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木の家をつくる女性建築家の日常

静岡県浜松市にある建築デザイン事務所です。浜松市・磐田市・湖西市・豊橋市・掛川市・袋井市などで活動している日々の出来事を綴ってゆきます。

工事があらかた進んで、室内の形ができてくる頃に必ずキッチンに立ってみます。

確認しているのはそこに立った時に見える風景。

背伸びしたり、膝を曲げて、そこに暮らす奥さんの目線を想像します。


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食事の準備、食後の洗い上げ、そんな家事の合間に目にする風景を想像しながら照明の位置や家具の大きさを微調整していきます。

住宅の計画では「家事をしながらTVが見られる様にしたい」との声もよくありますが、

そういった要望が無い限りはキッチンに立ったときの視線の先には

青空だったり季節ごとに姿を変える自然が見える計画を心掛けています。

現場のハシゴ。


浜松の家では電気の打合せ
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掛川の家では配筋検査。
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磐田の家では色確認。
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渋滞にハマると打合せの時間より移動時間の方がかかるのが悩みのタネです。(・・;)
さすがに毎週連続だとバテてきますが、、、


北海道へいってきました。


普段、好き勝手に移動している私には珍しい団体行動。

同行メンバーはほとんどが建材屋さん。


羊ヶ丘。
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「 Boys be Ambitious !」のクラーク博士より羊の方が興味あり。


北海道を代表するお菓子工場。
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仕事柄メンバー全員、お菓子より建材(床とか階段とか)ばかり興味あり。


小樽。
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町並みに憧れて行ってみたかった町。

チョコレートばかり買って時間の制約があって満喫できなかったのでもう一度訪れたいと思います。


平日だからバスの中はあっちでもこっちでも仕事の電話だらけ。

ガイドさんが途中から説明を遠慮してました。^^




中国の広州へ行ってきました。

この時期に好んで行く訳ではありませんが、、、

日本に来てもらい打合せる予定が、ビザが降りるか分からないと言われて仕方なく、、、。



「縣さーん、に中国行ける~? 明々後日ならチケット取れるから♪」

同行する会長さんからのお電話。

、、、って一昨日福島から帰ってきたばかりで他の仕事も詰まっているんですケド。


とはいえ他に日程が調整つかず、急ぎの案件を必死で仕上げての強行軍です。

前日(当日?)は帰宅してから時間との戦いで荷物をパッキング。


  5:30 出発 → 名古屋 → 上海 → 広州 → 中山市 → ホテル着18:00


前日、寝る時間がなかったので移動中は爆睡。 おかげであっと言う間に市内に到着。


こちらはバイクが多いですね。

歩道なのに人よりバイクと自転車の方が多く走っています。

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南の方なので南国の雰囲気もあり、三輪車もよく見かけます。

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今回は中国に行くと言うと必ず「大丈夫なの?」と聞かれましたが、

基本、車中とホテル、会議室にしかいなかったので何も問題はありません。

街中でも日本車を見かけました。

いつもとの違いを言うなら帰りの飛行機が空いていたくらい。

実は今回の旅で一番衝撃だったのは日中関係ではなく、機内食で 納豆 が出されたこと。

気持ち悪くなる人でたらどーすんだ




唯一の楽しみであるホテルは広くてキレイで大満足でした^o^

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1日の打合せのために2日間移動に要する効率の悪さだけなんとかなってほしいものです。(^_^;)

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基本的に商品というものは年月と共に消費者のニーズにより改良され進化してくるものなので、

大きな流れの中ではより便利に、より手軽になっていく傾向にあります。


それは住宅に使う様々なモノにおいても言えることで、例えば壁紙として使うビニールクロス。

多くの人が「汚れてもすぐに拭き取れる」「もっと安く」「ひび割れしない」

「濡れても大丈夫」「破れない」と望んだ結果、進化し採用されてきた建材です。



それに比べ、こちらの家で使用した輸入品のドア。

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重いし、古いし、開閉にも一手間かかるシロモノで、手軽さとはほど遠い使い勝手。


それでも選んでしまうのは「手軽」という価値以上の喜びを与えてくれるから。

その価値は人それぞれなので

  本物の質感であったり

  重厚感であったり

  あこがれの洋書の1ページであったり

  自分だけのオリジナル感であったり

  モノの中にある歴史だったり
しますが、

毎日目にし、手で触れるモノに喜びを感じる事ができるのなら

多少の不便さなどは問題にならないものだと思います。




こちらの外壁は古~いレンガをスライスして貼付けたもの。
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独特の色ムラが見る人によってはキタナく(実際に言われた)

また別の人にはたまらない風合いに映る事と思います。



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あるプロジェクトが終わって仲間内の工務店さんが手がけた都内のお店で一息。

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こちらのお店はオーナーさんも店づくりに参加。

壁をご自分で塗ったそう。予算が足りなくて途中からペイントになってたケド(;^_^)

オーナーさんはまだまだ施工途中でこれから徐々に店を造り上げていくんだと話していました。

新しいお店というのは味も、メニューも、顧客も、評判も、そして店内もどんどん育っていきます。

その成長過程を見るのも店づくりや店舗設計にはかかせない体験ですが、訪れるたびに店内がにぎやかになっていくのをみるのは楽しいものです。

工事の彼がかなりいい仕事をしたようで?

スパークリングを1杯だけ頼んだつもりが飲み放題状態今から浜松まで帰るのですが、、、(;^_^A



食事もお酒も本当においしくてまた訪れるのがかなり楽しみ♪。


浪江町、飯舘村、南相馬など、日本中でいつの間にかなじみになってしまった地名の看板を通り越して福島へ。

夜12時に事務所を出発。

原発を迂回して山道を通り、避難勧告で人気の無くなった町中を抜け、海沿いを通ると

復興は本当に進んでいるのかと、改めて考えさせられる景色が現れます。

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海の見える舗装されていない道路を時々車が行き交う以外、風の音しか聞こえません。


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10:30に現場到着。

所用を済ませた後2時間程、役所の方が検査に来るのを待っている間、

お母様のお話をずっと聞いていました。

地震の話、津波の話、避難所の生活、脳梗塞のご主人、新居に引き取る障がいを持った弟さんの話、

こちらから聞くのでは無し、淡々と、そしてずっとお話されていました。




今回の現場からは海が見えます。

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震災以前は防波堤と家並みによって海は見えなかったそう。

この現場の目の前の道より南側(海側)は都市計画が決まっていないため建築確認がおりません。

道一本隔てて建物が建てられる地域と建てられない地域が存在します。


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今回の家は運良く建替えができましたが復興計画が早く進むことを願わずにはいられない現実を感じます。


完成した家は明るい色使いでつくられた、かわいらしいデザインのバリアフリー住宅。

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新しい住まいで少しでも介護が楽に、そして明るい気持ちになってもらえればと思います。
確認機関に書類を出し終えてほっとひといき。

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コーヒーだけのつもりがついつい、、、。^o^
本日、地鎮祭。

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長期優良住宅と地域住宅ブランド化事業の補助金利用のため、諸手続きをしているので工事はもう少し先になりますが、まずは地の神様にご挨拶です。

この地を住まいと定めて工事をします。と

工事中の安全とお施主さまの家の繁栄を願っての儀式。

これが終わると家づくりが設計から次の段階に入ったと感じます。

次の打合せがあったので施工業者とお施主さまに近隣へのご挨拶はお願いして先に失礼しました。
今月は2005年から2008年頃に建築させてもらったお施主さんに電話をかけています。

理由はこちら

5.6年前のお客さんだと正直、食洗機がついていたかどうかまでは覚えていない物件もあります。
(スミマセン)


2件、記憶に自信がなかったのですが、過去の書類引っ張りだす面倒よりは

久しぶりに様子伺いを兼ねて聞いてみよう♪と、お電話してみました。


私 「こんにちは。ご無沙汰してます。」^o^

施主「あら、縣さん。」

私 「つかぬ事をお伺いしますがお宅には食洗機ってついてましたかしら?」

施主「はぁ?、、、そんなしゃれたモノついてないわよ」


、、、2件に全く同じ事言われてしましました。 (^_^;)


その後台風や、お孫さんの話など世間話をしながら近況を教えてもらいました。


思いがけず電話する機会ができて、皆さんの様子も伺えて、


うん、みんな元気そうでよかった♪