安定期に入って、つわりもおさまってきたら、ベビーグッズを少しずつ準備しはじめました。
性別が分からないうちは、性別に関係なさそうなもの。
性別が分かってからは、ピンク・ブルーなど 買う色が分かれてくるもの。
産まれる前にいろいろ買って、もしも無駄になってしまったら・・・ なんて事も少し考えましたが、
もし、今回無事出産できなくてもまた頑張る気でいたし、
戌の日のお参りも済んだし、安産を信じて・・・という意味もこめて、どんどん準備していきました。
ベビーグッズはサイクルも早いので、あっという間に古い情報になってしまうかもしれませんが、
参考にしていただければと思います。
<性別が分かる前に準備したもの>
■ベビーベッド
「カトージ」というメーカーのものにしました。部屋の壁の色になじむように、色は白。
床がスノコで高さ調節ができて、下に物入れが付いているものを探しました。
※ちなみにバウンサーは、姉から譲ってもらいました。
※実際に使ってみて
ベビーベッドって、意外と大きいのです。一般的なサイズのものを買ったのですが、
部屋のドアより横幅があるので、解体しなければ別の部屋へは持って行けません。
我が家は畳の部屋はなく、大人はシングルベッドでそれぞれ寝ています。
最初は、私のベッドを壁にくっつけて、シングルベッドで赤ちゃんと寝ました。
生後3ヶ月頃になると両手を横に大きく開く姿勢で寝るようになってきたのでさすがに狭くなり、
小型のベビーベッドをレンタルして寝室に置きました。私のベッドにぴったり付けて配置しました。
内径が60×90というサイズのもので、このサイズは1歳くらいまで使えるそうです。
赤ちゃんが深い眠りに入るまでは私のベッドで抱っこして、
大丈夫そうならささっと赤ちゃんを脇のベビーベッドへ横にさせたいので、
ベビーベッドのマットの高さが私のベッドのマットと同じくらいの高さになるもの、
ベビーベッドの側面の枠が、その高さまで充分下がるものを探しました。
添い寝タイプという特徴をうたったヤマサキというメーカーのベッドがあり、それが合いました。
寝返りし始めた頃までは、買ったベビーベッドを、リビングに置きました。
お昼寝やオムツ替えに使ったり、ベビージムを置いたりプレイマットを敷くなどして、
日中の赤ちゃんの居場所として使いました。
梅雨の頃からあせもが気になりはじめたので、マットレスを取って厚手のコルクマットを敷きました。
寝返りして自在に方向転換できるようになってくると、一般サイズのベビーベッドでも
日中の居場所としては狭くなってきたので、
リビングの床にジョイントマットを敷いて赤ちゃんの居場所にしました。
そして、レンタルした小さいほうのベッドをリビングの隅に置いて、オムツ替えと昼寝に使いました。
買ったベビーベッドを寝室に置きました。
レンタルした小さいほうのベビーベッドを返却した後は、
オムツ替えのときには手持ちのヨガマットでも敷いて使おうかなと思います。
昼寝も、寝るときだけジョイントマットの上に何か敷いて寝かせればいいかなと。
買った一般サイズのベビーベッドは、このまま寝室で使う見込みです。
ベビーベッドは、いったん買ってしまうと処分するのも大変だし、
どんな大きさや高さのものが使いやすいかは出産前にはなかなか分からないと思うので、
とりあえずは数ヶ月のレンタルで様子を見るのがいいと思いました。
■体温計
ちょっと高いですが、ピジョンの「チビオンタッチ」という体温計を買ってみました。
おでこで測るタイプのもので、赤ちゃんがぐずることなく簡単に測れるそうなので・・・。
※実際に使ってみて
計測は早いですが、正確さには欠けるようで・・・。何度か連続で測ると、そのたび結果が異なります。
同じものを持っている友人も、何度か測って平均値を参考にしているとのことでした。
価格も高いし、残念ながらイマイチでした。
一般的なスティック型のもので、20秒くらいで測れる製品をかかりつけの小児科で
使用しており、結局のところはそれがいちばん使いやすかったです。
■ベビーバス
出産が寒い冬なので、浴室ではなく台所のシンクでも使えるタイプにしてみました。
永和というメーカーのものです。
私1人だけで入れることも想定して、おしりのところにストッパーがあるものにしました。
※実際に使ってみて
お尻のところのストッパーがとても便利でした。これがあるおかげで、赤ちゃんの体の位置が
安定するので、1人で沐浴させても体も洗いやすかったです。ただ、人にもよると思いますが
私に対して赤ちゃんが横向きよりも正面向きのほうが洗いやすかったので、
台所のシンクの中ではなく、浴室暖房をつけて浴槽のフタの上で結局は使いました。
ちなみに1人で沐浴させていると、仕上げの上がり湯をかける行為がとても難しいです。
張ったお湯から、赤ちゃんの体を出して片手で持って、もう片方の手で体にお湯を
かけるなんて、みんなどうやっているのかなと・・・。
40センチ四方くらいの足湯用発砲スチロールが家にあったので、それにお湯を張っておき、
最後にそれに浸からせました。寒い冬だし、肩まで温まれて、とても便利でした!
(「上がり浸かり湯」は、深さのある大きめのプラスチックのバケツとかでもいいと思います。)
そして何より、このベビーバスは夏場の昼間の沐浴(汗流し)にとっても役立ちました。
あせも対策で、朝・昼とシャワーをすることがあったのですが、これのおかげでホントに楽々でした。
お風呂の洗い場に置いて、お湯を張ってベビーバスの中に赤ちゃんを横たわらせて、
手で体をコシコシ。(日中は石鹸は使いません。)底の水栓を抜いて、シャワーをかけて仕上げます。
水栓の抜き差しだけでお湯の入れ替えは出来るし、シャワーをしても洗い場にお湯が飛び散らないので
私が服のままで気軽に沐浴させられます。
夏はクーラーのついた部屋で過ごすので、暖かいお湯に一日数回浸かるのもいい事だと思うし。
こまめに体を清潔にしたい夏場に、本当に重宝しました。買って、充分元が取れました。
■おむつゴミ箱
アップリカの「におわなくてポイ 消臭タイプ」にしました。
どれだけにおわないのか分かりませんが・・・置き場所は、トイレの中か洗面所かなぁと思います。
※実際に使ってみて
ゴミ袋をねじって、おむつを1コ1コ捨てるタイプではないので、
おむつを捨てる瞬間は臭います。(前に捨てたオムツの臭いが若干あがってきます。)
ですが、それなりに防臭効果はあります。我が家は脱衣室に置いています。
■おしりふきウォーマー
冬でも夏でも、家にいるときくらいはあったかいものでお尻を拭いてあげたほうが
赤ちゃんも気持ちいいですよね。(大人だってそうですもんね。)コンビのクイックウォーマーです。
※実際に使ってみて
おしり拭きの紙をウォーマーから引き出したら、すぐに使わないと意味が無いので注意が必要です。
外気に触れるとあっというまにおしり拭きが冷えてしまうので・・・。
あと、ウンチを拭く前にお尻を少量のお湯で流してあげると、
お尻拭きで肌をゴシゴシこすらなくて済みます。
ウンチをしていないオムツ替えのときも、ウォシュレット代わりにお湯をかけて、お肌に付いた
尿を洗い流してあげてから、ティッシュとウチワを使って乾かすと清潔になります。
ウォーマーの取っ手のくぼみ部分に、30mlくらいの携帯用ローションボトル(弾力性のあるもの)
にお水を入れたものを常に置いておきました。
ウォーマーの熱が伝わってボトルの中のお水がほんのり温かくなるので、
オムツ替えのときはそのお湯をお尻にかけました。便利でしたので、この方法はおすすめです。
(使う都度、こまめに新しいお水をセットしました。)
■肌着
たとえ地味でも、新生児のときは無着色のオーガニックコットンの新品の肌着を着せたいなと
思いました。藤沢にある「アンテレセ」というお店で買いました。短肌着・コンビ肌着です。
※実際に使ってみて
肌触りが良かったですが、サイズが70cmまで使える大きめのものだったので、
新生児にはちょっとブカブカでした。
新生児~3ヶ月手前くらいまでは、「50~60cm」とサイズ表記のあるもの、
3ヶ月~6ヶ月くらいまでは、「70cm」とサイズ表記のあるものを着せるといいと思います。
<性別が分かってから準備したもの>
■タオル類
夏冬、どちらでも活躍できるように、無撚糸&ガーゼの泉州タオルを選んでみました。
■授乳クッション
「マーナ」というメーカーのものにしました。替えカバーもあります。
いろいろな産院で使用されていて、長期間使ってもヘタレにくいのだそうです。
※実際に使ってみて
本当にヘタレることもなく、丈夫です。
毎日、何度も使うものなので、カバーの洗い替えは必ず必要だなと思いました。
■ベビー布団
西川産業の洗える羽毛布団にしました。セット価格でお安かったです。
<出産直前に準備したもの>
新商品が出ないか、なるべく待ってから買おうとしたものや、
季節的に種類が豊富になる時期まで待って買うなどしたものです。
■抱っこ紐
いろいろクチコミ情報を見てみましたが、友達にも聞いて、結局のところやはりエルゴにしました。
個人的には、ちょっと見た目がカジュアルっぽいかなぁ・・・と思う製品なのですが。
旦那も多く使うものなので、色やデザインなど旦那の意見も尊重しました。
肌触りが良かったので、オーガニックのベビーキャリアとインファントインサートにしました。
インファントインサートはお布団みたいで、冬場の新生児じゃないと暑そうです。。。
※実際に使ってみて
エルゴは、生後5ヶ月くらい以降の赤ちゃんを抱っこするのに適した製品らしいのですが、
まさにそのとおりでした。赤ちゃんがまたがるお尻の部分の生地が、とても幅広なのです。
なので、それなりの体の大きさの赤ちゃんでないと、不自然な大股開きになってしまいます。
また、インサートは厚手の敷布団みたいな感じです。真冬にこれを使って外出しましたが
肌着+薄手の服でも、我が家の赤ちゃんは汗をかいてしまいました。
(背中側が敷布団で、おなか側がお母さんの体と密着では、そりゃぁ暑いですよね。)
なので・・・
新生児のときはコンビの「はじめてホールド かんたんタイプ」で横抱っこをしました。
赤ちゃんの体勢に負荷がかからないので新生児には横抱っこは安心です。
ですが、横抱っこだと片手しか自由にならず、家事はほとんどできません。
生後1ヶ月頃から縦抱っこもどんどんしてあげてと助産師さんから言われ、
その頃からはベビービョルンの オリジナル・コットン の抱っこ紐を使いました。
体重が5Kgを超えると、腰ベルトの支えのない抱っこ紐なので肩コリがして背中も痛くなりました。
生後3ヶ月の頃、インサート無しでのエルゴは足の事を考えてもまだ早そうなので、
ベビービョルン・ミラクル・エアリーメッシュ を買いました。
赤ちゃんの股の開きも自然で、腰ベルトの支えもあり。
それまで使っていたビョルンのオリジナルはウレタンのようなハリがあり、
生後1~2ヶ月の赤ちゃんには背中側のホールド感・安定感が良くて安心だったのですが、
メッシュは涼しいぶん、生地がやわらかいので、最初は使いづらく感じました。
ただ、首がすわってきたら前向き抱っこができるので、グズったときなど便利です。
夏場の外出には、メッシュの抱っこ紐はとても重宝しました。
毎日、たくさんの時間使うものなので、
抱っこ紐が快適でないと母子ともにそれがストレスになるし、使い心地を妥協できず、
試行錯誤しながら何個も買って、お金も使ってしまいました・・・。
■ベビーカー
石のボコボコ道が多い近所の散歩用と、混雑したターミナル駅への買い物用を
1台で兼用するのは、色々考えましたがやはり無理がありそうなので、
メインのもの・軽量タイプのもの 2台を使い分けることにしました。
メインは、前々から欲しかった車輪がガラガラいわないエアタイヤのエアバギーココにしました。
最近は使っている人も多く見かけます。
軽量タイプのものは、とにかく軽さにこだわり、マジカルエアーを考えています。
これは産後しばらくして落ち着いてから買おうと思います。
軽量のベビーカーは、商品サイクルも早そうなので・・・。
※ちなみにチャイルドシートは姉から譲ってもらったものを使います。
※実際に使ってみて
赤ちゃんの首がすわる頃までは、外出は抱っこ紐で充分でした。その頃の赤ちゃんは、
お母さんにぴったりくっついて抱っこされているほうが嬉しいのだと思います。
なので、首すわり前に使えるベビーカーは無くて大丈夫でした。
エアタイヤは、本当に良いと思います。若干スタスタ歩いても、振動が気にならないし、
3輪のほうが回転するときの小回りがいいので、方向転換もスマートにできます。
あと10センチくらいシートの位置が高め(ハイシート)だと、最高なんですけどね!
■洋服(イベント用)
出産が冬だし薄着で外をウロウロすることもないので、ベビードレスは買わず、
お宮参り・お食い初め用ということで、白のきれいなアフガンと、カバーオールを準備しました。

■マザーズバッグ
※実際に使ってみて
実際に使ってみて、マザーズバッグで優先すべきと思った事が2つありました。
(1)軽さ
オムツ替えセット、着替えセット、授乳ケープorミルクセット、母子手帳、
しばらくしたらオモチャや水分補給のマグ・・・。
外出時に持っていくものって、本当にたくさんあります。
例えば、出産直後に買った、リボンやフリルの付いたかわいいオムツポーチは使わなくなってしまい、
超シンプルなナイロンポーチをオムツポーチとして私は使いました。
赤ちゃんを抱いてバッグも持つので、持ち物は100グラムでも軽くしたいものです。
とにかくバッグは軽いものを。500グラム以内の重さのものをお薦めします。
(2)取っ手の長さ
トートバッグ型のものを選ぶ方は多いと思います。
バッグを肩にかけるとき、赤ちゃんを前抱っこしていると、
片方の手でバッグを持ち上げて肩にひょいっと掛ける動作が多くなります。
そんなとき、取っ手の長さが充分にないと、重い荷物を持った手首を不自然な形に反って
バッグを肩に掛けることになり、手首にすごく負担がかかって手首が痛くなってしまいます。
ただでさえ、赤ちゃんのお世話で腱鞘炎になりやすい状態なので、それ以外の事で
手や手首は痛めたくないですよね。
トートバッグなら、取っ手の長さが50センチ(高さが25センチ近く)あるものをお薦めします。
<その他(衛生用品など)>
■ほにゅうびん
ほにゅうびんの種類や吸い口の種類って、本当にたくさんあって、何を買えばいいのか迷います。
人からすすめられても、自分の赤ちゃんに合うのかどうかは、使ってみないと分からないし。
とはいえ、出産してから退院するまでの間にバタバタと用意するのも大変だし、
無駄になってしまってもいいから1つは事前に用意しておこうと思いました。
なるべく母乳育児ができたらいいなぁ・・・と思い、
ピジョンの「母乳相談室」というほにゅうびんを買ってみました。(ネット販売のみです。)
お母さんから直接授乳されるのと同じように吸う力が必要ならしく、おっぱいよりほにゅうびんが好き
ということになりにくいのだそうです。
ちなみに、ほにゅうびんの消毒キットはハサミ以外は特に買いませんでした。
生後数ヶ月間しか使わないみたいだし、煮沸消毒でとりあえず様子見してみようと思っています。
電子レンジの消毒が便利そうですが、ミルクを飲んで寝てくれた小さな赤ちゃんがそばにいると、
レンジの音がすると起きてしまうので気をつけないと・・・と、出産したばかりの友達の意見があり。
流水の音は比較的大丈夫だそうで、どちらかというと薬液タイプを勧められました。
薬液に抵抗がある方もいると思いますが・・・。
※実際に使ってみて
わたしは母乳寄りの混合で赤ちゃんを育てたのですが、この哺乳瓶はとても役立ちました。
母乳のあとに時々ミルクを少し足すので、小さめの瓶はかさばらず便利でした。
自分の乳首と哺乳瓶の交互使いで赤ちゃんが乳頭混乱を起こす事もありませんでした。
■鼻水吸い取り器
関係ないかもしれませんが、冬生まれだから、寒いうちは鼻水とかもよく出るのかな・・・。
比較的簡単に安全に吸い取れそうだったので、
お値段はしたのですがベビースマイルという鼻水吸引器にしました。
※実際に使ってみて
生後2~3ヶ月くらいでは、赤ちゃんの鼻の穴も小さくてうまく使えませんでしたが、
生後8ヶ月のときにカゼをひいて、透明でジュルジュルの鼻水をたくさん垂らしたとき、
本当に役に立ちました。掃除機のように、気持ちよく吸い取ってくれました。
吸引力が弱い気がするかもしれませんが、強いと耳に負担になることもあるそうなので、
きっと計算された適切な弱さなのだと思います。
このほかにも普段着や雑貨、こまごまとした衛生用品など、買うものっていろいろありますね。
出産後はゆっくり買い物する時間もなかなか無いと思うので
買わなくても、時間のあるうちに何がどこに売っているかを細かく下調べしておくといいと思います。