安定期に入って、つわりもおさまってきたら、ベビーグッズを少しずつ準備しはじめました。

性別が分からないうちは、性別に関係なさそうなもの。

性別が分かってからは、ピンク・ブルーなど 買う色が分かれてくるもの。


産まれる前にいろいろ買って、もしも無駄になってしまったら・・・ なんて事も少し考えましたが、

もし、今回無事出産できなくてもまた頑張る気でいたし、

戌の日のお参りも済んだし、安産を信じて・・・という意味もこめて、どんどん準備していきました。クローバー


ベビーグッズはサイクルも早いので、あっという間に古い情報になってしまうかもしれませんが、

参考にしていただければと思います。



<性別が分かる前に準備したもの>


■ベビーベッド


 「カトージ」というメーカーのものにしました。部屋の壁の色になじむように、色は白。

 床がスノコで高さ調節ができて、下に物入れが付いているものを探しました。

 36歳・知識ゼロ からスタートの子作り!

 ※ちなみにバウンサーは、姉から譲ってもらいました。


 ※実際に使ってみて

 ベビーベッドって、意外と大きいのです。一般的なサイズのものを買ったのですが、

 部屋のドアより横幅があるので、解体しなければ別の部屋へは持って行けません。


 我が家は畳の部屋はなく、大人はシングルベッドでそれぞれ寝ています。

 最初は、私のベッドを壁にくっつけて、シングルベッドで赤ちゃんと寝ました。

 生後3ヶ月頃になると両手を横に大きく開く姿勢で寝るようになってきたのでさすがに狭くなり、

 小型のベビーベッドをレンタルして寝室に置きました。私のベッドにぴったり付けて配置しました。

 内径が60×90というサイズのもので、このサイズは1歳くらいまで使えるそうです。

赤ちゃんが深い眠りに入るまでは私のベッドで抱っこして、

 大丈夫そうならささっと赤ちゃんを脇のベビーベッドへ横にさせたいので、

 ベビーベッドのマットの高さが私のベッドのマットと同じくらいの高さになるもの、

 ベビーベッドの側面の枠が、その高さまで充分下がるものを探しました。 

 添い寝タイプという特徴をうたったヤマサキというメーカーのベッドがあり、それが合いました。


 寝返りし始めた頃までは、買ったベビーベッドを、リビングに置きました。

 お昼寝やオムツ替えに使ったり、ベビージムを置いたりプレイマットを敷くなどして、

 日中の赤ちゃんの居場所として使いました。

梅雨の頃からあせもが気になりはじめたので、マットレスを取って厚手のコルクマットを敷きました。


 寝返りして自在に方向転換できるようになってくると、一般サイズのベビーベッドでも

 日中の居場所としては狭くなってきたので、

 リビングの床にジョイントマットを敷いて赤ちゃんの居場所にしました。

 そして、レンタルした小さいほうのベッドをリビングの隅に置いて、オムツ替えと昼寝に使いました。

 買ったベビーベッドを寝室に置きました。


 レンタルした小さいほうのベビーベッドを返却した後は、

 オムツ替えのときには手持ちのヨガマットでも敷いて使おうかなと思います。

 昼寝も、寝るときだけジョイントマットの上に何か敷いて寝かせればいいかなと。

 買った一般サイズのベビーベッドは、このまま寝室で使う見込みです


 ベビーベッドは、いったん買ってしまうと処分するのも大変だし、

 どんな大きさや高さのものが使いやすいかは出産前にはなかなか分からないと思うので、

 とりあえずは数ヶ月のレンタルで様子を見るのがいいと思いました。


■体温計


 ちょっと高いですが、ピジョンの「チビオンタッチ」という体温計を買ってみました。

 おでこで測るタイプのもので、赤ちゃんがぐずることなく簡単に測れるそうなので・・・。

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 ※脇の下で測るタイプのものは、姉から譲ってもらいました。


※実際に使ってみて

 計測は早いですが、正確さには欠けるようで・・・。何度か連続で測ると、そのたび結果が異なります。

 同じものを持っている友人も、何度か測って平均値を参考にしているとのことでした。

 価格も高いし、残念ながらイマイチでした。

 一般的なスティック型のもので、20秒くらいで測れる製品をかかりつけの小児科で

 使用しており、結局のところはそれがいちばん使いやすかったです。


■ベビーバス


 出産が寒い冬なので、浴室ではなく台所のシンクでも使えるタイプにしてみました。

 永和というメーカーのものです。

 私1人だけで入れることも想定して、おしりのところにストッパーがあるものにしました。

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※実際に使ってみて

 お尻のところのストッパーがとても便利でした。これがあるおかげで、赤ちゃんの体の位置が

 安定するので、1人で沐浴させても体も洗いやすかったです。ただ、人にもよると思いますが

 私に対して赤ちゃんが横向きよりも正面向きのほうが洗いやすかったので、

 台所のシンクの中ではなく、浴室暖房をつけて浴槽のフタの上で結局は使いました。

 ちなみに1人で沐浴させていると、仕上げの上がり湯をかける行為がとても難しいです。

 張ったお湯から、赤ちゃんの体を出して片手で持って、もう片方の手で体にお湯を

 かけるなんて、みんなどうやっているのかなと・・・。

 40センチ四方くらいの足湯用発砲スチロールが家にあったので、それにお湯を張っておき、

 最後にそれに浸からせました。寒い冬だし、肩まで温まれて、とても便利でした!

 (「上がり浸かり湯」は、深さのある大きめのプラスチックのバケツとかでもいいと思います。)


 そして何より、このベビーバスは夏場の昼間の沐浴(汗流し)にとっても役立ちました。

 あせも対策で、朝・昼とシャワーをすることがあったのですが、これのおかげでホントに楽々でした。

 お風呂の洗い場に置いて、お湯を張ってベビーバスの中に赤ちゃんを横たわらせて、

 手で体をコシコシ。(日中は石鹸は使いません。)底の水栓を抜いて、シャワーをかけて仕上げます。

 水栓の抜き差しだけでお湯の入れ替えは出来るし、シャワーをしても洗い場にお湯が飛び散らないので

 私が服のままで気軽に沐浴させられます。

 夏はクーラーのついた部屋で過ごすので、暖かいお湯に一日数回浸かるのもいい事だと思うし。

 こまめに体を清潔にしたい夏場に、本当に重宝しました。買って、充分元が取れました。

 


■おむつゴミ箱


 アップリカの「におわなくてポイ 消臭タイプ」にしました。

 どれだけにおわないのか分かりませんが・・・置き場所は、トイレの中か洗面所かなぁと思います。

 
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※実際に使ってみて

 ゴミ袋をねじって、おむつを1コ1コ捨てるタイプではないので、

 おむつを捨てる瞬間は臭います。(前に捨てたオムツの臭いが若干あがってきます。)

 ですが、それなりに防臭効果はあります。我が家は脱衣室に置いています。

 

■おしりふきウォーマー


 冬でも夏でも、家にいるときくらいはあったかいものでお尻を拭いてあげたほうが

 赤ちゃんも気持ちいいですよね。(大人だってそうですもんね。)コンビのクイックウォーマーです。


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※実際に使ってみて

 おしり拭きの紙をウォーマーから引き出したら、すぐに使わないと意味が無いので注意が必要です。

 外気に触れるとあっというまにおしり拭きが冷えてしまうので・・・。


 あと、ウンチを拭く前にお尻を少量のお湯で流してあげると、

 お尻拭きで肌をゴシゴシこすらなくて済みます。

 ウンチをしていないオムツ替えのときも、ウォシュレット代わりにお湯をかけて、お肌に付いた

 尿を洗い流してあげてから、ティッシュとウチワを使って乾かすと清潔になります。

 ウォーマーの取っ手のくぼみ部分に、30mlくらいの携帯用ローションボトル(弾力性のあるもの)

 にお水を入れたものを常に置いておきました。

 ウォーマーの熱が伝わってボトルの中のお水がほんのり温かくなるので、

 オムツ替えのときはそのお湯をお尻にかけました。便利でしたので、この方法はおすすめです。

 (使う都度、こまめに新しいお水をセットしました。)


■肌着


 たとえ地味でも、新生児のときは無着色のオーガニックコットンの新品の肌着を着せたいなと

 思いました。藤沢にある「アンテレセ」というお店で買いました。短肌着・コンビ肌着です。

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※実際に使ってみて

 肌触りが良かったですが、サイズが70cmまで使える大きめのものだったので、

 新生児にはちょっとブカブカでした。

 新生児~3ヶ月手前くらいまでは、「50~60cm」とサイズ表記のあるもの、

 3ヶ月~6ヶ月くらいまでは、「70cm」とサイズ表記のあるものを着せるといいと思います。


<性別が分かってから準備したもの>


■タオル類

 

 夏冬、どちらでも活躍できるように、無撚糸&ガーゼの泉州タオルを選んでみました。

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■授乳クッション


 「マーナ」というメーカーのものにしました。替えカバーもあります。

 いろいろな産院で使用されていて、長期間使ってもヘタレにくいのだそうです。

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※実際に使ってみて

 本当にヘタレることもなく、丈夫です。

 毎日、何度も使うものなので、カバーの洗い替えは必ず必要だなと思いました。

 

■ベビー布団


 西川産業の洗える羽毛布団にしました。セット価格でお安かったです。

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<出産直前に準備したもの>


新商品が出ないか、なるべく待ってから買おうとしたものや、

季節的に種類が豊富になる時期まで待って買うなどしたものです。


■抱っこ紐


 いろいろクチコミ情報を見てみましたが、友達にも聞いて、結局のところやはりエルゴにしました。

 個人的には、ちょっと見た目がカジュアルっぽいかなぁ・・・と思う製品なのですが。


 旦那も多く使うものなので、色やデザインなど旦那の意見も尊重しました。

 肌触りが良かったので、オーガニックのベビーキャリアとインファントインサートにしました。

 インファントインサートはお布団みたいで、冬場の新生児じゃないと暑そうです。。。



 ※実際に使ってみて

 エルゴは、生後5ヶ月くらい以降の赤ちゃんを抱っこするのに適した製品らしいのですが、

 まさにそのとおりでした。赤ちゃんがまたがるお尻の部分の生地が、とても幅広なのです。

 なので、それなりの体の大きさの赤ちゃんでないと、不自然な大股開きになってしまいます。


 また、インサートは厚手の敷布団みたいな感じです。真冬にこれを使って外出しましたが

 肌着+薄手の服でも、我が家の赤ちゃんは汗をかいてしまいました。

 (背中側が敷布団で、おなか側がお母さんの体と密着では、そりゃぁ暑いですよね。)


 なので・・・

 新生児のときはコンビの「はじめてホールド かんたんタイプ」で横抱っこをしました。

 赤ちゃんの体勢に負荷がかからないので新生児には横抱っこは安心です。

 ですが、横抱っこだと片手しか自由にならず、家事はほとんどできません。


 生後1ヶ月頃から縦抱っこもどんどんしてあげてと助産師さんから言われ、

 その頃からはベビービョルンの オリジナル・コットン の抱っこ紐を使いました。

 体重が5Kgを超えると、腰ベルトの支えのない抱っこ紐なので肩コリがして背中も痛くなりました。


 生後3ヶ月の頃、インサート無しでのエルゴは足の事を考えてもまだ早そうなので、

 ベビービョルン・ミラクル・エアリーメッシュ を買いました。

 赤ちゃんの股の開きも自然で、腰ベルトの支えもあり。

 それまで使っていたビョルンのオリジナルはウレタンのようなハリがあり、

 生後1~2ヶ月の赤ちゃんには背中側のホールド感・安定感が良くて安心だったのですが、

 メッシュは涼しいぶん、生地がやわらかいので、最初は使いづらく感じました。

 ただ、首がすわってきたら前向き抱っこができるので、グズったときなど便利です。

 夏場の外出には、メッシュの抱っこ紐はとても重宝しました。


 毎日、たくさんの時間使うものなので、

 抱っこ紐が快適でないと母子ともにそれがストレスになるし、使い心地を妥協できず、

 試行錯誤しながら何個も買って、お金も使ってしまいました・・・。


■ベビーカー


 石のボコボコ道が多い近所の散歩用と、混雑したターミナル駅への買い物用を

 1台で兼用するのは、色々考えましたがやはり無理がありそうなので、

 メインのもの・軽量タイプのもの 2台を使い分けることにしました。

 メインは、前々から欲しかった車輪がガラガラいわないエアタイヤのエアバギーココにしました。

 最近は使っている人も多く見かけます。

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 軽量タイプのものは、とにかく軽さにこだわり、マジカルエアーを考えています。

 これは産後しばらくして落ち着いてから買おうと思います。

 軽量のベビーカーは、商品サイクルも早そうなので・・・。

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 ※ちなみにチャイルドシートは姉から譲ってもらったものを使います。


 ※実際に使ってみて

 赤ちゃんの首がすわる頃までは、外出は抱っこ紐で充分でした。その頃の赤ちゃんは、

 お母さんにぴったりくっついて抱っこされているほうが嬉しいのだと思います。

 なので、首すわり前に使えるベビーカーは無くて大丈夫でした。


 エアタイヤは、本当に良いと思います。若干スタスタ歩いても、振動が気にならないし、

 3輪のほうが回転するときの小回りがいいので、方向転換もスマートにできます。

 あと10センチくらいシートの位置が高め(ハイシート)だと、最高なんですけどね!


■洋服(イベント用)


 出産が冬だし薄着で外をウロウロすることもないので、ベビードレスは買わず、

 お宮参り・お食い初め用ということで、白のきれいなアフガンと、カバーオールを準備しました。

 

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■マザーズバッグ


※実際に使ってみて

実際に使ってみて、マザーズバッグで優先すべきと思った事が2つありました。


(1)軽さ

 オムツ替えセット、着替えセット、授乳ケープorミルクセット、母子手帳、

 しばらくしたらオモチャや水分補給のマグ・・・。

 外出時に持っていくものって、本当にたくさんあります。

 例えば、出産直後に買った、リボンやフリルの付いたかわいいオムツポーチは使わなくなってしまい、

 超シンプルなナイロンポーチをオムツポーチとして私は使いました。

 赤ちゃんを抱いてバッグも持つので、持ち物は100グラムでも軽くしたいものです。

 とにかくバッグは軽いものを。500グラム以内の重さのものをお薦めします。


(2)取っ手の長さ

 トートバッグ型のものを選ぶ方は多いと思います。

 バッグを肩にかけるとき、赤ちゃんを前抱っこしていると、

 片方の手でバッグを持ち上げて肩にひょいっと掛ける動作が多くなります。

 そんなとき、取っ手の長さが充分にないと、重い荷物を持った手首を不自然な形に反って

 バッグを肩に掛けることになり、手首にすごく負担がかかって手首が痛くなってしまいます。

 ただでさえ、赤ちゃんのお世話で腱鞘炎になりやすい状態なので、それ以外の事で

 手や手首は痛めたくないですよね。

 トートバッグなら、取っ手の長さが50センチ(高さが25センチ近く)あるものをお薦めします。


<その他(衛生用品など)>


■ほにゅうびん


ほにゅうびんの種類や吸い口の種類って、本当にたくさんあって、何を買えばいいのか迷います。

人からすすめられても、自分の赤ちゃんに合うのかどうかは、使ってみないと分からないし。

とはいえ、出産してから退院するまでの間にバタバタと用意するのも大変だし、

無駄になってしまってもいいから1つは事前に用意しておこうと思いました。


なるべく母乳育児ができたらいいなぁ・・・と思い、

ピジョンの「母乳相談室」というほにゅうびんを買ってみました。(ネット販売のみです。)

お母さんから直接授乳されるのと同じように吸う力が必要ならしく、おっぱいよりほにゅうびんが好き

ということになりにくいのだそうです。

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ちなみに、ほにゅうびんの消毒キットはハサミ以外は特に買いませんでした。

生後数ヶ月間しか使わないみたいだし、煮沸消毒でとりあえず様子見してみようと思っています。

電子レンジの消毒が便利そうですが、ミルクを飲んで寝てくれた小さな赤ちゃんがそばにいると、

レンジの音がすると起きてしまうので気をつけないと・・・と、出産したばかりの友達の意見があり。

流水の音は比較的大丈夫だそうで、どちらかというと薬液タイプを勧められました。

薬液に抵抗がある方もいると思いますが・・・。


※実際に使ってみて

わたしは母乳寄りの混合で赤ちゃんを育てたのですが、この哺乳瓶はとても役立ちました。

母乳のあとに時々ミルクを少し足すので、小さめの瓶はかさばらず便利でした。

自分の乳首と哺乳瓶の交互使いで赤ちゃんが乳頭混乱を起こす事もありませんでした。


■鼻水吸い取り器


関係ないかもしれませんが、冬生まれだから、寒いうちは鼻水とかもよく出るのかな・・・。

比較的簡単に安全に吸い取れそうだったので、

お値段はしたのですがベビースマイルという鼻水吸引器にしました。

36歳・知識ゼロ からスタートの子作り!


※実際に使ってみて

  生後2~3ヶ月くらいでは、赤ちゃんの鼻の穴も小さくてうまく使えませんでしたが、

  生後8ヶ月のときにカゼをひいて、透明でジュルジュルの鼻水をたくさん垂らしたとき、

  本当に役に立ちました。掃除機のように、気持ちよく吸い取ってくれました。

  吸引力が弱い気がするかもしれませんが、強いと耳に負担になることもあるそうなので、

  きっと計算された適切な弱さなのだと思います。



このほかにも普段着や雑貨、こまごまとした衛生用品など、買うものっていろいろありますね。

出産後はゆっくり買い物する時間もなかなか無いと思うので

買わなくても、時間のあるうちに何がどこに売っているかを細かく下調べしておくといいと思います。




高齢の初産。不安は尽きないと思いますが、検診・検査もして、いろいろ情報収集できたら・・・

きっと大丈夫!と思って、少しは気楽に、楽しみながら、母になる気持ちを育てていきたいですね。



(1)お母さんと赤ちゃんは一心同体


 お母さんがリラックスすることが、お腹の赤ちゃんに大事だという事はよく聞く話です。

 でも、具体的に、何でかな?と思っていました。


 とある胎教の書籍で見つけた情報なのですが、

 感情の変化によって母体の脳から分泌される物質やホルモンが、

 胎内の赤ちゃんにも影響する・・・のではないかとのことでした。


 科学的に解明されている事ではありませんが、生命の神秘。違うとも言い切れないなと思いました。

 例えば、不安を感じた時に出るアドレナリン。快い気持ちになったときに出るドーパミン。

 妊娠してから授乳期まで高くなるという、母性を司るプロラクチン。


 そして、妊娠中も血行の良さは大切です。

 赤ちゃんには、胎盤を通じて良い血液をたくさん送ってあげる必要がありますが、

 お母さんがストレスでイライラすると、血圧が上がり、血行も悪くなってしまいます。

 (通常、母体から胎盤へは、毎分600ccもの血液が流れているそうです。)


 お母さんが、不安を感じずに、リラックスして、楽しい気持ちで過ごすと、

 お腹の赤ちゃんも同じような感覚を感じてくれているんだと思います。クローバー


(2)お母さん・お父さんの声をたくさん聞かせる


 妊娠6ヶ月くらいになると、赤ちゃんの聴覚も発達してきて、

 8ヶ月くらいになると、外からの音も聞こえるようになるらしいです。


 私は、安定期になってつわりからも開放されたら、童謡のCDや絵本を買い始めました。

 お腹の中の赤ちゃんに意識を向けて、日常の事をいろいろ話しかけたり、

 歌って聞かせたり、絵本を読んであげたり。


 そうすることで、(1)にも関係しますが、お母さんもリラックスできて優しい気持ちになれます。


 赤ちゃんにお母さんの声をお腹のなかにいるときからたくさん聞かせてあげて、

 お父さんの声もたくさん聞かせてあげて、

 そうすることで、生まれてからの環境にも(聞き慣れた声が身近にあることで)

 不安を感じることが少なくなるのかな?なんて思いました。ハイハイ


 また、そうすることで、赤ちゃんが産まれてくるまでに

 お父さんとお母さんが親という自覚を徐々に持ち、子育ての心構えが出来るのだと思います。

 お腹の中の赤ちゃんにたくさん話しかけることで、産まれる前に、家族が増えた自覚ができます。


 「産まれる前から、お父さんの声もちゃんと赤ちゃんに覚えてもらっておかないとね~

 産まれてからパパの声を聞いて赤ちゃん泣いちゃったらサビシイよね(笑)。」と主人に話したら、

 朝夜の挨拶とか、何気ない会話とか、お腹にいろいろ話しかけて頑張ってくれました。。。


(3)リラックスできる・楽しい音楽を聴く


 胎教にはモーツァルト・・・とよく言います。

 もちろんモーツァルトもいいですが、お母さんがリラックスしたり楽しい気持ちに

 なるような音楽を聴くことが、大切なのだと思います。


 私が聴いたのはモーツァルトのほか、海外の少年合唱団の歌や、古典のパイプオルガンの曲、

 自然を感じるヒーリング音楽、ボサノバとか、アコースティックギターの曲とか、いろいろでした。

 また、童謡のCDに合わせて家事をしながら歌ったりしました。

 (重々しいメタル的ロックも好きで聴くのですが、妊娠中はちょっと控えてみました。)


(4)子供部屋を準備する


 気が早いかもしれませんが、子供部屋にしようと考えていた部屋を、

 早々に子供部屋仕様にする準備を始めました。

 とは言っても、子供に関係ないものを他の部屋に移動して整理整頓・断捨離したくらいなのですが。

 (出産後は忙しいので、妊娠中のうちに、これからどんどん物が増えることを見越して

 家の中の収納スペースに空きを作っておくようにしました。)


 人からもらったり買ったりした赤ちゃん用品を棚に置いて整理したり、

 チェストの中に、タオル類や肌着などを少しずつ揃えていきました。

 読み聞かせに買った絵本や、マタニティ雑誌なんかも配置して。

 こうすることで、赤ちゃんを家族に迎え入れる親の気持ちを、育むことも出来るのだと思います。


 子供部屋には原色のもの(色のハッキリしたもの)は置かないほうがよいそうです。

 自然の中に存在するような、ナチュラルな色がよいそうです。

 子供部屋がカラフルすぎると、落ち着きのない子に育つという情報や、

 言葉などの学習で使うカード類のハッキリした色に意識がひきつけられなくなる

 という情報がありました。 


 カーテンを子供向けのカラフルなものにしようかなぁ~なんて思っていたのですが、

 既存の無地のナチュラルグリーンのままにして、レースのカーテンだけ新調しました。

 壁紙とか照明にも手を加えるのはとりあえずやめておきました。


 また、2人目が授かるかどうかとその性別によって、部屋割も変わってくると思ったので、

 棚や衣装箪笥などの本格的な子供の家具は、もう数年してから考えて買おうと思い、

 当面は家にすでにあるものでまかなうようにしました。


(5)広く浅く、ママ友と楽しむ

 この年齢で偶然にも、妊娠時期が重なる同年代の友人・知人が2人もいました。

 昔の職場つながりの知人、そして学生時代からの友達。共に初産。

 旧知の仲なので、当然、プレママ話も弾みます。


 ですが、ヘンに意識しすぎかもしれませんが、年が近いとか近くないとかこだわりなく、

 いろいろな方と交流していけたらと思いました。

 (産んでから、そういう機会は自然と出来るとは思いますが・・・)

 母親教室で知り合った、ご近所の妊婦さんは10歳くらい年下の方でした。

 子供つながりの、子供がきっかけで仲良くさせていただく、いわゆるママ友。初ママ友です。

 出産に向けての話、これから始まる子育ての話、近所の育児関連の施設や環境の話・・・。

 出産前のゆったりした時間を使って、とても楽しく会話する機会を持てました。


 なんか、ママ友っていうと、あまりいいイメージがない事もあったりしますが、

 子供という共通事項があるからこそ仲良くさせていただくのがママ友。

 自分自身の事でつながる末長い友達っていうのは

 学生時代やサラリーマン時代で既にめぐり会っている訳で。

 そう思うと、ママ友は広く浅くで、子供に関する環境が変わって多少疎遠になってしまっても

 気にせずに、気負わず、いろいろな方とその時その時でお近づきになっていけたらなと思いました。

 この歳になって、こうやって新しい世界を広げていけることも、幸せだなと思います。


(6)夫婦2人や、1人の時間を意識する


 妊娠中に会った子持ちの友達全員から、

 「出産前に、夫婦や1人で、行きたい所に色々行っておくように」・・・本当によく言われました。

 やっぱり、出産したら数年間は子供にかかりきりになって、

 身も心も子供から解放されてゆったりと過ごすというのは難しいんですね。


 30代後半。結婚してから既に10年以上、夫婦で・1人で・友達と、いろいろ楽しんできたし、

 改めてそう言われてもなぁ・・・と思ったのですが、あまりにも皆から同じ事を言われるので、

 「あそこに行ったな」と記憶に残るようなお出かけをするように心がけてみました。

 行った事が無いだけじゃなくて、行ってみたいと思うところ。で、印象に残るようなお出かけ。

 もちろん、体力や日程・金額の制約もあるし。お出かけの案を考えるのは意外と大変でした。


 ・屋久島旅行(山ではトレッキング、海では海がめの孵化。とても素敵な島で、いい夫婦旅行でした。)

 ・平日お昼のクラシックコンサートめぐり(いろんなホールで毎月やってます。低価格だし胎教にも。)

 ・鎌倉散策(行ったことの無かった穴場エリアを選んで、ハイキングを兼ねて何回か出かけました。)

 ・郊外の古民家の日本料理屋さんで、友達とコース料理を。落ち着いた和の雰囲気に浸りました。

 ・箱根散策(夫婦では10年くらい前に1度しか行ったことのない、何気に盲点の場所でした。)

 ・お気に入りのバンドのライブに行き納め。(席のあるホールなので安心でした。)

 ・紅葉ハイキング(東京と神奈川の境にある陣馬山へ、最短ルートの和田峠から山頂へ登山。)

 ・臨月初日にグランメゾンで最後の晩餐。

 ・正産期初日に近場の友達夫婦の家で忘年会。(解禁じゃないけど、秘蔵ワインをグラス1杯だけ。)

 など。


 その他にも、出産前に済ませるという事で意識したのは、和食器をじっくり品定めして揃えること。

 食器の中でも和食器は、色合いや質感など、ネットで購入すると失敗しやすいので。

 ウォーキングを兼ねていろいろ歩いて、高くなくて良いものを探し求めました。

 子供が小さいうちは、個室の貸切でもしないと、外でゆったりと和食なんて楽しめないだろうし。

 デパ地下の和惣菜を家で食べるにしても、良い食器でコース仕立てに工夫すれば、

 雰囲気も出て楽しめるかなと思います。

 

 ちなみに、平日に1人でのんびりと紅葉の京都散策と仏像めぐりをしたかったのですが、

 紅葉の季節には妊娠9ヶ月後半。京都に1人は遠出すぎるかなと思いこのプランはおあずけにしました。

 子供が一時保育に1日預けられるまで成長した時のリフレッシュ旅行にとっておきたいと思います。


(7)少し先の事だけど、楽しみにしたくなる計画を立てる


 産まれてすぐに必要となる情報ではありませんが、

 時間のあるうちにある程度調べたり情報を整理しておくと、後々便利かなと思いました。


 子供に見せたい名作アニメをピックアップし、そのDVDを購入予定リストに入れておく。

 パーティー料理やフィンガーフード・手作りケーキ、公園に遊びに行く時のお弁当を、

 子供が食いつきそうな見栄え・食べやすさ・栄養バランスを考えて

 トータルコーディネートした案を作っておく。

 また、乳児連れ・幼児連れで行きやすい近所のレストランや、完全個室でリーズナブルに

 過ごせる近所のホテルのランチプランなどを下調べする。

 生後半年くらいからの日常のお出かけプランを考える。(近所の、児童館・幼児教室・母子で

 行ける習い事・四季を楽しめる公園や各種イベントなど。)


 ちなみに、正産期に入って遠出せず近所に出かける程度の毎日になってから、

 子供向けのパーティー料理やお弁当を練習で作ったりして家で過ごしました。
 (出産したら、事前練習の時間もなかなか取れないだろうと思ったので。)


(8)みんなが楽しみにしているのだと、改めて認識する


 妊娠して、親兄弟に報告して・・・

 それからは、自分のお腹の中にいる赤ちゃんのことを、みんな気にかけてくれて

 そして産まれるのを楽しみにしてくれているはずです。


 もちろん産むのは自分だし、自分と夫の、2人の子供であるには間違いないのですが、

 自分の親にとっても、夫の親にとっても、大切な孫であるし、

 私や夫の姉妹にとっても、かわいい甥っ子か姪っ子になるわけです。

 甥っ子姪っ子も、いとこができることを楽しみにしているはずです。

 そう思うと、子育ては親の思うように・好きなようにやるもので、

 周囲からいちいち口を挟まれたくない・・・なんていう気持ちも抑えられるのではないかと思います。


 みんなに気にかけてもらって、かわいがってもらえるのだという環境を幸せに感じて、

 赤ちゃんの産まれる喜びを夫婦だけでなく(意識的に)みんなで共有していこうとすると、

 妊娠中も、出産後も、大らかで優しい気持ちのお母さんでいられるのではないかなと思います。



30代後半。今まで、仕事に遊びにいそしんだ日々を過ごしてきている年齢です。

ならば、マタニティの期間は、「自由に夫婦2人の生活を楽しめる残された期間」というよりも、

「母心をゆっくりと育んでいく期間」という気持ちメインで、過ごせたらいいなと思います。ブーケ2

安定期に入り、つわりも治まったら、ようやく自炊をする元気も出てきます。

食事の内容に気をつけ始めないといけない時期だと思います。


妊婦が摂るべき栄養素や料理のレシピなどは色々なところに情報がありますが、

しっかり料理ができないような時に、手軽に栄養素を摂る参考になればと思い記事を書いてみます。


リンゴ 単品の食材 リンゴ


高野豆腐 : たんぱく質が豊富。日持ちするのでシンプルに煮てストックしておき、

お腹がすいたらおやつ代わりにします。

海苔 : 鉄分が豊富。焼き海苔より青海苔のほうがより豊富です。

乾燥アオサ海苔をお味噌汁に入れると手軽です。

食べる小魚・骨せんべい : スナック菓子の代わりとかに、おやつに食べるよう心がけます。

プレーンヨーグルト : カルシウムが豊富。牛乳やチーズよりも低脂肪で便秘にも効果があります。


お魚料理が面倒なときは、ちりめんじゃこ・干桜海老・食べる小魚・アサリ缶詰 などの

お手軽なもので補うようにします。


妊娠中においしいお魚料理を食べに旅行して、お土産にあおさ海苔や骨せんべいを

買ってくるというのも、旅行もできて食生活にも良くて、一石二鳥かなと思います。

(妊娠中のお魚は、種類によって、摂取しすぎに注意が必要なものもあります。)


リンゴ 作り置きする小鉢 リンゴ


【1】ほうれん草・ちりめんじゃこ・ぶなしめじ のおひたし


ほうれん草 : 鉄分や葉酸が豊富です。

ちりめんじゃこ : カルシウムを手軽に補給できます。

ぶなしめじ : 食物繊維がプラスでき、ヘルシーにボリュームアップできます。


【2】小松菜・えのき茸・干桜海老 のおひたし


小松菜 : 野菜の中ではカルシウムが豊富なほうだそうです。

干桜海老 : カルシウムが豊富です。保存もきくし便利です。

えのき茸 : 食物繊維がプラスでき、ヘルシーにボリュームアップできます。


【3】鶏レバー・長葱 の甘辛煮


鶏レバー : 鉄分が豊富です。

さっと下茹でした鶏レバーを、砂糖・醤油・みりん・酒・しょうが でアクを取りながら煮込みます。

長ネギなど香味野菜を一緒に煮込みます。臭みを感じないメニューです。


【4】アサリと野菜のトマト煮


あさり : 鉄分が豊富です。水煮の缶詰でも、それなりに栄養があります。

あさり(缶詰でもよい)を、トマト・エリンギ・ズッキーニ・玉葱などの野菜と煮込みます。

味付けはお好みで、コンソメベースなどに。更にタコを加えると見栄えもUPします。


【5】ひじきと枝豆のサラダ


さっと和風に煮たひじき・こんにゃくと、茹でて殻を取った枝豆をゴマドレッシングで和えます。

面倒であれば枝豆は大豆の水煮に代えてもいいです。

ぶなしめじなどを入れてボリュームアップするのもいいです。

枝豆 : たんぱく質が豊富です。

ひじき : 鉄分が豊富です。

こんにゃく・ぶなしめじ : 食物繊維を補えます。



・・・いろいろ細かく意識できなくても、とにかく、和食中心にしておく。

妊娠中~赤ちゃんの幼少期は、体質や味覚を形成する大事な時期だと思って頑張りたいです。おにぎり

妊娠初期の流産のほとんどは、

胎児の染色体異常など、どうすることもできないものが原因といいます。

でも、そうではなく、お母さんの心がけだったり、何か異変があったときの対処方法だったり・・・

そういう事で防ぐ事ができたかもしれない流産・死産は、

きっと悔やんでも悔やみきれないものだと思うのです。

30代後半という年齢で、初めて、ようやく授かった大切な命なら、なおさらだと。


よく聞く、妊娠中の高血圧とか、糖尿とか、・・・何がどう良くないのか?をまとめてみました。

フリーペーパーの「マタニティジネコ」に、詳しく載っていてとても参考になりました。

まだ、「オレンジぽっけ」というWebサイトの、「妊娠中期・後期トラブルと危険」に書かれている

情報もとても参考になりました。

妊娠高血圧や妊娠糖尿は、「高齢での妊娠」も発症しやすくなる要因のひとつだそうなので、
普段は健康だからといって、全く関係ないことではないのです。


(1)妊娠高血圧


 以前は、妊娠中毒症と言われていました。高血圧になると、

 胎盤の血流が悪くなり、赤ちゃんに充分な栄養や酸素等がわたらなくなってしまいます。

 そのため胎児の発育が悪くなり、死亡の危険も発生するため、未熟児の状態であっても

 早期に帝王切開で出産することがあるそうです。 

 また、常位胎盤早期剥離で死産した方は、妊娠高血圧である方が多いという統計があります。


 予防や、悪化させない対策としては、ストレスや疲れをためずに、

 カロリーや塩分を控えた食事をすること。

 早い人では妊娠20週くらいから発症するそうです。

 可能であれば、こまめに自宅でも起床後や夕方に血圧測定をするといいと思います。


(2)妊娠糖尿


 妊娠中は、インスリンというホルモンの機能(血糖値を下げる)を阻害する物質が

 胎盤から分泌されるそうなのですが、それに対抗するように母体のすい臓からの

 インスリンの分泌量も増えるのが普通なのだそうです。

 ですが、年齢とともに体内のインスリン分泌能力は下がってくるらしく、

 高齢だと妊娠糖尿になりやすいと言われる理由はそこにあるようです。


 母体の血液中の血糖値の増加は、胎盤を通じてそのまま胎児の血液にも伝わります。

 胎児は血糖値の高い血液が流れてくると、自分のすい臓からインスリンというホルモンを

 出して、血糖値を下げようとします。

 インスリンには、血糖を脂肪に変えることで血糖値を下げ、その脂肪を体に蓄積する働きがあります。

 その結果、胎児に脂肪が多く蓄積され出産時に4Kgを超えるような巨大児に成長してしまい、

 難産になったり帝王切開になるなどお産に困難を伴う事が出てくるそうです。

 また、胎児の体が大きいと尿の排泄量も増えるので、羊水過多になりやすいそうです。

 

 妊娠糖尿の検査は、妊婦検診で病院が実施してくれます。

 予防や、悪化させない対策としては、

 急激に血糖値が上がるようなもの(砂糖・炭水化物)の摂取を控えめにして、

 ウォーキングなど負荷の高くない適度な運動を食後に行なう、といったものになります。


(3)細菌感染による破水 


 下着は清潔に。

 当然といえば当然・・・のことかもしれませんが、いつも以上に清潔を心がけるようにします。

 妊娠によって免疫機能が低下している為です。

 おりものシートをこまめに取り替えたり、

 トイレで大きいほうの用を足したら、膣の方向に汚れが移らないよう注意してペーパーで拭いたり。

 ウォシュレットをきちんと活用したり。

 体調が悪くて入浴しない夜でも、おしりまわりだけはお風呂場で洗って、

 必ず下着は取り替えるなど。

 そして、おりものが増えたりかゆみがある場合は、必ず医師に相談するようにします。


 早産の約35%は、感染症から起こるものといわれているそうです。

 膣まわりを清潔にしていないことで細菌感染してしまったり、

 出血が続いているときに細菌感染してしまったりすると、

 細菌が子宮の中に進入して、破水してしまうことがあるそうです。


 破水すると、程度はいろいろだと思いますが、

 おりものかな?と思うような水分が、ちょろちょろと出てきます。

 無色で、おりものとは違った匂いがあるそうです。


 感染に起因する破水の場合、

 早く処置をしないと子宮の中がどんどん細菌に感染してしまい、最悪の場合には

 子宮を全摘出しなければならなくなります。すばやい処置が必要だそうです。

 子宮の全摘出をさけるために、早産に該当しない妊娠22週未満の時期であっても、

 まだ赤ちゃんの心拍がある状態でも、中絶手術をしなければならないことがあるそうです。


(4)早産や異常の兆候を、敏感に感じ取る


 早産と言われる時期は妊娠22週から36週まで。

 1時間に何回も痛みがあり、だんだんお腹が張った感じが強くなるようなときは、

 早産の兆候かもしれないので、早めに医師に連絡をし、診てもらうようにします。


 また、少しでも出血があった場合は、すぐに病院にかかるようにします。

 早期胎盤剥離の可能性があるからです。

 産まれるまでは、胎盤をとおして赤ちゃんは酸素や栄養をもらっているので、

 胎盤が機能しなくなると、当然ながら酸素不足に陥り赤ちゃんは亡くなってしまうのです。

 ちょっとでも、気になる事・おかしいなと思う事があれば、検診予定日でなくても

 病院に連絡して、受診するようにします。

 一生に1回か数回程度の、出産に関すること。

 病院から迷惑がられるかなとか、何でもないかもしれないなとか、思うかもしれませんが、

 そんなことを気にして、取り返しがつかなくなるより全然いいと思います。



早産と言われる時期は妊娠22週から36週まで。

NICUのある設備の整った病院であっても、それより前の時期では、分娩してもまず助からないそうです。

私の家から近いNICUのある病院のホームページには、22週での早産では生存率30%とありました。

28週以降は、生存率95%以上とありました。

また、出生体重が1000~1500グラムであれば、生存率は95%以上で、後遺症の率は5~10%

とも情報がありました。


あくまでも私見ですが、早産であっても、後遺症も無く生存できる可能性がそれなりに高いのは

体重が1500グラム以上のように思いました。妊娠30週くらいの平均体重です。

では、なぜ早産してしまうと良くないの?・・・妊娠するまでよく分かっていなかったのですが、

妊娠35週頃に、肺や肝臓の機能が完全にできあがってくるのだそうです。

羊水の中で過ごしている時は肺呼吸はしませんし、だからなのか肺の機能が最後にできあがるようです。

そして、妊娠36週・37週あたりは、赤ちゃんが体に脂肪をつける時期なのだそうです。

早産とは言わなくなる正産期は37週からです。

呼吸する能力が充分に無い早産の時期に生まれてしまうと、体内に酸素が充分にいきわたらず

問題が起きてしまうことがあるのだろうな、と思います。

37週まで、お母さんのお腹の中で過ごすのには、きちんと理由があるのですね。


初めての妊娠。しかも高齢。

無事に、元気に育ってくれるかな・・・。無事に、元気に産まれてくれるかな・・・・。

心配は尽きないものです。


私が分娩予約をした総合病院では、ごく一般的な妊婦検診はありましたが、

もっとじっくり赤ちゃんを検査してもらって、何か良くない兆候があれば早めにそれを検知して、

処置なり対策なりを取ることで、せっかく授かった命を失う事がないようにしたいなと思いました。

30代後半で、ようやく授かった初めての赤ちゃんで、この先また妊娠できるかは分からないと思うと、

(できる範囲で)最大限のことをして、出産まで辿り着きたいと思いました。


また、出産するときには38歳。

病院で大勢みかける妊婦さん全体を見渡すと、

やはり、かなり少数派の高齢初産であることには違いありませんでした。

この歳での妊娠・出産を決めたのですから、大人として、社会人として、責任を持つように・・・。

良識があって当然と周りから思われる歳だし、周囲にいろいろな考えの方がいることも考慮して、

一般検診以上のことをして私と赤ちゃんの健康状態をなるべく詳細に把握したうえで、

赤ちゃんを出産するまでは、妊娠報告や振る舞いには気を付けたいなと思いました。



妊娠中に受けた胎児の検査の事について、記録したいと思います。


(1)初期胎児ドック


 初期胎児ドックは11~13週に受ける検査です。


 候補の病院は、以下の3つでした。

 ・ クリフムマタニティクリニック(大阪)

 ・ 茅ヶ崎徳洲会総合病院(茅ヶ崎) ※2012年秋から辻堂に移転しています。

 ・ 東京マザーズクリニック(世田谷)

 

 以前から有名なのは大阪のクリフムですが、遠いことと、夫婦での来院が必須という噂を聞いた

 ことなどもあり・・・都合が合わなさそうなのでやめておきました。

 (一度、陽性判定直後に電話で予約について問い合わせをしたところ、心拍確認が出来てから

 予約は受け付けていますと言われました。)


 徳洲会病院は、妊娠9週後半のときに連絡したところ、すでに16週くらいの日程まで

 予約で埋まっている状態だったので、希望の時期(11~13週)の予約ができませんでした。

 とりあえず、中期といわれる、少し先の時期の胎児ドックを予約しておきました。


 初期胎児ドックは東京マザーズクリニックで予約をしました。

 現在は分かりませんが、当時は9週後半に連絡したところ、12週前半の日程で予約ができました。

 月曜日と水曜日の午後に、胎児ドックは行なっているとのことでした。


 当日、検査の前の先生の説明では、赤ちゃんの異常は

 「染色体異常」「心臓や神経や内臓などの疾患」「成長過程で現れる障害」の3つに大きく分けられ、

 今回の初期の胎児ドックで対象になるのは主に染色体異常の可能性の検査とのことでした。

 心臓や神経や内臓などの疾患も、兆候を発見することはできるかもしれないけど、

 基本的には中期の胎児ドック(19~20週くらいに実施)での検査がメインになるとのことでした。

 そして、成長過程で現れる障害(発達障害の事だと思います)というのは、

 もちろん産まれる前には検査はできませんとのことでした。

 検査では、NTと呼ばれる首の後ろ部分のむくみの厚さの計測のほか、鼻骨の状態、

 血流や各種臓器の状態など、12週で分かる範囲でですが、細かく診て頂きました。

 所要時間は検査前の説明も含めて40分くらい、費用は2~3万円でした。


 クアトロテストについてですが、検査で確率が分かるのは、以下の3つの先天性疾患です。

 ① 21トリソミー(ダウン症候群)

 ② 18トリソミー(エドワード症候群)

 ③ 開放性神経管奇形(開放性二分脊椎・無脳症)

 このうち、②③は症状が重篤であることがほとんどで、流産・死産になったり、

 生後まもなくや生後1年くらいで亡くなってしまうことがほとんどだそうです。

 生後、長く生きていく可能性があるのは①のダウン症候群で、このために

 検査の結果で注目され議論されるのが①のダウン症候群なのだと思います。


 ちなみに、

 ・初期胎児ドックの結果、NTの値が平均よりも低く良い状態で、その他も異常が無かったこと

 ・クアトロテストをしても、結局は確率しか分からない(確定診断ではない)こと
 ・高額でお腹に針を刺す羊水検査をする気になれなかったこと

 などから、クアトロテスト・羊水検査は受けませんでした。


 あくまでも個人的な考えですが、30代後半でようやく授かった1人目の赤ちゃんだし、

 染色体異常を持った子でも、この世に生まれて生きていくだけの力が備わった子なのであれば、

 それは神様からの授かり物で我が家の運命なのだと受け入れて頑張ろうと思いました。

 ・・・ただ、気の早い先の話しですが、もしも2人目の赤ちゃんを授かれたら・・・

 確定診断までしようと、今のところは考えています。

 1人目の子供の先の長い人生のこともよく考えて、そのときは判断をしたいなと思っています。



(2)中期胎児ドック


 クリニックにより少しずつ異なりますが、だいたい19~21週の時期に受ける検査です。

 茅ヶ崎徳洲会総合病院で検査しました。

 検査前の先生との簡単なお話しも含めて、所要時間は40分くらい、費用は8~9千円でした。


 検査の内容は、以下のようなものでした。
 ・頭の大きさ

 ・頭の断面(脳の構成や大きさをみているようでした)

 ・鼻の形、口の形(じっくり確認されていました。口唇裂・口蓋裂の確認をされているようでした)

 ・手の指、足の指の数や骨の状態など

 ・心臓の心室の状態、血流の状態

 ・赤ちゃんの体全体の血流の状態

 ・臍帯の血流の状態

 ・羊水の量

 ・胎盤の位置や大きさ

 その他にも、赤ちゃんの臓器などの確認もひととおりしてくださったのだと思います。



(3)後期胎児ドック


 検査内容は、基本的に中期胎児ドックと同じです。妊娠30週くらいで検査します。

 中期に比べて、脳のしわの状態など、脳の発達状態についてさらに詳しい確認ができるとのことです。


 ※我が家は、初期と中期の胎児ドックのほか、

  分娩予約して妊婦検診に通っている総合病院で、妊娠24週のときに

  血流の確認も含めた詳細エコー検査があったので、後期胎児ドックは行いませんでした。

  3箇所の異なる医療機関で、3人の異なる先生に詳細エコー検査をしてもらい、

  いずれの検査でも問題が無かったので、検査はそれ以上しなくてもいいと思いました。


このブログは、36歳になってから、知識もほとんどない状態で妊活をスタートした私の

妊娠するまでの記録です。


30代後半になってから妊活を始める方にとって、

参考になる情報を載せられたらと思い、記録してきました。

このブログを読んで、参考になるものがあったと思っていただければ幸いです。ブーケ2



<テーマ(カテゴリ)に関する補足説明です>


・妊娠するための取り組み


 妊娠するための取り組みについて、良いと思ったことをまとめてみました。


・妊活の進め方


 どんな段取りで進めていくといいか、思ったことをまとめてみました。


・私の妊活の過程


 各周期に、どんなことをしたのか、どういうお薬を服用したのかなどを表にまとめました。

 また、それをふまえての反省点・良かった点なども書いてみました。


・妊活はじまり・1周期目~19周期目


 私の妊活の過程の、各周期の詳細が書いてあります。


・陽性判定後


 陽性判定から不妊治療クリニックの卒業までの事が書いてあります。


・その他


 妊活の知識、感じたこと、仕事の悩みなど・・・

 いろいろ綴った記事です。





現在、妊娠3ヶ月。あじさい

高齢であることもあり、無事に元気な赤ちゃんが産まれてくるまで、何が起こるかわかりません。

もしも・・・この妊娠が残念な結果になってしまったら、またこのブログに戻ってきて、

再びチャレンジの記録を書いていきたいなと思っています。


そして、いつの日か2人目の妊活をすることがあれば、

その内容を番外編としてこのブログに書けたらと思っています。


ブログをとおして交流してくださった方々の暖かいコメントに励まされたおかげで、
あえて実生活で妊活友達を作らなかった私でも、色々な困難に耐えられたのだと思います。
妊活を始めた時から今日まで、色々な方と交流することができました。

本当にありがとうございました。

頑張っている皆さんの事を、これからも影ながら応援させてください。リボン



そして・・・ このブログを読んで下さった方にも、私にも、

かわいい赤ちゃんをこの手に抱く日が、必ずやってきますように。 ブーケ1







36歳になってまもなく始めた妊活。初めてのことだから試行錯誤で、回り道もありました。

でも、歳をとればとるほど、あっというまに日々は過ぎて行き、年齢的な焦りも増えてきます。

30代後半だからこそ、回り道せず、効率よく妊活することが大切だと思いました。


私の妊活の過程を振り返って、「あのときああしておけばよかった」という

反省点をまとめてみました。やって良かったと思うことも書いてみました。


各周期がどんな内容だったのか、詳細はブログの「テーマ」や「月別」から辿って見て下さい。



病院 不妊専門クリニック(馬車道レディースクリニック)に通院開始 (2010/08/19~)

1周期目

タイミング通院

2010/08/27~ 

いきなりクリニックに通い始めたのは、高齢出産の年齢だということを自覚する意味でもいい選択だったと思います。

いろいろな検査や処方される薬の意味もよく分からないまま進みましたが、知識を増やす意味でも通って良かったです。


病院 別の不妊専門クリニック(みなとみらい夢クリニック)に転院 (2010/10/21~)

2周期目
3周期目

調整周期通院

2010/10/17~

2010/11/14~

1軒目のクリニックに抱いた疑問や不満を踏まえ、ささっと転院したのもいい判断だったと思います。

この時期から、本気で体質改善の取り組み(結局2011年12月から実施)を始めておけば・・・もしかしたらタイミング法で妊娠・出産できたのかもという後悔があります。

4周期目

タイミング通院

2010/12/10~


5周期目

タイミング通院

2011/01/13~

1月上旬から、スポーツクラブに通いだしました。週2~3回、けっこう頑張りました。

3ヶ月後に、通院お休み周期なのに着床しかかったのは、運動をはじめたおかげだと思っています。

6周期目

通院お休み

2011/02/16~



病院 別の不妊専門クリニック(加藤レディースクリニック)に転院 (2010/03/26~)

7周期目

転院・化学流産

2011/03/20~ 

今だから書けるのですが、妊娠検査薬が陽性になったとき、体を温めないといけない・・・と思い、下腹部にカイロを貼って外出しました。その翌日に体温急降下。カイロだけのせいだけじゃないかもしれませんが、受精卵は熱に弱い、加温ではなく保温なんだということを痛感しました。

8周期目

通院お休み

2011/04/28~ 

(この周期に、足に大きなケガを負ってしまいました。)

9周期目

通院お休み

2011/06/04~ 


10周期目

通院お休み

2011/07/04~ 


11周期目

採卵①
2011/08/07~ 

数ヶ月、ほとんど運動できておらず、ケガで通院できなかった焦りもあり、治りかけたところで体外受精を開始。

冬までの数ヶ月、たくさん運動してリハビリして体調を整えてから体外受精に挑んだほうが、生命力のある卵が採れてお金がムダにならなかったかもしれないな・・・と思っています。

12周期目

採卵②移植①

2011/09/04~ 


13周期目

採卵③

2011/10/07~


14周期目

移植②

2011/11/06~

胚盤胞の陰性判定直後から、本気モードの体質改善を開始。頑張って数ヶ月継続したのが、生命力のある卵に出合えた最大の理由だろうと思っています。
15周期目

通院お休み

2011/12/09~

自己流お休み周期にしてしまったことを後悔しています。結果、高温期が短かったようで次周期は採卵に失敗してしまいました。ピルを飲んで卵巣を休めればよかったです。

16周期目

採卵④

2012/01/06~

D3診察の先生の言う事をきいて、調整周期にしておけばよかった・・・。結局採卵に失敗。15周期目・16周期目は、37歳の大切な期間を2ヶ月ほどムダにしてしまった後悔の周期です。

17周期目

調整

2012/02/04~


18周期目

採卵⑤

2012/02/28~

卵巣を休める調整周期の翌周期に採卵したのは、この回が初めてでした。体質改善のおかげもあるけれど、まるまる1周期調整してから採卵したのも、良い結果につながった理由ではないかなと思っています。

3月から不妊専門の鍼灸院にも通い始めました。明らかな効果というのは感じなかったですが、気付かぬところで体に良い作用があったのかもしれません。ただ、毎週8千円くらい使ったので、半年くらいの短期集中で通うのが限度かなと思いました。

この周期の間に、着床障害・不育症専門のクリニックの初診予約をしました。3ヶ月待ちでした。治療の空白期間をなるべく短くしたかったのと、今度の移植がまた陰性でも、前に進むための診察の予約をしてあるんだから大丈夫と思えて、気持ちも落ち着きました。早めに予約しておいて良かったなと思っています。

19周期目

移植③陽性

2012/03/31~



こうして振り返ってみると、どんどん歳をとっていく焦りのせいで、「急がばまわれ」が

なかなか実践できず、それが結局まわり道になってしまったんだなぁ・・・と思います。


採卵の前にピルを飲んで卵巣を休める周期をしっかりと設けることだったり、

毎日の地道な運動の継続で体質を改善することだったり。


通院して、西洋医学の力を借りたら、早く妊娠できるのではないか。

間違いではありませんが、焦ってばかりで、医療の力に頼るあまり、

まず治療ありきで、成果が出ないから、それから食事や運動について本気で考える・・・という、

取り組む順序が逆の状態になってしまったんだな、と思います。


移植から6週間経ちました。

今日で診察も終了。KLCに行ってきました。病院



再診受付機で受付を済ませた後、なかなか内診室前の案内表示が出ないなぁ・・・
と思って待っていたところ、5階受付の案内が出ました。


5階受付で、尿検査があると説明され、尿検査のファイルをもらいました。


10階に移動し、受付ボックスにファイルを入れるとまもなく、尿検査に案内されました。

採尿後、すぐに結果が出ました。結果の書かれた用紙が入ったファイルをもらい、5階へ移動。

検査結果の紙には、潜血・ケトン体・蛋白定性・pH値などの検査項目が書いてありました。


5階でいよいよ内診。

不安もありましたが、信じる気持ちのほうが今日は大きかったです。

CRLの計測と心拍の有無の確認でした。

CRLは19.5mm。心拍のほか、2頭身の姿と、小さな丸い手足が確認できました。よかったです・・・。


その後、診察。

今日のエコー写真は、治療終了の旨が書かれたピンクの厚紙に貼ってありました。

先生から今日が8週5日で、出産予定日が1月6日だと説明を受けました。

尿検査の結果の用紙を先生に渡し、さらっと内容の確認。

その後、転院先の病院の名前を聞かれ、診察は終了しました。


その後は処置室でした。

妊娠中期と出産後にKLCへ提出するアンケートの説明を受け、用紙を受け取りました。

それぞれ、薄い緑色の封筒と、薄い水色の封筒に入っていました。


最後にお会計。

お会計のときに、ピンク色の封筒に入った紹介状を受け取りました。

凍結してある余剰胚の話が出て、保存の更新で費用がかかる場合は、手紙でお知らせが行くとの

ことでした。無断で廃棄してしまう事はないので安心してくださいとの説明を受けました。



私のKLCへの通院も、今日でいったん終了になります。

このまま、無事出産まで辿り着いてくれたら・・・と、願ってやみません。


ですが、もしももしも、今回の妊娠が残念な結果になってしまったら・・・

また採卵から始める気力があるかは分かりませんが、少なくとも、残してある

2つの胚盤胞のお迎えをしたいと思います。


そして、今回の妊娠で無事出産に辿り着いたら・・・なるべく早めに、やはり残してある

胚盤胞のお迎えをしたいと思います。


ということは、いずれにしても、またいつかここに来るのだな。お世話になるのだな・・・。

そんなことを思いながら、クリニックを後にしました。病院

無理のない範囲でなるべく毎日継続して出来るような運動がいいのではないかなと思い、

以下、私が取り組んでみたものです。


(1)ウォーキング


いちばん手軽に始められる取り組みで、しかも一番いい取り組みだと思います。

歩くことで、足腰の筋力も鍛えられ、体の血行も良くなります。

できれば毎日、難しければ1日おきでも、合計1時間程度歩くのを目標にします。


(2)ファータイルストレッチ


骨盤や子宮の血流を良くすることを目的としたストレッチです。

竹内 邦子さんという方が著者で書籍が出ています。
1つ1つの完成ポーズを1分ずつきちんとやると、50分弱くらいの所要時間のストレッチです。

(時間のないときは各ポーズを30秒に短縮してやります。)


ストレッチには、ウォーキングやダンベル体操、カーヴィーダンス等で使った筋肉を

ほぐしてあげる役割もあると思います。


(3)骨盤体操


深部筋・骨盤底筋を鍛え、骨盤内部の血流を良くする「おしり歩き体操」です。

やり方ですが、

1、両脚を前に伸ばして床に座ります。(フローリングの床で、靴下を履いてやるのがやりやすいです。)

2、腰を前後に動かしながら、おしりで歩くように進みます。骨盤で歩く感じです。

前に20歩・後ろに20歩を2~3往復で充分です。大きな負荷がかかるので、やりすぎに注意します。

終わったら、大の字になって数分寝転がって休みます。血液が体中をめぐっているのを実感します。

この体操は、やっているうちに骨盤内部があったかくなってきて、効いてるなぁ~と実感できます。

私が一番気に入っている体操です。


(4)ダンベル体操


全身に筋肉がついてくると、自分の体の中から体を温める事ができます。

血行も良くなり、代謝も上がります。

1日15分くらい。苦しくない範囲の、スロートレーニングだと思います。

片側1.5Kgのウエイトでいいと思います。


DVDを見ながら一緒にやるのが続く秘訣です。

私は


(5)カーヴィーダンス


元気にお子さんを授かっている何人もの芸能人が、カーヴィーダンスをやっていたそうです。

骨盤周りの血流が良くなりそうな動きがたくさんで全身運動にもなるのと、

楽しく取り組めるのがとてもいいです。



ウォーキング・ファータイルストレッチ・骨盤体操を基本に、

ダンベル体操やカーヴィーダンスなどをその日の気分で追加するといいと思います。


このほかにも、子宝マッサージ・子宝ヨガの本を購入して手を出してみましたが、

これらは結局続きませんでした。いろいろなものに手を出しすぎてもダメですね。。。

いつもの運動に飽きてきてしまったときの気分転換に、時々やるにはいいかもしれません。

妊娠しやすい体になるための食事・・・

こういった類の情報は、ネット上にも、書籍でも、たくさんあります。

そして、一方では良しと書かれている食材や栄養素が、別のところでは良くないと書かれていたり・・・

ということも時々あります。まさに、情報が氾濫しているという感じです。


これが絶対・・・という情報を見つけるのは難しいと思います。

なので、「特にこれ!」と書けるものは無いのですが、

どんなに体にいいものでも、摂りすぎたら、逆に体に悪いものになる。

バランス良く、なるべく多くのものをまんべんなく摂るのが大事。

という事だけは、絶対に言えると思います。


妊娠前・妊娠初期に必要な栄養素として有名なものに「葉酸」があります。

これも、1日あたりの摂取量の目安が決まっていて、それ以上多く摂りすぎると

逆に体に良くないと言われています。

豆乳・納豆などの大豆製品もそうです。


妊娠にいいという食材や栄養素はたくさんありますが、

適切な量を摂取することを忘れてはいけないなと思います。




・・・私がどんな食生活になるよう気をつけたか。

・野菜系の常備菜が、冷蔵庫にいつもある状態になるよう心がけました。

 (冬場も、温野菜・生野菜、どちらも摂取するようにします。生野菜は抗酸化作用(※)も高いです。)

・野菜の栄養素の説明みたいなポケットブックを買って、時々読んで、

 摂取する野菜に偏りが出ないよう気をつけました。

 いいメニューが思いつかない場合は、ポタージュにしてしまうのがおすすめです。

 少なめの水で茹でて、豆乳や牛乳を加えて味を整え、ハンドミキサーでとろとろにします。

 かぼちゃや、かぶのポタージュ(葉っぱは茹でて具にします)がおすすめです。

・肉料理は、肉の量を減らして野菜をたっぷりに増やし、野菜がたくさん摂取できるように心がけました。

・魚料理のレパートリーを増やして、魚料理の回数を増やしました。青魚の割合を増やすようにしました。

・玄米食にしました。量を抑えたかったので、マンナンライスを加えて焚いたご飯を食べるようにしました。

・白砂糖は体を冷やすと言われているそうなので、料理用の砂糖を「てんさい糖」にしました。

・お水は、ミネラルウォーターの他、炭酸水(ガス入りミネラルウォーター)も半々くらいの割合で

 飲むようにしました。 (これは、体にガスが溜まるので良くないという情報も、

 炭酸で代謝が上がって良いという情報もあります。)

・本当に良いものなのか(アフィリエイトだらけでしたので)分かりませんが、高血圧にも効き

 妊娠中に飲んでも安心という、はなまる健康茶というのを、毎日のお茶として飲むようにしました。

・塩分の摂取を控えるために、お塩は「やさしお」、味噌や醤油も減塩タイプのものにしました。

・マルチビタミンミネラルと葉酸のサプリを飲みました。

・妊活を始めるまでは、便利でたくさん利用していたレトルトのカレー・パスタソース・カップラーメンは、

 ほとんど食べなくなりました。

 これらには、きっと体に良くない保存料がいろいろ入っているはずですよね。

 とはいえ、作るのが面倒なときになるべくジャンクフードに頼らなくて済むよう、

 冷凍の枝豆や、冷凍の野菜ラーメンなんかは常備するようにして、時々は食べました。

・使用する食材に偏りが出ないよう、ざっくりとですが食事の内容をメモしておき、時々振り返って

 内容に偏りがないかチェックしました。


※抗酸化作用

体にいいもの・・・という観点からいろいろ情報を調べていると、「活性酸素」という言葉が

出てきます。活性酸素は細胞などを酸化させ老化のもとになる原因らしく、

この働きを抑える作用(抗酸化作用)のあるものを取り入れると良いのだそうです。

野菜(特に生野菜)やアルカリイオン水などに抗酸化作用があるようです。


※胃腸の状態の大切さ

鍼灸院の先生からも言われたのですが、胃腸の状態を良くすることはとても大切な事だそうです。

いくら栄養のある食事をしても、胃腸の状態が良くなければ、栄養素がきちんと体に取り込まれない

からだそうです。なので、消化の良いものを食べる事、よく噛んで食事をする事、

ヨーグルトなど胃腸の働きを助けてくれそうなものを食べる事も大事だと思いました。