学校は運動会の関係で振替休日となっていました(汗)
しょうがないので、フェリー乗り場すぐ横のしおさい館にて海部MTG とおやつ代わりに刺身(笑)
マダイとアイゴのヤッキリおいしかったですね。
しおさい館に貼ってあるこのポスターのパネル、前から貼ってあったのでしょうけど、今更気づきました。
良いポスターだと思いませんか?御所浦の水産業にはお母さんの存在は欠かせなさそうですね(^^)
この日の打合せも兼ねてランチMTG @松苑さん。
安定のおいしさ。通称「さしあら」=刺身とアラ炊きの定食
ついに正角、魚以外に手を出し始めました(笑)オリジナルピラフ。
松苑さん、今年40周年だそうです。
コスパが異常なのでぜひお越しください~(^^)
さて、まじめに調査。
今回も牧島と御所浦島の2か所に水温照度システム設置しました。
牧島
御所浦島
2か所とも、アマモは全体に枯れて短くなっています。
6月子どもたちがアマモ苗を定植した場所はアマモが見られませんでした・・・(´;ω;`)
自然界ではうまくいかないこともあります。
調査は今回も元気に部長が体張って砂泥採取(笑)
上の写真は、うちが1回目も2回目も上下間違えて採取したので改めて園山さんが上下を確認してくださっている様子です(笑)
今回、胴長で採取できないほどの水深なることが予想され、ウェットスーツでの採取。
その代わり浮力のあるウェットスーツのせいで力が入らずなかなか採取できない・・・。
水深が深くてサンプル取れないからって、お彼岸すぎてウェットスーツ脱いでラッシュガードは流石に寒かったですね。
全てはウェイト忘れたのが原因・・・(泣)
でも無事採取が終わり、アグリライト研究所さんの方で同地点推移・他地点比較を進めていかれるそうです。
また、今年度中には御所浦のアマモ場の水温データを海部HPにて公開予定です。
いよいよ天草の海の数値もデータベース化。お楽しみに~!
さて、振替休日でもう木村校長先生ともお会いできないと断念していましたが、ごしょチューブ(御所浦小学校HP参照)の予行練習に来られていた木村校長先生が私たちが御所浦漁協でシステムの準備をしているときにたまたま通りかかり、急遽小学校を訪問させていただきました。
パイオニアスクールとして、御所浦小学校の児童が地元の海にいる魚について知ってもらおうと、御所浦漁協の杉原さんをはじめ、保護者の方や地元の水産関係の方などが関わり、みんなで作り上げている水槽です。
木村校長先生は水槽があることで漁師さんの子で普段喋らない子が水槽の前だとしゃべる、地域の保護者さんが前のめりで学校に参加することをあげて、天草の全小学校が取り組むといいのにと、喜んでいらっしゃいました。
杉原さんのこれまでの努力が花咲いたのではないかと思います。よかったですね。
最後に、島での別れは毎回趣があっていいですよ。
海上タクシーで水俣へ向かう園山さん。
【参考】
・アマモ場調査@御所浦1st
https://ameblo.jp/aromamaslife/entry-12665591532.html
・アマモ場調査@御所浦2nd(御所浦小学校のアマモ)
https://ameblo.jp/aromamaslife/entry-12679856491.html
・御所浦小学校HP
https://es.higo.ed.jp/goshoura/
・木村校長のつぶやき(海部のことをちらっと触れていただいています)
・株式会社アグリライト研究所HP
近況・お知らせより
アグリライト研究所さんは芦北高校「林業科 アマモ班」のアマモ場造成への活動にも参加されています。
今年度は「マリンチャレンジプログラム2021 九州・沖縄大会~海と日本プロジェクト~」に参加した結果、優秀賞にて、3月に開催される全国大会へ出場するそうです。
・天草市学芸員の鵜飼さんと羊角湾の干潟生物市民調査の事前調査の様子
2021年9月4日(土)は、羊角湾の干潟生物市民調査でした~~~(^^)
スタッフミーティングから森敬介先生(熊本大学、ひのくにベントス研究所)にはご参加いただきました。
贅沢☆彡
現在完売してしまって入手困難な干潟ベントスフィールド図鑑や下記のレッドデータブックくまもと2019内の海洋生物がご担当で監修者のお一人でもあります。
レッドデータブックくまもと2019(熊本県発行、熊本県希少野生動植物検討委員会編著)※日本自然保護大賞2021入選5.海洋生物(1)調査概要2)調査結果の概要
前回の干潟生物調査@栖本河内川河口干潟「環境調査の専門家になろう!!」では、森先生はリモートでのご参加でしたので、オリエンテーションの時からみんなワクワクしていました♪
また、今回も前回のライブ配信に対するご意見を踏まえ急遽Facebookにてライブ配信を行いました。
調査の様子がよくわかりますのでぜひこちらもご覧くださいませ〜(≧∀≦)
↓↓↓
少しその時の様子を紹介しますね〜。
動画教材の作成のため、今回もドローン空撮を行いました。パイロットは今回も富崎くんです!
また、ライブ配信統括は野間さん、栖本の時と違ってMCはいつまでも上手にならない私、正角(一応部長)が担当しました(笑)
ライブ配信をリアルでご覧になった方とFacebook上でやりとり。
干潟の泥のにおいについて聞かれました。
上の写真のように、泥を掘り返すと黒い部分が見えますが、栖本の干潟より臭くないです。
あとで、森先生に尋ねると、栖本は河口の干潟で思いっきり陸上の有機物を含むので臭くなりやすいんだそうです。
下の写真は、干潟のぬかるみにはまってしまった正角を浪崎さんが助けに来てくれているところ(笑)
市民調査ではまず①干潟表面を15分見て生物を探し、次に②15回穴を見つけて掘って生物を探します。
下記の写真は掘って探している様子。
ここは栖本と比べると、掘っても生物がいない印象のようです。
今回は森先生も調査員のおひとり。
森先生はみんなが探さないところで探してくださいました。
調査がもう少しで終わるという頃。
森先生がおっ!と思われるような珍しい生物を探したい人もいて、おとなが意地になっているのも面白かったです(笑)
今回はリアルで森先生に同定いただきました。
森先生も惑わされるような種もあり、後日詳細を調べて、ご連絡いただいた種も2種ほどありました。
で、後日、それらも含め本調査により得られた生物種のデータをまとめた結果、今回は30種ほど見つかりましたよ~(^^♪
今回見つかったものの一部
↓↓↓
〇ウミニナやフトヘナタリなど貝類
〇ハクセンシオマネキなどカニ類
「干潟生物の市民調査」の八代海ベントス調査結果を見ると、
多く、今回は初めての場所で、干潟の生物の市民調査に不慣れな者ばかりでの調査でもあったことからに30種ほどに限定されたのではないかと私たちはは感じているところです。
森先生のご協力を得ながら、今後も調査続けて行ければと思います。
道の駅かかしの里には本渡の天草蕎麦処 苓州屋さんが入っています。
その苓州屋さん、天草南蛮柿(いちじく)フェア2021@本渡商工会議所さんに参加されているので、食べちゃいますよね、いちじく(笑)
天草南蛮柿の天ぷら 500円!
フェアのラインナップではないですが、こちらも天草蕎麦処 苓州屋さんのイチジクとそばのパフェ。400円!
そばぼうろのスティックも甘すぎずパフェと相性が良かったです!
天草南蛮柿フェア2021
【期間】2021年8月12日(木)~9月30日(木)
【会場】市内参加施設11店舗
詳細はコチラ♪
↓↓↓
さて、海部の活動の報告が遅れています(;´∀`)
次回の内容は御所浦でのアマモ場の環境調査の予定です~。
次回もお楽しみに~~~\(^o^)/