それは神の為に建てられた装飾過多のゴシック建築への否定であり、
そして宗教に縛られていなかった時代、つまりギリシャ・ローマ時代の文化を見直そうとの意識から『再生・復興=ルネサンス』が生まれました。
ゴシック建築についての記事は→http://ameblo.jp/anticarize/entry-11217148821.html
この思想運動に欠かすことができないメディチ家の存在もルネサンスを加速させるのに大きな役割を果たしたと言えるでしょう。
メディチ家とは銀行業で大成功を収めた大富豪で政治的実権も握っておりました。才能ある芸術家達へ支援することで、あのダヴィンチやミケランジェロ等大きく花開かせます。
それでは、ルネサンス期に建てられた代表的な建築様式の一つパラッツォ建築の特徴を見てみましょう。

メディチ家の邸宅、パラッツォ・メディチ(1444着工~1484竣工) photo by sailko
◆パラッツォ建築
パラッツォとは宮殿を意味します。君主などの権力者の建物に多く使われた建築デザインでコーニス(最上部に突き出した装飾的なモールディング)や1階部のルスティカ積(表面を滑らかにせず敢えて凹凸で荒々しさを残した石積み)が特徴。
旧富士銀行横浜支店でもルスティカ積みが取り入れられております。
→http://ameblo.jp/anticarize/entry-11848617557.html

パラッツォ・メディチのルスティカ積み photo by sailko

コーニス

パラッツォ・ストロッツィ(1489着工~1538竣工)
次回もルネサンス様式についてご紹介します。
それでは。
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