アナスタシア7巻を振り返っています。
 
 
 
アナスタシアシリーズ監修岩砂さんのYouTube
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この章は、すべて

アナスタシア祖父の

独白からなっています。

 

 

・人間に与えられた意識と思考

 

・意識の速さがなぜ重要なのか

 

・神官が人々を支配する戦略

 

・こどもたちの意識を遅くするあれこれ

 

だいたいこの4つのテーマについて

語られています。

 

 

 

 

意識の速さというのは

一つの問題を与えられたとき

答えを導くまでの速さとも

言い換えることが出来そうです。

 

 

例えば神は

宇宙に存在するありとあらゆる

本質のエネルギーたちの

すべてを取り入れた世界を

創造するとしたら

どんなものが最適なのか、

という問題を自ら提起し

 

ものすごい意識スピードで

思考した結果、

 

すべてのものが関連しあい

循環し合うこの地球という

世界を創り出したのだとすれば

 

 

その世界で生まれ死んでいく

わたしたちは

実際に神の意識スピードを

毎瞬感じながら

暮らしていくことが出来る

肉体を持つ存在なんですよね。

 

 

意識のスピードを人為的に

遅くするための世界が

人工物に囲まれた暮らしであり

 

意識スピードが神と同等か

それ以上に早くなる世界が

自然とともに生きる暮らし。

 

 

 

「ある一定の生き方をすることで」

 

と祖父は条件をつけているけれど

それはアナスタシアのような生き方

というひとつの解が

この本の中で示されていて

 

それ以外に

 

こどもたちの意識を

速くするための方法は、

質問して答えを考えさせること。

 

 

 

みんなと同じ答えを言えるように

教育することでは決してない。

 

 

 

正解は大人にも分からないような

質問をしてそれをこどもが

 

「分からんよ」と

一蹴してしまう年齢になる前に

 

 

いくらでも頭を使って

たとえ大人からすると

奇想天外な答えであっても

 

子どもの中ではイメージが

鮮やかに広がっていて

きっとこうに違いない

こうだったら素敵だな

こうだったらなんて楽しいんだろう

 

と思えるような答えにたどり着いて

それを言葉にして

他人に伝えられるようになる訓練を

繰り返し行うこと。

 

 

 

 

そして

こどもが自分の頭を使うとき

周囲を取り囲んでいるのが

他人の意識ではなく

神の意識であること。

 

 

 

すなわち木々や草や

風や鳥の声であること。

 

 

 

 

 

インターネットや

本やテレビに囲まれて

導き出す答えは

 

必ず誰か他の人の意識が

混入している。

 

たとえ電源を入れていなくても

 

そのハードを作った人

売るためにデザインした人

 

あるいはそれらが置かれている

部屋を作った人

家具を作った人

家を建てた人

 

様々な他人の意識に囲まれて

こどもたちは生活している。

 

 

何より大きいのは

親の意識であり

 

親の選んだ服を着て

親が決めた髪型で

親の作る料理を食べているから

こどもたちは親の意識スピードを

踏襲するようになるのだろう。

 

 

 

 

このような訓練は

大人になっても出来るのか。

 

やらないよりは

やるほうが良いのではないか。

 

 

インターネット、新聞、テレビ

などから他人の意識を

取り入れる一方の人生を

 

多くの日本人が

生まれてから死ぬまで

無意識に送っているけれど

 

その一方で

 

山や川や海に多くの人が

心を惹かれるのも

 

無意識のうちに

神の意識と触れ合う喜びを

感じているからなのではないか。

 

 

 

 

意識という面から

周囲のものを見たときに

 

これをつくったのは

どんな意識の持ち主なのだろうかと

 

自分の意識と融合させることは

可能なのだろうか

自分はそれをしたいのだろうか

 

それをすることで自分の意識は

速くなるのか遅くなるのか。

 

 

 

ただ興味があるから

必要だから

もらったから

みんながやっているから

 

という理由ではなく

 

それをつくった意識が

好きだから

憧れるから

その意識と融合したいから

 

という理由で

環境を選んでいけたなら。

 

 

 

 

アナスタシア祖父の言葉は辛辣。

 

 

きみたちの世界では

赤ん坊は幼稚な意識がつくった

プラスチックのガラガラを渡され

 

一方わたしたちの世界では

こどもは神の意識がつくった

リスやメス狼、メス熊、ヘビと遊ぶ。

 

 

 

 

こどもの意識スピードは11歳までに

はっきりと差がつく、とあるので

 

11歳までは出来るだけ

人工物よりも神の創造物に

より多くの時間

こどもを触れさせておけば

 

その後は社会に出ていきたいと

こどもが言うならそうさせても

良いのだろう。

 

 

 

 

逆に11歳までを

完全に人工物の中で育ててしまえば

そのこどもはアンドロイドのような

 

アナスタシア言うところの

バイオロボットになってしまうの

かもしれない。

 

 

 

土でも泥でも虫でも

 

親がたいてい

汚いから触れないでほしい

怖いから

刺すから

近寄らないで欲しい

と思うものに

 

こどもたちは最初から興味津々だ。

 

本当はあれが一番大切な

人間意識と神の意識のふれあいで

 

それを絶対に親が中断せず

幾らでも子どもの好きなように

遊ばせてやらなければならなかった

 

なんて

 

 

無理ゲー過ぎる。

 

 

 

 

過ぎるけど

 

もしもう

一度チャンスがあるなら

絶対に絶対にやってみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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