人生をピンセットでつまむ


志村うしろ~!!

志村うしろ~!!


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2018-08-03 21:08:32

沁みる

テーマ:音楽
ハナレグミの深呼吸とフジファブリックの若者のすべてはいつ聞いても泣けるなぁ。
なんだろな。
頬から伝った滴が、
コンクリートの染みになった。
グレーに染まってそれはしばらく佇んだ。
2018-07-16 19:29:12

さらに北の地にて

テーマ:妄記

長万部と云うところにたどり着いた。
車で13時間程の道のり。
私は運転が苦ではないので楽しかった。
宿に着けば工事業者らしき人々で
ごった返している。
見れば周りの宿も同じよう。
人の少ないこの町で何の工事なのかと疑問が。
なので聞いてみる。
「新幹線の工事」そうお兄さんは答えた。
なるほど納得の混み具合。
ちょっと前まで工事業者だった私は、
彼らにどこか懐かしさをおぼえた。
食堂で手酌酒の人々を眺めながら、
私もいつもの様に酒を飲んだ。
ゆっくりとあるいは早く時が流れる。
長万部にもいつもの様に夜がやって来る。
その藍色はどこも同じだ。
2018-05-15 21:10:00

ワープ(2年)

テーマ:妄記


ある日、世界が真っ二つに割れて、
以前は右側の世界で生きていたのだが、
どうやら今は、左側の世界で生活しているらしい。
居心地が悪いとか、息苦しいとかではなく、
知らなかった世界で生きている。
エンタープライズ号が新たな領域を探索する様に。
わたしもまた新たな世界を探し、
宇宙船に乗って旅をしている様だ。
それが正解か不正解かは分からないけれど、
船は旅だった。
わたしはその船に乗って窓に流れる星を眺めている。
ぼんやりとただ眺めている。
2016-05-08 22:23:14

桃源郷

テーマ:妄記
私はアルカディアにたどり着いたのか
夢見心地に時を過ごし
目の異物感に苛まれる
花粉か埃かはたまたなにか
時は誰しもに平等に訪れている

予感を感じる

頭痛が痛い

違和感を感じる

ほぼほぼなんとか

時は兎に角進む
私が理想郷にたどり着いても尚
そこから追い出そうとする力が働く
神の気まぐれ
シェフの気まぐれ

どうにもこの世は気まぐれの多い
ユートピアである
2016-01-16 22:06:31

心と身体

テーマ:妄記
この雨は喜びの雨でもなくて、
悲しみの雨でもないのです。
狂ってしまった私に、
居場所を探しなさいと誰かが言うのです。
愛がなんなのか?
まだ分からないまま曖昧な昇華を。
生身は欲望を食んでも満たされないまま、
誰かの背を追いかける。
そうして、答えは己の中にある事を、
ただ何となく気づいた様に思うのです。
2015-10-28 23:43:16

これで今日はさよなら

テーマ:詩的な何か
bん¥

一日の終わりに
冷えたビールを飲んで
物思いにふけ
この日にさようなら
を言う

いくつもの流れる泡は
思いを空に放ち消えて行った


今日がまた終わり
明日が始まる

みんながそれを繰り返している
2015-10-04 22:52:15

北国サディスティック

テーマ:妄記
暖かい日差しの中でも、
時折冷たい風が頬をなぜる。
秋を越して冬の到来。
沈んでゆく気持ちを何とか誤魔化し、
焼いた秋刀魚を食っては、
寒さも悪くないものだと思い込ませる。
冬はほんの僅かな美しい風情と、
恐ろしい程の苦痛を抱えて現れる。

北国定住者はドМの集団だ。

間違いない。
2015-08-21 23:46:23

アディクト

テーマ:現実
niku

腸を焼いて食うなんて正気の沙汰じゃない。
そう思っていました。
だ!だって!!排泄物のトンネルですから。
でも日本人って食には割とチャレンジャーみたい。
私も幼少期から食ってみて好きだと感じるみたい。
今は焼かれているソノ様に、
魅了され唾を飲み込んでいるみたい。
ちょっとした中毒みたい。
食いたくて、食いたくって。
気持ちが暴れるみたい。

そんな不思議な食物。

ソレが、ホルモン。
2015-05-21 22:06:09

ON OFF の間

テーマ:妄記
ON

手をうごかして
足をうごかして
脳をうごかす

OFF

どこまでも
どこまでも
まっ黒が広がっている

ON

しゃれたカツラをつけて
町へでよう

OFF

しゃれたカツラも
まっ暗では意味がない
カツラをはずす

ON

太陽がまぶしいぜ!

OFF

暗いのはこわい

ON

暗闇がこわくてこわくて仕様がない

OFF

こわい
こわい
さびしい

Neutral

生きるとは
恐怖を殺して
或いは忘れて
時を刻むことだ
それは誰しも
有限である

ON

またカツラをかぶって
歩きだす
歩きだす

OFF
2015-03-13 22:25:43

螺旋

テーマ:妄記
背後に忍び寄る春を感じながら、
花粉という近代兵器と闘う毎日。
目玉を取り出して洗いたい程の衝動に駆られながら、
何かしらの溶液で誤魔化している。
辛い辛い冬を抜け出しても、
辛い辛い春が訪れてしまう。
この苦行は螺旋状に永遠に続いているような、
そんな気さえする時がある。

私が涙を流すのは花粉の所為。
彼らが笑っているのは、
悲しみを押し殺している所為。

それは螺旋状に続いていて、
小さくなれども、
忘れる事がない。

永遠。
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