姫路白浜海岸にいきました。
↑それまでその存在に気がついていなかったのですが、立て看板がありました。(普段、中央のゲートは通らないので)
↑内容は、「この砂浜は海水浴場ではないから自己責任で」と書いています。
私は、今まで夏のシーズンは海水浴場になるのだと思っていました。
だから人がいっぱいくるだろうし、海で泳ぐ人が流されるのを防ぐ為に、ブイとロープが張られると考えていました。
どうやらもう海水浴場として、市の許可を得て営業する事業者、管理者がいないらしいです。
あとでウインドサーフィンの先輩にきいた話だと、昨年の出来事だったそうです。
そう言えば、私が作った小さな帆船、ヤマネコ号を保管している艇庫は、明石市松江海岸にありますが、艇庫の前の砂浜も、今は海水浴場の申請をする事業者がいなくなりました。
毎年、海水浴シーズン中は、ここは海水浴場ではないので自己責任で注意して下さいと、立て看板が立ちます。
↑この動画にうつっている電動ウインチを固定している杭が、実はその看板の一部なのでした。
やっぱり少子化だったり、海よりプールで遊ぶという流れなんでしょうね。
かなり有名な所でないと、海水浴場を事業として営業することがなりたたなくなっているようです。
正直なところ、私は人が沢山あつまる所は苦手なので、姫路白浜海水浴場が営業しなくなったのであれば、それは有り難いような気がします。
遊泳者がたくさんいると、アクアミューズをぶつけたら大変な事になりますし。
これまでは「姫路白浜海水浴場」と書いてきたのですが、これからは、「姫路白浜海岸」と表記することにします。
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前回は姫路白浜海水浴場(記事の末尾にリンクはってます)、もとい「姫路白浜海岸」とその東側について書いた訳ですが、今回は西側について書きます。
↑だいたいこのあたり。
妻鹿漁港といっているけど、このあたり一帯は姫路港でその中の一部です。
↑前回でも使った写真だけど、姫路白浜海岸です。
今回はこの写真から右側(西側)を歩きます。
この写真の右側の遥か奥までを探索します。
一回、浜に戻り、ぐるっとまわってきて、対岸の防波堤へ歩いていきます。
この灯台と対岸側の防波堤の間が妻鹿漁港の入り口になります。
赤色の灯台がある所が、さっきまでいた場所です。
ここは、非常時に上陸可能と思います。
↑赤色の灯台のある位置に、写真を戻して、そこから北西方向を見る。
妻鹿漁港内の風景です。
私としては、姫路白浜海岸やその周辺で、ウインドサーフィン、アクアミューズに乗っている時に、何かのトラブルで避難する事がなければ、ここには来る事がないと思います。
用事がないし。
↑そちらまで移動しました。
このスロープは漁船等の整備で、船を引き揚げるための施設です。
スロープは漁協が許可した人しか使用できません。
↑こういう看板が立てられるという事は、トレーラーボートやマリンジェットを持ってきて、勝手にスロープを使う人が多かったのだと思われます。
整備の為、漁協に予約をして、船をこちらに回航してきたにもかかわらず、知らないボート、マリンジェットが、勝手にスロープを占有していたのだったら、漁協の方や、回航してきた船の人が怒るのは当然だと思います。
↑通常ならアクアミューズ等で、ここから上陸するのは避けるべき事です。
でも、気象状況や、船のトラブルで緊急避難は有り得ます。
操船が困難で沈(転覆)を何度もして、それを必死で起こして、ようやく漁港内のスロープ迄たどり着いたのだったら、ここから船を引き揚げるのは仕方無い事です。
上陸しないとアナタはいずれ溺れるか、低体温症で死ぬのだから。選択肢は限られています。
上陸したら、速やかにスロープ施設内からアクアミューズをだして、そのあと近くにある漁協に、勝手にスロープを使用してしまった事を謝罪にいきましょう。
ずぶ濡れヨレヨレ顔面蒼白のアナタの姿を見て、漁協の職員さんも許してくれると思います。
そうでなくても、警察か海上保安庁に連絡をされ、施設内不法侵入の疑いで事情聴取をうける程度で済むと思います。
それぐらい死ぬよりマシでしょう。
でも迷惑行為である事にはかわりないし、そういう状況を作らない様に努力しましょう。
(妻鹿漁港にはもう一カ所、船を整備するスロープがあります。もちろんこちらも無断で使用する事は出来ません)
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一回、写真を白浜海岸の砂浜へ戻します。
砂浜の東側の位置から、南西を見ているのが↓の写真です。
↑西の端の角からL字を描いて、南側に姫路LNG基地人工島の東面が伸びていっているのがわかります。
この姫路白浜海岸付近でアクアミューズ、ウインドサーフィンに乗ると、砂浜のある北側と、西にある妻鹿漁港、防波堤、そして南側に伸びるLNG基地が漂流した時に辿りつける場所になります。
ですから、このLNG基地人工島の東面についてよく知っておくことが重要です。
たとえ辿りつけても、海面から高い岸壁なら、陸に上がる事ができず、どうしようもありません。
でもよじ登れる場所があったのなら、予め知っておくと漂流しても希望が持てるし、助けになると思います。
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↑妻鹿漁港の南側に姫路LNG基地人工島があります。
この橋はそちらへ渡る橋です。
右に見えるフェンス内は立ち入り禁止です。
この防波堤の先端に歩いていきます。
↑先端部は消波ブロックになっています。
海が凪なら身体だけよじ登れます。
この中に流されたら、苦しいと思います。
頭上がコンクリートなわけでしょう?
荒れた海で身体は波の上で激しく揺られて、頭をコンクリートで抑えつけられて息が出来ない。想像するだけで怖い~。
↑怖い想像はもうやめにして、姫路LNG基地人工島を南に向かって歩いて行きます。
この人工島の東面の通路だけ、一般の人でも立ち入る事ができ、遊歩道になっています。
遊歩道の更に内側にはフェンスがあり、大阪ガスの敷居です。
一般の人は立ち入り禁止です。
↑この人口島の東面は、消波ブロックで覆われていますが、所々、突堤みたいな場所が4箇所(今いる突堤も含めて)あります。
↑その突堤はだいたい同じ作りなんですが、よじ登れる場所があります。
ズームしますよ。わかります?
↑そこまで歩いていきました。
↑言いたい場所がわかります?
↑これです。
↑潮汐によるけど、ウインドサーフィンなら回収もできそうです。
アクアミューズでもなんとかなるかな。
船体は最悪放棄してもリグ一式は回収できそう。
↑更に南側にも突堤があるわけです。
↑そう同じ構造。
↑こっちも上陸できます。
↑人口島の南端まできました。
↑ここが最終の突堤です。
↑もちろん、上陸可能です。
↑突堤から西側を見る。
↑前にも書いたけど、姫路LNG基地人口島の東面のみ一般の人が立ち入る事が出来て、人口島の大半は関係者以外立ち入り禁止です。
フェンスで区切られています。
↑この写真は、人口島南端付近なんですが、ここには展望台があります。
↑これ。
↑階段を登って。
↑なんかここ良い場所だと思いませんか?
だって、痩せこけたネコいなかったし。
まあ、ネコの話はええねん。
一通りこの辺りをウォーキングしてみました。
おわり。
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※参考までにこれまでのウォーキングシリーズの一部を紹介します。
姫路白浜海岸~姫路木場ヨットハーバー付近までの海沿いをウォーキング↓
姫路福泊海岸~姫路木場ヨットハーバー付近の海沿いをウォーキング前編↓
姫路木場ヨットハーバー付近~福泊海岸の海沿いをウォーキング後編↓
姫路大塩海岸~西の工業地帯の海沿いをウォーキング↓
場所の並びは↓こうなっています。
この姫路LNG基地人口島が南側で
その北が↑妻鹿漁港
その東が→姫路白浜海岸
その東が→木場ヨットハーバー付近の八家川河口
その東が→小赤壁付近
その東が→福泊海岸
その東側が的形海岸(一般人は立ち入り禁止)
その東が→大塩海岸。そのあと大塩緑道で工場地帯近くまで砂浜が続きます。
この他、私の家の近くの加古川河口付近の海沿いをウォーキングした投稿記事はこちら↓
他にもウォーキングシリーズは色々書いたけど、家から西へ車で30分圏内はこれぐらいです。
アクアミューズ、ウインドサーフィンと、シーカヤック、SUP(やったことないけど)の視点で、上陸可能地点を探しながらのウォーキングでしたが、なにかの助けになりましたでしょうか?