私の勤める会社は、兵庫県姫路市の西側にあるのですが、会社の近くに「網干なぎさ公園」という公園があります。
↑網干なぎさ公園
↑この公園は海に面していて、以前からアクアミューズや、シーカヤックを出せそうだと思っていました。
それで今回、この辺りを数日かけてウォーキングをして、調査してみました。
周辺は工業地帯で砂浜が少ない為、ウインドサーフィンには向いていません。
SUPはもちろん大丈夫です。カヌーは浮沈構造タイプならいけます。
ミニボートは落差50cm程度の段差が2つほどあるので、それを持ち上げれるなら大丈夫です。
↑幅については、この車止めのポールと通路幅だけなので、これをクリアできれば問題ないと思います。
1mぐらいの幅までならいけそうだけど。
ちなみに駐車場は無料です。
何カ所か駐車場があって、私がクルマを止めた場所はトイレが併設されたところです。
公園を歩いて一回りすれば、どういうコースで船を運べば周りに迷惑をかけずに、最短で浜までいけるかわかると思います。

↑私が止めた駐車場から南側にまっすぐ進みます。

↑30mぐらいで、浜にでます。

↑落差50cmぐらいの段差、階段があります。

↑あとこんな坂もあります。
この2つの段差を持ち上げるだけなので、浜へのアプローチは簡単です。
重いミニボートは二人で運ぶとかそんな感じでやってみて下さい。

↑浜の対岸は小型船舶簡易係留施設(網干ボートパーク)があり、プレジャーヨット、ボートがたくさん係留されています。

↑砂浜は小さな川をはさんで、二カ所にわかれています。こっちは西側のほう。
十分、アクアミューズやシーカヤックを出せると思いませんか?

網干なぎさ公園の対岸は、「網干浜」という人工島です。
網干ボートパークは網干浜人工島の北側にあるわけですね。
網干浜人工島に渡るには、↑の写真の網干海浜大橋をわたる必要があります。
橋は公園の西側にあります。

↑橋の上から東側を見て、網干なぎさ公園の浜の写真を撮っています。
この写真は、干潮の時に撮影しています。
問題は、この橋が低いのでマストを立てた状態だとアクアミューズは橋の下をくぐり抜けできません。
SUPやシーカヤックはもちろん大丈夫です。
今回の投稿では、橋より西側の解説は別の投稿記事にするとして、橋より東側を解説します。

先程も書きましたが、網干なぎさ公園の浜から、アクアミューズでセーリングをしようとすると、↑の写真の海面から、奥方向にしか進めません。
奥というのは、東の方角になります。
そのあと、人工島北面の一番東側にある突堤まで移動しています。
ここが交差点のようになった場所です。
広い方向に進むとなると、右(南)に曲がるしかありません。

↑今は、アクアミューズに乗っている訳ではなくて、ウォーキング中ですから、右(南側)に曲がったと仮定して、突堤の一番先、灯台の方まで歩いて行きます。

↑右(南)に曲がった所の突堤の外側の海面。

↑最初、この突堤を見たときは、とても上陸が出来ない場所かと思っていましたが、風、波がそんなに厳しくなければ、なんとかなるかもしれません。
でも、アクアミューズの船底をボロボロにするかもしれませんね。
写真は干潮時なので、平均潮位はもう少し高いと思います。

灯台の近くまできました。

↑灯台近くから、振り返って突堤の内側を見た写真。
案外悪くなくて、北風以外だと、この突堤内にアクアミューズを入れて、上陸ポイントを探すのも悪くないかもしれません。
最悪、岩にぶつけて船底に穴をあけたり、船底をバキバキにしたとしても、生きて上陸できそうな場所だと思いました。

↑網干浜人工島の東面です。
その外側に突堤があるわけですね。

↑網干浜人工島東面の突堤内側の場所に、比較的上陸しやすいポイントがあります。
この写真は干潮時の写真なので、満潮時はどうかはわかりませんが、それでもそんなに悪くないと思います。

↑さっきの場所から、角度をかえて灯台方向を見る。
場所は動いていません。

↑網干浜人工島東面を南側に向かって歩いていきました。
この撮影位置は、人工島の東面の南端です。
私の個人的な見解ですが、アクアミューズである程度の安全マージンを取るのなら、この白色の灯台より、沖側にいかない方がいいと思います。
灯台の更に奥側の対岸も、同じ岩タイプの岸ですが、艇の引き揚げを諦めたり、船底をボロボロにしてもいいのなら、なんとか身体だけでも上陸ができそうです。
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灯台を越えて、更に南側(沖側)に行った場合の話です。
あんまり行かない方がいいと思うけど、一応解説。
いまは、工事をしているようには見えないけれど、ここから南側は立ち入り禁止区域です。
今日は干潮なので砂浜がかなり露出しています。
これで人工島を一周したことになります。
ちゃんと距離を測ってないけど、人工島を一周すると(立ち入り禁止区域には行かず)3.5~4kmぐらいぽいです。
網干海浜大橋の西側については、別の投稿に分けて解説するつもりなので、ここはこれで終わり。
§ § §
場所を変えます。

↑また、この写真、交差点の所にもどってきました。
さっきは、右に曲がって南側、沖への解説でした。
真っ直ぐというか、汐入川や西汐入川へ行くのも悪くないです。(東側へ直進)

船も水面から引き揚げれると思いますよ。
意外と交差点を直進(東へ直進)するのも悪くなかったですね。
§ § §
場所を変えます。

ここからの説明は別の日に撮った写真を使いますね。
↑の吉美埠頭は本船用の岸壁で、アクアミューズが上陸できる様なポイントはありません。
この写真を撮っている場所は、吉美埠頭の対岸西側で、それまでの写真は、網干浜人工島側から撮った、斜め対岸側でした。
この写真を撮っている位置の後ろ側には、実は砂浜があります。
しかし、その砂浜は私有地と言うかダイセル株式会社 網干工場の敷地内にあるので、当然ながら立ち入り禁止です。
また、看板もたっており、侵入禁止と警告文が表示されています。
写真等の紹介はいたしません。立ち入り禁止です。
吉美埠頭には上陸ポイントがありませんが、もう少し北側に行った大津茂川には、いくつか上陸ポイントがあります。

↑この辺りは緊急時、上陸できそうです。

↑もう少し進むと、こういう場所にでます。
昔の船揚場とかだったのかもしれません。
もしかすると私有地かもしれませんので、ここに上陸しても良いとは書けません。

↑見たところ、草、樹木がうっそうと生え、土地が荒れた状態なので、緊急時の避難で短時間の上陸をする場合は、周りに迷惑をかけそうな感じではありません。
しかし、荒れて使っていない土地とは言え、私有地の可能性はあります。くれぐれもそれだけは理解してください。
私有地無断侵入で警察を呼ばれるとか、なんらかの損害賠償が発生しないとも言い切れません。
風に流されて出発地点に戻れない、そうかと言って、波も高くなってきて、身の危険を感じる。あやまり倒す覚悟をきめて上陸するかは、ご自身で決めて下さい。
侵入禁止とかの看板はみあたらなかったように思いますが、裏付けはとっていません。
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ウォーキングによる解説を終わります。
網干なぎさ公園からアクアミューズを出艇させるとして、網干海浜大橋の東側に向かうとするなら、だいたいこんな感じになります。
私としては、北風のようなオフショアの時は乗らず、網干なぎさ公園と、突堤の灯台付近まででセーリングを楽しんでもらえたら、どうかなって思っています。
次回は網干海浜大橋西側へアクアミューズをだすには?という妄想を書いてみるつもりです。
おわり。
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※参考までにこれまでのウォーキングシリーズの一部を紹介します。
姫路白浜海岸~姫路木場ヨットハーバー付近までの海沿いをウォーキング↓
姫路白浜海岸~妻鹿漁港~姫路LNG基地付近の海沿いをウォーキング↓
姫路福泊海岸~姫路木場ヨットハーバー付近の海沿いをウォーキング前編↓
姫路木場ヨットハーバー付近~福泊海岸の海沿いをウォーキング後編↓
姫路大塩海岸~西の工業地帯の海沿いをウォーキング↓
場所の並びは↓こうなっています。
この姫路LNG基地人口島が南側で
その北が↑妻鹿漁港
その東が→姫路白浜海岸
その東が→木場ヨットハーバー付近の八家川河口
その東が→小赤壁付近
その東が→福泊海岸
その東側が的形海岸(一般人は立ち入り禁止)
その東が→大塩海岸。そのあと大塩緑道で工場地帯近くまで砂浜が続きます。
この他、私の家の近くの加古川河口付近の海沿いをウォーキングした投稿記事はこちら↓
他にもウォーキングシリーズは色々書いたけど、家から西へ車で30分圏内はこれぐらいです。
アクアミューズ、ウインドサーフィンと、シーカヤック、SUP(やったことないけど)の視点で、上陸可能地点を探しながらのウォーキングでしたが、なにかの助けになりましたでしょうか?