それは激しく漂う
つい先ほど私が放屁したならば、
私の周囲は何かが腐ったような、
腐臭が漂うのです。
私はそれをフガフガと鼻腔へ流し込むと、
「なっ!!ぐわっ!!」っと喉の奥から声を出し悶絶。
白目を剥きベッドでヒクヒクとしてしまう。
そん位の激くさだったのです。
原因を考えてみるに4~5日ほどベンを、
放出していない事に気づきました。
ベンは私の腸内で4泊5日のバケーションに入っている。
いや、この滞在は延びるかもしれないので、
5泊6日、或いは6泊7日もありえる。
それはまるでゴールンデンウィークの様。
てか『黄金週間』って何よ?
たかだか7日間の休みが黄金って何だよバカやろう!
などと毒づいてみたものの、
やはり多忙国家日本において連休はありがたく、
休みには黄金ほどの価値があると言う事なのかもしれないですね。
とか時期ハズレな考えも浮びつつ、
私のビッグ・ベンはスクスクと腸内で育って行くのです。
わが子ビッグ・ベンよ、
無事になるべく早く生まれてきておくれ。
私は張ったお腹をさすりつつそう思うのだった。
ブッ!ブバッ!プスゥ~
部屋が芳香に包まれる。
私の愛しきビッグ・ベンの、
に ほ ひ 。
それは静かに流れる
ちょっと前に舞城王太郎の『暗闇の中で子供』を読み、
その中でポール・オースターの話が出ていたものだから、
何か読みてえなあと思い『シティ・オブ・グラス』を買ってみた。
うん。買って読んでみたのだ。
んじゃあらすじ。
主人公で作家のクィンの元に一本の間違い電話が掛かってくる。
相手はクィンを探偵のポール・オースターと勘違いをし依頼をする。
クィンは好奇心からそれを受け、ポール・オースターに成りすまし、
依頼主のスティルマン家を訪れる。
そこには白痴のようなピーター・スティルマンと美しい妻のバージニアが居る。
依頼内容はピーターの父であるピーター(何故か同じ名前)に、
ピーター(息子)の命が狙われている為、
ピーター(父)から守って欲しいと言う事だった。
クィンは早速調査の為、ピーター(父)の尾行を始める。
だがピーター(父)は街を歩き、時に道に落ちている何かを拾うだけで、
ピーター(息子)を襲うでもなく、何も起こる気配の無いまま時だけが過ぎて行く。
この状況をクィンは考える。
そして、ピーター(父)の行動の隠されたメッセージを知り、
クィンは更に考えを巡らすのだが・・・
みたいな謎が謎呼ぶ小説だった。
この作者の小説は何冊か読んだが、
相変わらずの暗いトーンで終始話が進行し、
内容を上手く掴めないまま、
空気を握る様なスカスカの手でページをどんどんとめくるのだ。
追っても追ってもそれは遠のいて行く様だ。
この作者の作品はどれも(私が読んだものだけだが)
そんな感覚にさせられる。
それは決して不快だとか言うわけではなく、
むしろ掴めたり追いついたりしては、
それこそつまらい物になってしまうのではないかと思う。
これがポール・オースターの持ち味であり、
それを私は非常に面白いと感じるのだ。
やがて私はクィンと同化する。
ニューヨークの街に溶け込む一人の男に私はなる。
休日の風景
雨が降り出している。
さっきまで灰色だったアスファルトが、
黒色に塗りつぶされて光る。
私は椅子に掛け部屋の中でそんな景色を眺めながら、
先ほど冷蔵庫から出したビールのプルトップを開け、
それをごくごくと喉に流し込んだ。
ビールの炭酸と苦味が鼻腔を通り抜ける。
休日の何もする事ない午後の時間を、
そうして私は過ごしている。
ちょっとだけ煙草の事を思い、
あの香ばしい様な香りを想像してみたが、
もう煙草から遠ざかって五年、
懐かしさを覚えつつも忘れる事にする。
ビールをもう一口流し込むと、
口寂しい事に気がついた。
私はそれを解消する為に、
キッチンへ向かい冷蔵庫を開けてみる。
独り身の冷蔵庫の中身といえばたかが知れているが、
それでもベーコンがあり、レタスがあり、トマトがあった。
私は冷蔵庫のそれらを眺め「そうだな・・・」などとひとりごち、
サンドウィッチを作る事に決めた。
食パンを戸棚から取り出し、
マヨネーズ、マスタードをまんべんなく塗る。
それからレタスをザクリッと切り、スッとトマトを輪切りにし、
ベーコンをカリカリになるまで炒め、
それらを食パンに豪快に乗せて挟む。
これで出来上がりだ。
私は冷蔵庫からもう一本ビールを取り出し、
サンドウィッチを運んでリビングのソファーに腰掛けた。
プシュリっと軽快な音を立てまたプルトップを開ける。
私はこの音が何故か好きだ。
そうして一口流してから、
サンドウィッチを頬張った。
フワッとしたパンの食感があり、パリパリとレタスが砕け、
ジューシーなトマトの汁が口に広がり、
ブラックペッパーの利いたベーコンが肉肉しさを味わわせる。
私は咀嚼しながら窓の方を眺めた。
外はまだ雨が降っている。
灰色の空が私の休日をシトシトと濡らしている。
などと書いてみたが、
私の過ごした休日は雨なんて降っていないし、
サンドウィッチも食ってないし、
そもそも私の家にはソファーなんてない。
真実はビールを飲んだと言う事だけ。
ああそう、プルトップの開く音は好きだ。
真実。
そうこれが私のトゥルース。
初めての戯曲
今日は何だか疲れたね。
アレやってコレやってソレやった後に~
ソコとこココとアソコを動かしたりしたもんだから、
もうてんやわんやのチンチロリンで一日が終わった。
なんでちょい眠いけど読んだ本の感想を書くのである。
安部公房『友達・棒になった男』を読んだ。
これは『友達』『棒になった男』『榎本武揚』の三篇を収めた戯曲らしい。
そんで最初の『友達』は以前読んだ短篇『闖入者』を元に書かれた物である。
『友達』
あらすじは、ある男のアパートに突然見知らぬ9人の家族が押しかけてくる。
男は訳も分からず対応するが、彼等はまるで当たり前かの様に部屋へ上がりこみ、
好き勝手思い思いに過ごしだす。
理不尽に思いながらも警察と大家を呼び事情を説明するのだが、
話が上手く通じず警官も大家もあっさりと返ってしまう。
そして、残された9人の家族は男を諭しだす。
と言った感じで話は始まる。
これを読んでいて即思ったのは恐怖だ。
もし私が一人暮らしをしている時に、
この様に見知らぬ家族に押しかけられたら、
果たして上手く追い出す事が出来るだろうか?
私も男の様に説明不十分で狼狽してしまう事だろう。
現実には起こりそうも無い事だが、
もしこんな事が起こってしまったら・・・
それを想像すると本当に不気味だ。
また短篇の『闖入者』とこの『友達』は、
読んでいて印象はあまり変わらないのだが、
ラストに掛けての雰囲気がちょっとだけ短篇とは違っていた様に思う。
そして、どちらかと言えば私は『闖入者』の方が好きだ。
『棒になった男』
第一景 鞄
第二景 時の崖
第三景 棒になった男
の三幕?から成っている。
しかし、この話は私には上手く書くことが出来ない。
何かをブツブツと語る鞄。
ひたすら独り言のボクサー。
棒になってしまった男。
これらが登場して話は進むが、
何が何やら私には良く分からない。
けれども読んでしまう。
そんな安部公房作品の不思議ワールドをまた体験した。
ただ、面白いか?と聞かれれば微妙である。
『榎本武揚』
読んだがどうも全体的に興味が沸かなかったので、
これと言って書く事が無い。
歴史が好きならば面白いのかもしれない。
と言う感じで初の戯曲を読んだ訳だが、
これを読んでしまうと是非この劇を観てみたくなった。
今後、観れそうな機会がある事を願って、
マメにチェックしてみようと思う。
ではでは今日の所は失礼。
天棒
私は直立不動。
ある女の人が言った。
「それは天棒ね」
すると、しな垂れていた筈の私の天棒とやらは、
にょきにょきとおよそ40度の角度で伸びた。
先端はその名の通り天を指す棒のよう。
だから私は女の人に聞いた。
「この状態が天を指す棒のようだからですか?」
女の人はそんな問いを投げかける私を、
小馬鹿にした表情で見ている。
「否っ!それが天棒とはとんだ期待ハズレ
さっきの発言は撤回するわ。
それは単なる珍棒、あわれで小さな存在」
そう断言された私は、
うつむき加減で今やしな垂れた珍棒を眺め、
瞼からいく筋かの雫を流した。
キラキラと光に照らされ美しく落下する物体。
私は泣いた。
笑いなしとは
何だか急に森見登美彦作品を読みたくなり、
アマゾンで『きつねのはなし』を買った。
そして読んだ。
四つの短篇からなるこの作品は、
京都に潜む魔を描いている。
私が今まで読んだ森見作品とは違い、
クスクスと笑える物では無かった。
これは闇に潜む魔を静かに描いている。
そして非常に不気味だ。
特に表題作の『きつねのはなし』に登場する、
得体の知れなさを漂わす天城さんが気持ち悪い。
一体彼は何者なのか?
人か?魔物か?
そんな登場人物が何やら京都にマッチしていた。
またこれまでのユニークな作品のユニークな登場人物とは、
まるで真逆であるこの作品の登場人物が新鮮だった。
笑いなしの森見作品。
今後も森見さんにはこう言った作品も書いてもらいたい。
そして読みたい。
もっともっとディープな話を読みたい。
と、そんな期待をしながら今日はおしまいにしよう。
ではではごきげんよう。
玉鬼(後編)
どれ位、時が経っただろうか。
やがて意識が朦朧としながらも、
眼前に光を感じ、徐々に世界が戻ってくる。
だがどうもおかしな事に気づく。
おれの体はベッドに寝かされ、
手足を拘束されている。
そして、口にはボールギャグを噛まされ、
唾液はダラダラと零れているのだ。
勿論ボールギャグの為、上手く喋る事も出来ない。
この異常な状況にまだはっきりとしない鈍い頭を、
出来る限り回転させ考える。
「株式会社玉・・・」
おれは・・・玄関で・・・意識を・・・
そして世界が消えた。
そう、あの時ベルで玄関の扉を開け、
何故か意識を失ってしまったのだ。
すると眼前の光の中に幾つかの黒い影が現れた。
それが人間である事は何となく分かったが、
光の加減で黒い影の顔は良く見えない。
「なんなんだお前等!」そう叫んだが、
「はんはんがほはへは!」まるで声にならない。
そして影が喋りだす。
声の主は男だ。
「私どもは株式会社玉鬼の者です。
これからあなたを300辺に解体し、それで鬼を作り、
玉に込めるのです。
まあ言ってしまえば実験体になりますので、
よろしくお願致します。
我が社の優秀なスタッフが、
くれぐれも痛みの無い様しますので、
ご心配なさらぬように。
ではわたしは失礼」
男のその言葉はいかにも使い慣れているようで様であり、
そこには感情と言うものが感じられなかった。
この男が言った様になるならば、
おれは解体され鬼に変えられてしまう。
まったく乱暴で理不尽な話だと憤った。
口からは今もダラダラと唾液を零しながら、
「おれはSMショーしてんじゃねぇーつーの!」
と心の中で毒づいてみたが、
これから起こる事はSMショーってよりもマグロの解体ショーの方が近い。
などと、まるで他人事の様に思った。
全く馬鹿馬鹿しい。
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馬鹿馬鹿しい馬鹿馬鹿しい馬鹿馬鹿しい馬鹿馬鹿しい馬鹿馬鹿しい
ばーか!ばーか!ばーかっ!!
ふぅ・・・スッキリした。
これでよし。
そして目をつぶった。
またテレビを消した様におれの意識は、
『OFF!』された。
時・・・・・・・・・・・・・・・・・・間
ふと暗闇で目が覚める。
300のおれたちは勿論『おれ』である。
1人1人がおれそのものだ。
そして、飛び出す瞬間をおれたちは闇の中で待つ。
ぴ~んぽ~ん♪
「ホニャララ便でーす」
到着の合図が告げられる。
玉が置かれるまで待機。
コトリッ・・・
玉が置かれ一斉に飛び出した。
そしてわらわらと走り回りながらも、立っている人間を見上げた。
そこには、おれが立っていた。
いや正確には人間だった頃のおれが立っていた。
刹那、そいつは足を上げた。
大きな足が降ってきた。
巨大な足。
ループ。
『おれはこの部屋の王だ』
どこからかそんな声が聞こえる。
玉鬼(中編)
わらわらとうごめく生物は、
まるでカマキリのふ化した幼虫の様だ。
卵から溢れ出しうごめくキモイ生命体。
数百匹程と思われる。
それらを凝視し、
それが何のかを知る。
そいつらは、
『鬼』だ。
黒い色をした小さな鬼だ。
生きる為、本能で必死に散らばるそれらを、
逃すまいと次から次へ踏み潰した。
鬼の体液が床に飛び散り足裏に付いたが気にしない。
おれはこの部屋の王だ。
そして、大多数の鬼を潰した。
だが十匹程の鬼を残し、
かつて飼っていたピラルクの無駄に大きな水槽に、
水や土や草や砂利と思いつく限りの地球の物質を詰め込み、
その鬼を飼ってみる事にした。
やがて鬼達は水槽の中で奔走し、
家を建て、作物などを作り出した。
生きる術を模索した。
かれこれ、鬼が現れ一年程が経っただろうか。
水槽の鬼達は街を作り、一つの社会を形成していた。
そんな社会をガラス越しに時々眺めた。
と、そんなある日。
おれの部屋のベルが鳴る。
ぴ~んぽ~ん。
覗き穴から覗くと、知らないスーツの男が立っていた。
そして、男はドア越しに名乗る。
「株式会社玉鬼の者です」
即座に反応し、この鬼達が何なのかを聞きたい衝動に駆られ、
ドアを開けてしまう。
と、同時に意識は遠のいて行った。
まるでテレビの電源を切った様に、
世界が目の前から消えた。
OFF
玉鬼(前編)
胸に突き立てられたナイフは
美しく優しく深く突き刺さり
瞬きを数回する間を置いて
液体はするすると流れ出す
溢れ出ない様手で覆うが
溢れ出した流れを止める事は出来ない
ぽつぽつと滴る心は
床に落ちては弾け飛び
ゆっくりと尾を引いてどこかへと旅立って行った
耳の奥でサイレンが鳴った
大きな歯車はゆっくりとゆっくりと動き出し
連動して沢山の小さな歯車もくるくると動き出す
始まりはいつも突然にやって来る
おれの意思は関係がないのだ
~はじまり~
ぴ~んぽ~ん♪
おれの部屋のベルが鳴っている。
「ホニャララ便でーす」
覗き穴から見れば確かにそれらしい男が立っている。
届けられる荷物の予定は、記憶には無い。
ドアを開け確かめようと思う。
「株式会社玉鬼さんからソソさんにお届け物です」
男は小鳥のさえずりの様に軽やかにそう告げ、
ハンコをおれに要求する。
記憶に無い荷物と会社名だが、
取り合えず受け取る事にする。
男が去った後、まじまじと箱の依頼主欄を見る。
『株式会社玉鬼 品名:玉』
そう送り状に記してあるのを確認する。
まるで憶えのないダンボール箱を手にしながら、
左右に振ると言うありきたりな動作をする。
が、そこから音は無い。
おれはリビングに戻り、
ハサミの刃でその箱を切りつけ開封した。
ダンボール箱の中から立方体の木箱が現れる。
立方体は何の装飾も施されていない木箱だ。
恐る恐るその木箱を開けてみた。
だが、中にあったのはまた同様の木箱だった。
いぶかしみながらも次の箱を開ける。
そして現れたものはまたしても同様の木箱だった。
そんな箱から箱に苛立ちを覚えたが、また箱を開けた。
すると中には何と!
同様の木箱が入っていた。
箱から箱、箱から箱、箱から箱・・・
何度これをくり返しただろうか?
やがておれは驚きと落胆と怒りのあまり、
その箱を投げつけそうになったが、
それは止めてまた箱を開ける決意をする。
次もまた箱だったら投げつけてもいいだろう?
と、誰に言うでも無く心の中で呟く。
そして、その箱を開ける。
ハスッ!!
やっとおれの目に違う物体が飛び込んで来た。
中には直径10cm程の球体が箱にすっぽりと包まれている。
それは鈍色をした玉だった。
マトリョーシカの如き、金太郎飴の如き反復。
そして、現れたのは玉。
おれは訳も分からずそれを取り出し、
フローリングの床にそっと置いて一時眺めた。
すると、玉の表面がぐにゅぐにゅとうごめき始めた。
これは・・・何だ・・・
衝撃と異常な気持ち悪さを感じながらもそれを凝視した。
そして気づく。
これは生き物なんだと。
ワールドを垣間見る
日夜、「かぃ~かぃ~」つって額の傷をうずかせながら、
月浮ぶ空眺め、夜の読書を楽しんだ。
今回は舞城王太郎の『暗闇の中で子供』を読んだ。
この作品は『煙か土か食い物』 の続編的な物で、
こちらを読んでから読むと流れが分かり易いと思う。
ちゅー事であらすじ。
前回の連続主婦殴打生き埋め事件で、
奈津川家の母は犯人により昏睡状態に陥る。
また父と長男の一郎も病院の送りとなる。
だが事件は無事解決し、終わりを迎えたかの様に思われた。
そんな中、奈津川家の三男三郎は、
田んぼにマネキンを埋める少女を見かける。
即座に脳裏に浮んだのは前回の生き埋め事件だった。
三郎は少女を追う。
そして、少女は自宅の倉庫からまたマネキンを運び出し、
埋めに向かうのである。
なんじゃコリャ!?
これはもしやコピーキャットなのだろうか?
三郎は少女を追い真相を知ろうとするのだが・・・
みたいなミステリー小説。
相変わらず破綻した文章でつづられる舞城作品だった。
しかし、内容は破綻しているのだが、
どうしても読み続けてしまう魅力がある。
何なんだろうなこの舞城って人の文章は。
そして、表現は相変わらず卑猥で残酷で興味深い。
前作は四郎目線で語られたが、
今回は三郎目線で語られている所も、
前作と違って今作を読む楽しみがある。
奈津川四兄弟で一番中途半端な三郎。
三郎が何を思いどう立ち向かって行くのか、
その様が細かく作品にはつづられて居る。
だが私は何だか三郎にイライラしてしまった。
物事を分析し,よく考え行動する三郎。
あまり考えず直感で行動する私。
の無計画な私とはまるで反対だった為、
そう思ったのかも知れない。
そして、所々気になったのが、
文章を村上春樹に似せて書いている部分があった様に思う事である。
どうも舞城は村上春樹を意識している様なので、
本当に好きで書いたか、
もしくは実験的に書いたかは分からないがそれも面白い。
私の舞城の印象はごった煮。
色んな食材をぶち込んでこんなの出来ました!
みたいな印象がある。
そんな乱暴な料理が、食べてみれば「美味いじゃないかっ!!」
って作品にそこそこの人々には受け入れられている様に感じる。
そして、作者はそれを読んだ人達を、
ニヤニヤとほくそ笑んでいるようでいる様に思う。
それが舞城ワールドなんだろうと読んでいつも思うんだ。
そんで好き嫌いがはっきり分かれる作品。
私は好きだ。
では今日はこの辺で。
ピナス。(ペニス)