アナスタシア7巻を振り返っています。

 
 
 
アナスタシアシリーズ監修岩砂さんのYouTube
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食事について、アナスタシアが

以前メグレさんに語った内容に

神官たちがどう反応したのか

祖父が詳しく解説しています。

 

 

 

 

いわく、

 

最高神官始めとする

世界を制御している7人は

アナスタシアが語った

「呼吸するように食べる」

という言葉を知ってはいたが

そこに隠された秘密については

知らなかった。

 

アナスタシアはその秘密を

一族の土地を創ろうとする

人々の前にあっさりと

開示してしまった。

 

我われ神官にできることは

人々よりも早く、一族の土地を創り

人々が取り掛かろうとしたときには

すでに誰よりも完璧な一族の土地を

持っていること、

 

その結果、一族の土地で暮らし始めた

人々の意識スピードが速くなったとしても

我われを超えることはなく

 

我われは再び世界を制御できる。

 

 

だがしかし、

なぜアナスタシアは

我われに対しても包み隠さず

それらの秘密を開示し

我われを煽るのか。

 

 

・・・

 

 

こう問うてきた最高神官に

アナスタシアの曽祖父は

どう答えたのか。

 

これが、本当に

最&高なんですよ。

 

アナスタシアの勝利

というか

別に神官たちにとっても

勝利で

 

まさにwin-win

 

だって神はそのように

地球を、人間を、

創られたのだから

 

というまさに

原点回帰みたいな作戦。

 

 

 

だから

今、すでに

神官たちは一族の土地に暮らし

 

そしてアナスタシアの曽祖父や

最高神官の考えが一致したように

 

「彼ら自身の魂が光で輝き」だしていて

 

この生きかたを一人でも多くの

同時代を生きる同胞たちに

伝えようとしているはず。

 

 

今の世の中で起きている

ひどいことやマイナスに見えることは

数千年のシステムから脱しきれずに

起きていることでその中心に

世界を制御している

神官はもういないのでしょう。



 

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この章の後半は

古代の神官と最高神官の

とある密談の内容。

 

 

「我らは他の人々に充分な差を

つけられるほど自身の思考を

速めることはできない。

 

しかし、全人類の思考を

減速させるための

特別な技法がある」

 

 

「現在ある神なる食事の方法を

人々から隠すのだ。

人々に、意識を速めるものではなく、

減速させる食事を摂らせるのだ」

 

 

「神がみなに提供しているものを、

どうすれば隠すことができる?」

 

 

「提供されているものは、

他ならぬ神のおかげなのだから

神に感謝することが必要だと、

人々に触れ回るのだ」

 

 

 

 

何百年も経つあいだに

人々は神官が考え出した儀式に

時間を費やすようになり、

創造物たちと直接触れ合い

交信することは少なくなり

 

神に痛みと苦しみをもたらしたが

人々は神に歓びを運んでいると

考えていた。

 

 

また神官たちは、人々に

どのような食べ物を好んで

食べるべきかを説くようになり

 

あるいくつかの種類の植物の種を

蒔くことを勧めながら、

自分たちは他の植物を、

 

他の人々より

多様性に富んだ食事を摂っていた。

 

こうして、人間の意識と思考は

恐ろしいほど退化していった。

 

 

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ここまでを読んで

過去何度か

アナスタシア読者の皆さんと

 

「あるいくつかの種類の植物」

とは何なのかを

話し合ったことがあります。

 

それはその時まではあまり

食べられていなかったもので

なおかつ

意識と思考が退化していくもの。

 

というのがヒントだと考えて

あれこれ皆さんで予想しました。

 

 

神官たちは

「多様性に富んだ」食事をしていた

とあるのですから

 

その「あるいくつかの種類の植物」

というのは「多様性を下げるもの」

 

つまり「そればかりを多く食べるもの」

「主食」と呼ばれる

米、麦、とうもろこしなどでは?

 

 

コメが悪いわけでも

麦が悪いわけでもなくて

 

そればっかりを食べて

食事の多様性が損なわれること

 

もっと言えばアナスタシアは

「呼吸するように」食べると言った

 

それは何も考えず

今そこに実っていて

ちょうど食べごろで

しかも自分の領域に育っているものを

食べたいと思ったときに

食べたいと思った量を食べる

 

ということのはずで

 

毎日3食しっかりと

米を食べて

他に野菜とたんぱく質をとって

 

というのでも

体は慣れてくれるのだけど

 

神が人間を創ったときの

意識スピードには追い付かない

なぜなら多様性に富まないから

 

みたいなことなのでは?

 

 

 

この章の食事についての解説は

とても長く詳しくそして

今のわたしたちに取り入れられることは

とても少ないように感じます。

 

 

神が人間のために用意した

「呼吸するように食べる」の

原初の形は

 

様々な花粉が混じった

一切の有害なものを含まない

空気だった、それらが人間を

養っていた、とあります。

 

 

次に、シベリア杉から採れる油。

蜂蜜、

ミツバチが集めた花粉。

 

もっといいのは

空気中にある

生きた受精能力のある花粉。

 

人間が息を吸い込むたびに

花粉が体に入り、脳を含め

肉体に栄養を与えながら溶けていく。

 

 

だから、

 

だから、

 

一族の土地で暮らすことが重要だと。

 

 

 

一族の土地で育つ草花の空気こそが

人々の肉体や魂、精神を本当の意味で養い

意識と思考のスピードを速めるのだと。

 

 

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ある人が夜明けに目覚め

自分の一族の土地の庭へ出る。

彼のために、必要な300種類以上の

植物が育っている庭。

 

 

彼が歩くと、

草の一本一本が歓び

彼に反応する。

 

植物たちは

人間が考えを変えない限り

永遠に生き続ける。

 

その人は

その空間の空気で呼吸する。

 

呼吸するたびに彼の中には

目に見えない小さな粒、

植物の花粉が入っていく。

 

生きた花粉で満たされた空気が

彼の中に入り、身体に必要な

すべての成分で養いながら

残らず溶け込む。

 

 

 

 

 

春のはじまりから

早生の果実が少しづつ実り始める。

それから夏の始まりや終わりには

他のものが、秋にはまた別のものが

次々と実をつける。

 

何をいつ食べればよいのか

これほど一目瞭然で

 

しかも月ごとや季節ごとではなく

分刻みで助言が与えられている

 

わたしたちの創造主は

まるで手づからスプーンで

ひとり一人の人間に食べさせようと

しているかのよう。

 

 

 

 

実が熟す季節があり、

同時に惑星たちは

一定の配列を組む。

 

このときが、

人間がその実を摂るのに

もっとも適したとき。

 

 

すべての人間のうちに

空腹感を呼び起こすことのできる

「装置」があり、

それが宇宙の物質の中から

何が肉体や精神に必要なのかの

信号を送る。

 

 

こういったことを

頭脳で判断することは

誰にもできない。

 

 

しかし、身体に

正しい選択をさせるためには

その食べ物についてのすべての情報を

身体が知っていなければならない。

 

 

唯一、一族の土地だけが

身体にその情報を

提供することができる。

 

 

 

 

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なんて合理的な一族の土地。

 

 

人間の身体を

正しく養うことの出来る

唯一の私的農園。

 

 

 

 

 

 

 

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