当協会で「セカンドキャリアセミナー」を10月18日に開催した。

求人施設数10 病院 介護施設 障碍者施設 入浴サービス 看護師養成校 など

現役の看護職の他、プラチナ看護職の求職者等28名が参加。

 

当日は、70歳代にて現役の方2名がプレゼンをしてくださった。

参加者からは、「自分自身のために、そして社会のために

キャリアを活かして働くことの必要性を感じた」等、感想を頂戴した。

多様な働き方と生き方に勇気と元気をもらった話しであった。

 

60歳以上の4割の方は、働けるうちはいつまでも働きたいと思っているとのこと。

そして、現役看護職員の9人に1人は60歳以上というデータがある。

 

死して親は子を育てるという言葉があるが

プラチナナースは、看護のバトンを次の世代に渡すまで

もう少し地域貢献をお願いしたいと強く思っている。

「あおもり認知症看護の会」は2016年から活動している団体で

ホームページやフェイスブックで活動を発信して共有している。

 

当協会では、領域や圏域毎でネットワークを構築できるように場を設定しており

そこからのつながりは、自分達で自立して展開して欲しいと考えている。

「あおもり認知症看護の会」は、まさに「自分らしく生きたい」を地域で支える活動をしている。

 

その「あおもり認知症看護の会」が、5年越しの願いである講演会を10月28日に開催した。

講師は中島紀恵子先生でテーマは「目からウロコ 明日からの認知症看護が変わる」。

学生、病院、クリニック、介護施設、行政、教育などの看護職約100名が参集した。

 

中島先生は88歳、白髪でユーモアたっぷりの方で、笑顔と包容力でお人柄を感じさせる語りであった。

あおもり認知症看護の会の皆様、本当にお疲れ様でした。

また、受講した皆様には、現場での「分からない」を大事にした実践を期待します。

啓発目的でシンボルカラーによるライトアップをご存じだと思います。

例えば

糖尿病:ブルー

乳がん:ピンク

小児がん:ゴールド 

臓器移植:グリーン

認知症:オレンジ

等です。

 

2022年12月に青森県初の看護職の市会議員が誕生しました。

十和田市議会議員の山端 みきこ氏は、現役の看護職です。

山端氏の議会での発言により

今年、十和田市でも糖尿病のライトアップが行われるということです。

今後、積極的に現場の声を届けましょう。

10月15日に八戸市で「第15回 いのちのリレー・市民公開講座」が以下の内容で開催された。

【第一部】がんと検診

 Ⅰがん検診を受けてみませんか Ⅱ血液の腫瘍

【第二部】臓器移植

 Ⅰ小児ドナーの父より Ⅱ臓器移植コーデイネーター報告 Ⅲ移植医療に思うこと

 

八戸市医師会・八戸市・八戸市総合健診センターの共催で、約160名が参加した。

医療従事者や市民の他、高校生や大学生ともコラボし、質問も活発に出た。

講演は涙うるうるの内容で、啓発、人材育成などへの波及効果が大きいと思う。

 

今回で15回目であるが、その前身もあり、まさにリレーのごとく

途絶えないように積み重ねてきた成果だと思う。

その根拠として、青森県の臓器移植は全国上位の実績だということがあげられるのではないだろうか。

ここ数年急速に普及した電子マネー

各種支払いは現金不要となり、公共交通機関の切符も買わなくてよくなった

しかもその機能がスマホに搭載されているので便利になったものだ

 

ただ、それも操作等々に慣れていないとあまり便利とはいかない

コンビニやスーパーのセルフレジや

バスの降車時や新幹線の改札など

ちょっともたつくと、後ろの方が気になって仕方ない

待たせてしまった人がいると申し訳ない気持ちになる

 

とはいえ、やはり慣れると便利であることは実感する

同時に、なかなかついていけないと感じる領域でもある

 

次世代の生成AI

医療分野のDX化

電子カルテが導入された時の

先輩達の思いが、今、身に染みてよくわかる

「アレよアレ、アレアレ」年齢のせいだろうか

自分も日常で使う頻度が多くなってきた言葉である

阪神の岡田監督が指した「アレ」はリーグ優勝のこと

チームとしては18年ぶりである

同じ「アレ」でも、言葉に込めた思いが本当によく伝わる

 

「アレ」を発する頻度が多くなると、認知症に不安を抱く方も少なくないと思うが

先日、認知症(アルツハイマー病)の新薬が承認されたと報道された

高額であることや対象が軽度認知障害等に制限されるなど

まだまだこれからの段階ではあるが、症状や進行を遅らせる効果が認められた

いずれにしても吉報であろう

 

さて、日本シリーズは約Ⅰか月後の10月28日に開幕する

岡田監督の次がアレが楽しみである

選手の言葉は監督を写す  

その言葉からも両監督の豊かな人間性を感じとれる

これは、今年の夏の甲子園、決勝戦の話

 

「冷静に、丁寧に投げたい」とは仙台育英高校 湯田投手のコメント

対する慶応高校は、締め付けでなく自分で考えるプレースタイル

それぞれ特徴的なチームづくりである

結果はご存じのとおり、慶応高校が107年ぶりの優勝を果たした

 

高校野球に付きものだった「根性論」

まさに「巨人の星」星飛雄馬の世界であった

練習中の水分禁止、基礎体力をつけるためのうさぎ跳びやタイヤ引き 

 

今では、脱スポコン 髪型自由のエンジョイベースボール

朝練や居残りも自由 休日練習は半日で

これも時代の流れであり、巨人の星「ゆくが男のど根性~♪」は古いのである

時代の変化、化学の進歩で明らかになることも多くある

過去と現在では常識が真逆だったりして驚く

 

9月23日に新人育成について「看護管理者と養成校教員との情報交換会」を開催した

楽しい時間を共有したが、新人育成もそうありたいと思う

通勤途中の通りにたたずむ家々

その様子から、家族の変化を垣間見ることがある

ある新しいお家があり、住んでいるのは高齢夫婦世帯だろうか

庭には数々の花々 桜やつつじ ハウスの野菜 果樹などなど

そこを通るたびに車窓から季節を感じる数秒間である

 

その内に、居間から外を眺めていた奥様を見かけることがなくなった

庭の手入れも行き届いてない感じがするようになった

暫くすると居間のカーテンも閉じてしまい

ご主人を見かけることもなくなり

残されたのは、草木が生え放題となった庭

 

ある日、庭に重機が入り一気に更地になった

近い将来の自分達の姿か

今後増えていくであろう社会の姿か

全く見ず知らずの家庭のことではあるが

寂しさと切なさを感じる風景であった

100年に1回と言われる新興感染症との闘い

107年ぶり慶応高校野球部の優勝

さらに加えては、東北勢3校のベスト8入り

青森県の猛暑日は平年の22倍

 

真夏並みの残暑で熱中症アラート発令

帰路で10分の間に救急車4台とすれ違った 

職業柄、現場の慌ただしさが目に浮かぶ 

 

想定外が日常となった、記録と記憶に残る8月

その8月も明日で最後である

7月29日(土)に「看護大学等進路説明会」を参集形式で開催しました。

現役看護学生、助産師学生および保健師学生から

高校生に向けてメッセージを述べていただきました。

 

何故看護の道を選択したのか、その理由や

養成校を決定するに至った経緯、受験の対策など

各々がリアルな体験を自分の言葉で語っていました。

 

その中のキーワードを紹介すると

・時間管理

・継続する力  

・伝える力

とてもしっかりと発信していて

参加された生徒のみなさんにも伝わっていたと思います。 

 

進路選択は、単に大学や職業を選ぶことではなく

生き方を作ることだと言われます。

今回の現役学生からのメッセ―ジは

いろいろと迷っている高校生の背中を押したことでしょう。

 

 

青森県看護協会ホームページ「令和5年度 看護大学等進路説明会」