風合い | 木の家をつくる女性建築家の日常

木の家をつくる女性建築家の日常

静岡県浜松市にある建築デザイン事務所です。浜松市・磐田市・湖西市・豊橋市・掛川市・袋井市などで活動している日々の出来事を綴ってゆきます。

基本的に商品というものは年月と共に消費者のニーズにより改良され進化してくるものなので、

大きな流れの中ではより便利に、より手軽になっていく傾向にあります。


それは住宅に使う様々なモノにおいても言えることで、例えば壁紙として使うビニールクロス。

多くの人が「汚れてもすぐに拭き取れる」「もっと安く」「ひび割れしない」

「濡れても大丈夫」「破れない」と望んだ結果、進化し採用されてきた建材です。



それに比べ、こちらの家で使用した輸入品のドア。

$木の家をつくる女性建築家の日常



重いし、古いし、開閉にも一手間かかるシロモノで、手軽さとはほど遠い使い勝手。


それでも選んでしまうのは「手軽」という価値以上の喜びを与えてくれるから。

その価値は人それぞれなので

  本物の質感であったり

  重厚感であったり

  あこがれの洋書の1ページであったり

  自分だけのオリジナル感であったり

  モノの中にある歴史だったり
しますが、

毎日目にし、手で触れるモノに喜びを感じる事ができるのなら

多少の不便さなどは問題にならないものだと思います。




こちらの外壁は古~いレンガをスライスして貼付けたもの。
$木の家をつくる女性建築家の日常

独特の色ムラが見る人によってはキタナく(実際に言われた)

また別の人にはたまらない風合いに映る事と思います。



木の家をつくる女性建築家の日常