人生をピンセットでつまむ -11ページ目

透けた女と、とんかつ郷

気がついたらば、六月も後半に入っていた。

早い、早過ぎるよ姉さん!

とは思ったものの、私には姉さんはいなかった。

勘違いだった。

思い違いだった。

あれはこの世の者ではなかった。

透けている女の人だった。

まあその話はさておき。

美味いとんかつが食いたい。

肉汁ジューシーな、あっつあつのとんかつを、

頭に乗せて、

「なっ!!あちっ!!あちっ!!!」

とか叫びながら、

町内を走り回って、

大盛りライスをかき込みたい。

最近、そんな欲望に駆られまくっている。

私の住む町には、美味いと思わせてくれる、

とんかつ屋がないのだ。

頭に乗せて走り回るほどのとんかつ屋がないのだ。

ちなみに、ご存知全国チェーンの『とんかつ和幸』と

埼玉県飯能市にひっそり佇む『とんかつおつき』 が、

私の好きな、とんかつ桃源郷である。

いや、和幸のとんかつは、

頭に乗せて走ると言うよりは、

全裸で仰向けに横たわり、

へその上に乗せて熱がりたいとんかつだ。

とんかつは奥が深い食べ物だと、私は思う。

頭に乗せ、腹に乗せるほどの激情。

君にもそれが分かるかい?

分かってもらえると、そう私は信じている。


ところで透けてる女の人、

あれは誰なのだろう?

夜な夜な枕元に立つのだ。

そして、それは決して美人ではない。

はら はなし すべ

酒を飲んでアパートへ帰ると、

椅子に人が座っていた。

私は一人暮らしである。

と思いながらも、部屋へと入り、

その椅子に掛けた人物を覗き込んでみた。

無表情で座るその人物は、

口角から下にかけて線が入っている。

普通の人とは違う作りの顔だな。

そう私は思いながら、テーブルを挟んだ向かい側に座り、

帰りがけに買ってきたビールのプルトップを開け、一口飲んだ。

そして、これは失敬失敬と思い、

その向かい側の人物に買ってきたビールを勧める。

「あ り が と う ご ざ い ま す」

そう下唇だけを上下させ、喋った。

まったく不気味な奴だ。

心の中で思ったが、勿論口にはしなかった。

二人の会話が、それほど盛り上がりそうもなかったので、

私はテーブルからリモコンを取り上げテレビを点けた。

暗い画面から、無駄に発色のいい画面が占拠する。

そこには、出来の悪いマドンナみたいな女が、

歌い踊っている。

私はその瞬間、強い吐き気をもよおす。

トイレへと駆け込んだが、えずくばかりで、

何も出て来ようとはしなかった。

酒の飲みすぎか?或いはそいつのせいか?

私は分からないまま、テーブルへと戻り、

口角から線の人物に問いかけた。

「俺は、酒かそれとも歌姫にやられたのか?」

その問いに彼(口角線)は答える。


「さ け 


う た ひ め 


い や


き み じ し ん に だ」


そう下唇だけを上下させ答えた。

私の唇も微かに動いている。


私たちはテーブルを向き合って座っている。


やがて降り出した雨が、

地面を叩く音。

五月最後の雨に、

二人はそっと包まれた。

黄金週間

ごるでんうぃいくは、

ばべQをしたし、

ばいとぅもしたし、

アルコホルも飲んだし、

泥の眠りもについたし、

なんだかんだだた。


おっぱい


ぎゃん玉


洗濯機


そんな感じ?


妄想はなはだしい

月を眺めながら散歩した


あなたは何をしてるだろうって考えて


気がついた


恋してるのかな?


星と月はキラキラしてて


街を照らしてる


あたしの鼓動はドキドキしてる


あなたの手や表情を


まぶたの裏に映して


またドキドキした


光よりも先に進んだら


未来が見えたりして


希望や不安を


行ったり来たり



黄昏時


橙色に街は照らされ


横に歩くあなたを見たら


こっちを見てて


顔が赤くなった


それを夕日のせいにして


誤魔化した


家に帰ってため息ひとつ


はぁ~


恋かも知れないけど


まだ分からないけど


ドキドキが止まらない


夢の中であなたが手を伸ばした


さあ


なんて言って


あたしを誘った


胸がギュってなった


あたし


恋してるのかな?


パープルへイズ?
















なんて乙女チックなのを書いてみたのだけれども、

これを是非、キュートな女性に朗読してもらいたい。

が、気がついた。

私が恐ろしく気持ち悪い事にっ!!


時すでに遅し。

おぼろ

太陽が昇り

人々は動き出し

晴れた空の下

それを眺めてた

動き出した世界は

せわしなく広がり

誰も止める事が無く

惰性で動き続けてる

疑いの思考は

電車の中で忘れ

体を引きずり

その先を目指す

あの都市は

希望があって

絶望も待ってる

けれどもそれに

目を閉ざし街に消えてゆく

数多の人々を眺めた

はしゃいだ駅前の人々を

すり抜けて風になる

僕は風になる

また明日

日が昇るまで

おぼろな風に

僕はなる



てな事を、二年前に書いていた。
のを見つけたので載せてみました。
何かやっぱ若いな。

分割

朝起きると、携帯がまっ二つに折れていました。

私は驚いて幾度も目をこすり携帯を見ましたが、

まっ二つに折れていました。

何たることだっ!!

そう思い、携帯を眺めると、

何とっ!!

携帯が折れているではありませんか?

私は、それを眺めながら、

何となしに時計に目をやると、

何とっ!!

時計は7時40分を表示しているではありませんか?

これは遅刻するのではないのか?

なあ?おれ?大丈夫か?

と思いつつ、私は携帯を眺めたらば、

驚きのっ!!

携帯がまっ二つになっていました。

Why?

そう問いかけ、天を仰ぎ下に目を戻すと、

そこにはまっ二つに折れた携帯がありました。

なにこれ?

などとぼんやり思い、

目をこすれば、

そこにはデスった携帯が横たわるばかりなのです。

な~む~チ~ン♪(玉袋をはじきながら)


携帯屋の店員さんが可愛かった。

ので言われるがままに買った。

きっと私はいい鴨ネギだったのだろう。


ついしん:電話帳だけは生きていました。よかった。

暇つぶし

あ~あ~あ~♪(ポコポコチン♪)

バイトが休みは楽しいな♪(アナル和尚♪)

って感じで、夜の甘い甘いエクレアタイムを謳歌しているのだけれど。

何か最近、ふと考えるのが、

阿部公房の鉄だか銅だかで出来た鳩(鳩の像)の話なんです。

鳩が飼い主の『手』によって変形するんです。

だから、私はその変形する鉄だか銅だかになった気分で考えるのです。


冷えた鉄になった私は、動くことも出来ず、ただそこにあるだけ。

その辺に転がりながら、雨風にさらされ、踏まれ、いじられ、

腐食しながら、ポロポロと私は破片へと変わってゆく。

いくつにも分れた私は、どこまでが私でどこまで私ではないのか、

まるで把握出来なくなってはいるけれども、

個々の破片にはわずかに意識があるらしい。

そして、ひとつの破片が誰かの手によって拾われる。

私はどこかへと運ばれ、眺められ、熱さのあまり意識を失う。


10分か?10時間か?或いは10日かもしれない。


次の意識が戻った時には、

私は砲丸ほどの塊になっていました。

この中には私の意識だけではなく、

沢山の意識があるらしい。

色々な思考が飛び交っている。

正確にはこの塊は私ではなく、

『私たち』になるでしょう。

そして、私たちは不意に井戸へと落とされます。

暗い暗い井戸へと落下して行きます。

どんどんどんどん、

どんどんどんどん、

着地することなく井戸へと吸い込まれて行くのです。

たどり着くのはブラジルであろうか?

などと曖昧な知識で考えるのです。


「私たちはどこへ行きますか?」


そう誰ともなく問いかけた所で、

私は目が覚めました。

ああ・・・私は眠っていただけだ。

鉄か銅でもなければ、落下してもいない。

そう思ってホッっと胸を撫で下ろしました。


「俺たちは塊だ」

「塊になったのだ」

「集合」

「それは集合」


そんな声が聞こえます。

と、次の瞬間。

私たちはまた熱い炉の中に放り込まれました。


夢ではないのか?

気づいた時には、

私にはもう意識がありません。

恐らくは彼らもでしょう。

みな溶けてしまうのだから。








とか考たりして過ごしている。

ひと時の考え事。

ほりでい

昼間のお仕事が3連休なので、

しこたま寝ましたよ私。

まあ夜のラーメン屋はあったのだけども、

組んだ人が早業仕事人だったので楽だった。

つーか疲れが取れんのですよ。

歳か?歳なのか?

そりゃね、私のぎゃん玉もしなだれる!

ちゅー話ですよ。

まったく。


腰を激しくグラインドさせ、

振り子状のぎゃん玉を、

グリン!グリン!!

と回せば!!

嫌な事も忘れるかも知れん。

ラーメン屋で怒られた事も、

ラーメン屋で注意された事も、

ラーメン屋でお金を投げるように渡された事も、

忘れるかも知れん。


いや、私は絶対に忘れん!!

この屈辱を!!

いつかお返ししてやるのだっ!!


私はそう思いながら、

夜空の星を眺め、

「あそこで輝く星が僕で、

その隣にある星が君さ」

などとのたまいながら、

ぎゃん玉を回すのである。


グラインド!グラインド!

モア!!モアッ!!

うたみたいだ

おれは死んでないぜ!

おれは死んでないぜ!


などと誰かが歌っている様に、

私は死んでいません。


ただひたすらに時間に追われるだけ

暇があれば酒を飲むばかり

子魚を頬張るばかり

唇をウロコで銀に光らせ

頭と尾が乱舞する

私の前世が何だったか

知ったところで

大勢に影響はない


ラーメンなんて糞食らえだ!

ラーメンなんて糞食らえだ!

お前はそれを言ったか?

お前はそれを言ったのか?


おれの人生は加速度的に増し

おれは私だったのか?

私はおれだったのかすら

もう思い出せやしない


ならば僕になろう

その人代名詞になろう

僕はそうして小魚になった

口の中で乱舞する小魚になった

100gおよそ300カロリーの

かたくちいわし(国内産)になった


おれは死んでないぜ!

おれは死んでないぜ!


だから私は

僕の前世が何だったのか

おれは知りたくもないのさ

モテたくて

毎日毎日、仕事にバイトに駆け回っていたらば、

もう二月も後半になっているではないか。

あら、大変!へんたい!

もう春も近い。


雪がとけて、

川になって、

流れてゆきます。


とかなんとか、耳の奥で誰かが囁いているなあ。

そんな私は、

週一の休みには寝てばかりいる。

起きているのは、昼ごはんと買い物と夕ご飯の時位だ。

後は死んだように眠るだけ。


『鼻の穴からこんにちは』


もったいない もったいない♪

時間の無駄だよもったいない♪

死んだらずっと寝れるのに♪

ついつい惰眠をむさぼるよ♪

そういやこないだ鼻からさ~♪

小さなカナブン飛び出したっ!!

ブンブンカナブンカナブンブン♪

構造色だぜカナブンは♪

いろんな色を光らせて♪

おれの鼻から飛んだのさ~♪

蜂の武蔵は死んだのさ♪

あ~死んだのさ♪

死んだのさ♪

はいソレソレ♪


OFF♪


作詞:ソソマスク

作曲:リビドーレッド

編曲:ギャン玉のび夫

すぺしゃるさんくす:ぽこちん男子、お台場四姉妹、

ギ・ギギギギ疑、練馬高野台UFO基地、東飯能駅改札左、

パイレンDE回ります、カナブン18匹。


君の鼻からもカナブンが飛び出すといいねっ!!

じゃ!また!寝る!!


OFF!!