僕のアリス
ビューロクラートが
拍手喝采する
そして、テクノクラートは
沈黙を抱える
これらはホモ・サピエンスの
生きている証
君が寝ている横
月明かりに照らされた部屋
ウィスキーを入れたグラス
一口含む
そして、鏡に映った姿は
僕なのか
僕ではないのか
いつも迷う
鏡の国
アリス
分からない
きっと分からないだろう
ぎ・ぎぎぎ・ぎん玉
ぎゃ!ぎゃぎゃ!!
ぎゃん玉っ!!
ぎゃん玉男子の諸君よ
こんばんはーっ!!(玉袋をムササビみたいに広げながら)
あああ、僕はぎゃん玉男子だったのだ
僕はぎゃん玉の一部であり
それ以外の何者でもない
僕がぎゃん玉を支配しているのではない
ぎゃん玉が僕を支配
いや!優しく包んでいるのだ
それに気づいた今
僕はやや強くなった気がした
僕の心が少しだけ強くなった気がしたのだ
この世知辛い世の中で
希望を感じるもの
それがぎゃん玉なのであると
僕は知った
ビューロクラートでも
テクノクラートでも
アリスでもない
その存在を
僕の中で感じた
そうだ京都、行こう
(玉袋をSuica代わりに改札でかざして)
二つの穴
今日も雨がアスファルトを黒く濡らしている。
こうした日が、もう何日続いているだろうか。
私は椅子に掛けながら、
窓越しに見えるこの風景を眺めている。
止めた筈のタバコをくわえ、
長々と肺に煙を送り込んでは、
それを空に吐き出した。
煙は明かりの灯っていない薄暗い部屋で、
空気の流れに沿い、曖昧に白く漂った後、
どこかへと消えて行った。
それは過去。
人形の女からは夜の匂いがし、
頭から皮袋を被った男は、
静かにこの椅子に掛け、
皮袋に丸く開いた二つの穴から、
何かを見ている。
私か人形の女か、
或いはそれは過去かもしれない。
皮袋の男は動くことはなく、
ただ静かに椅子に腰掛けている。
数日前からテレビはどの局も砂嵐ばかりを映し出し、
放送に終わりを告げていた。
最後に見たニュースでは、
錯乱したかの様なレポーターが、
逃げ惑う人々の状況を伝え、
カメラは崩壊した街を映し出していた。
原因は不明だと言う。
雨は激しさを増し、
アスファルトを叩きつけている。
私はもう電気の通っていない冷蔵庫から、
常温のビールを取り出し、
プルトップを指で引いた。
それは、プシュリといつもの音をたて蓋は開き、
私は喉へと流し込んだ。
苦味が口の中に広がっている。
家が燃え始めた。
少しづつ炎は広がるだろう。
最後に見たニュース映像。
崩壊する建物、燃え上がる炎と煙、
それと同じだ。
私は燃える家の中で、
ビールをもう一口飲み、
椅子に腰掛けた。
目の前のテーブルには、
穴が二つ開いた皮袋が置かれている。
私はそれをそっと手に持ち、
ゆっくりと味わう様に被った。
人形の女は部屋を焼く温度の為か、
美しかったはずの容姿を、
ドロドロと溶かし始めている。
私は二つの開いた穴から、
その光景を眺めた。
熱されて行く部屋の中で、
私は自分の実家が火事になった事を思い出していた。
オレンジ色の炎が建物全体を狂ったように包み、
燃える物全てを黒く変えてしまった事を。
二つの穴から私が見たものは、
過去でもなければ、未来でもなかった。
あの時と同じ、オレンジ色の炎だけだった。
目の前が狂ったオレンジに包まれて行く。
それはやがて、全てを黒く変えてしまうだろう。
私はただそう思った。
スーパーソニック&ロマンチック街道
北の地。
蒸れたぎゃん玉の裏を、
人差し指でなぞって臭うっ!!
そんな神にしか許されない行為を、
私は密かに行っていた。
にんにん。
まあそんな神様の話はおいといて。
昨日は日曜日とか言う日だったので、
私はポコチンを握り、
もといハンドルを握り、
車をわんたったったと走らせた。
車内ではキリンジの『Fat Bottomed Girls』が流れ、
牧歌的な雰囲気を漂わせ、
私を車ごとそっと包んでいる。
流れる青々とした風景を横目に、
心地よくアクセルを踏み込んで、
私はあてもないドライブに出かけるのだ。
前日から綿密にコースを選び、
出発から終点までを決めるドライブも好きだが、
このようなフラ~ッとドライブも好きなのだ。
音楽は、気づけば『まぶしがりや』へと変わり、
夏か冬か分からない歌に心動かされ聴き入る。
その切なさ。
私は切なさを消すべく、
次の歌を待つ。
『ロマンチック街道』
マリッジブルーの歌・・・
今、私の走っている青く輝いた道とは、
まるで違う世界の歌詞。
結婚への皮肉な歌。
いかん!いかんよっ!!
私は冷静になり、ハンドルを握りなおした。
そうだ次だ、次の曲だ。
私はこの歌を聴き入りながらも、
次の歌を待った。
『エイリアンズ』
あ~ぁ~これはいい。
「君と僕はエイリアンさ」
そんな恋の歌。
スピードを増す車とは、
まるで正反対の恋の歌。
このギャップ。
軽快にタイヤは高速回転をし、
地を掴んで前へ前へと私を車を送り出す。
音楽とスピードと心が、
風景と共に後方へと過ぎ去って行く。
この快感。
私は車で流れる数多が大好きだ。
だからハンドルを握り、
走り出すのだ。
気づけばMEGの『SUPERSONIC』が、
車体を叩く様に流れ出す。
踏み込むアクセル。
そして、私は超音速へ。
スーパーソニックが、
ロマンチック街道を駆け抜ける。
襲来
ビルの27階におれはいた。
周りすべてがガラス張りの、
そのフロアーには数多の人々が、
飲酒やら談笑やらをしている。
何かのパーティー会場なのだろうか。
どうやらおれは迷い込んでしまったらしい。
記憶が何だか曖昧だ。
順応。
タンカレーのロックをバーテンにオーダーした。
それを口に含み下方へと流した。
どぎついアルコールが喉を焼き、
ガラス越しの夜景を眺めた。
空に強い閃光が幾つか見える。
そして、それはこちらに向かっているのがおれには分かった。
初弾がフロアの人々を瞬時に吹き飛ばした。
頬をかすめるフロアの破片と肉片としぶき。
二弾。
気づけばおれは階下への扉に走り出していた。
熱風が背中を焼く様だ。
階段を駆け下りながら、
人々の叫びと連続する爆音を聞く。
このビルは、いや恐らこの一帯が攻撃を受けているようだ。
そして、疑問が浮かぶ。
誰からの攻撃なのだろうか?
誰だ、誰だ、誰だ、誰だ、誰だ・・・
おれは足をもつれさせながらも、
その階段を1階まで駆け下りた。
外へ飛び出す。
誰だ。
上空を見上げる。
飛行機?
いや、
そんな小さいものではない。
恐ろしく巨大な塊が上空に浮かび、
おれが知っている空一面を覆っている。
恐怖。
それはあまりにも大きい。
その巨大物体は幾つもの閃光を放ち、
街を焼いている。
月の光は物体に遮られ見えず、
オレンジ色の炎と、
何かが焦げた臭いが充満している。
全てを破壊し焼き尽くしてしまうだろう。
おれはそう思いながら、
車を停めていた場所へと向かった。
どうやら車は無事らしい。
キーを回し、テラノのエンジンが唸った。
アクセル全快で非現実的な世界へと走り出した。
ここは世界の終わりだろうか。
ってな夢を最近見たんだよ。
私は同じような夢を年一回程度見る。
そして、それは宇宙からの侵略者の夢だ。
恐ろしく大きな宇宙船で攻撃して来る。
私は、時に徴兵されたりもする。
その度に恐怖を覚え、
起きた瞬間に安堵し、
同時にワクワクしてしまう。
あの起きた時の複雑な感情は何なのだろうか。
そして、この夢は妙にリアルだ。
日常
おれはたまに泣くことがある。
それはテレビや映画で感動しての事だ。
けれど、それ以外の日常で泣く事はほぼない。
おれの感情はもっぱらフラットだ。
おれは職場でじいちゃんと仕事する事がある。
じいちゃんは熟練の職人。
それに付いて歩くと、
怒られる事もよくある。
怒っている内容は、
おれの使えなさだったり、
おれの融通の利かなさだったりする。
正論過ぎて反論する余地もない。
だから、おれはこのじいちゃんとの仕事は、
嫌ではない。
いや、むしろ普段は面白じいさんなだけに、
楽しい事も多い。
そんなじいちゃんと、
仕事を一緒にした日。
海辺の現場だったから、
海の見える日陰に行き、
二人で昼飯を食った。
くだらない話をして弁当を頬張り、
波風に当たった。
そして、二人は昼寝をした。
じいちゃんは海辺でシートを引いてゴロリ。
おれは地べたに座って、
車のボディーに寄りかかり瞼を閉じた。
目を閉じると、
カモメの鳴き声、波音、ヒグラシの求愛が、
鮮明に耳に流れ込んできた。
心地よい風が流れ二人は眠った。
おれは眠りが浅い為、
数分で目を覚ます。
横で爆睡するじいちゃん。
ぼんやりした瞳でおれは、
その顔を眺めた。
75歳。
職人として、ここまでの人生を歩んできた男。
「この人が死んだら・・・」
おれは何だかふとそれを考えた瞬間に、
涙を抑える事が出来なかった。
声は出なかった。
ただ何筋かの雫が頬を伝っただけだ。
「おれはあなたの様な職人になりたいですよ」
そう寝顔にそっと言った。
じいちゃんはまだ爆睡している。
おれはまた瞼を閉じた。
カモメの鳴き声、波音、ヒグラシの求愛が、
鮮明におれの心に染み込んだ気がした。
なぁ、じいちゃん。
長生きしてくれよ。
この夏の過ごし方
頭上に太陽。
狂った目をした男が、
ギラギラと地を照らす公園にて、
でかい、それはもうデカ過ぎるギャン玉を、
ブオンッ!!ブオンッ!!
と尋常ではない音を響かせ、
回しているではないか。
それは、美しい弧を描きながら、
ぐるぐると男の前を回っている。
しかし、やがて男は円を描く事に飽きたのか、
ブツを『∞』の記号の如く回しだした。
右腕が忙しなく『X』を幾つも空に書き殴る。
『∞』を描く為の『X』
それは曲線と直線の合体。
あなたと合体したい!
そんなCMがあった事をふと思い出した。
私も合体したい。
私はその男がいる公園を通り過ぎ、
このギラギラと肌を焦す夏を、
ガリガリ君を頬張りながら歩いている。
ガリガリ君とコーラのブルース。
私はズボンを脱ぎ、
ポロシャツを捨て、
タンクトップをガードレールに掛け、
グンゼの純白ブリーフをズリ下ろした姿で、
駆け出した。
公園でギャン玉を振り回す男。
片足にブリーフを引っ掛け、
裸で疾走する私。
まったく熱い夏だぜっ!!
な?
君もそうだろ?
タイヤは前へ前へと
先日、久方ぶりに、
ふらりと車を走らせ、
ドライブに出かけてみた。
時は午後3時を回っており、
流す程度に走ろう。
私はそう思い、
音楽をかけ、陽気に歌いながら、
ドライブ!ドライブ!
てな具合に、
ハンドルをグルングルン、
ポコチンをブリュンブリュン、
と心もち回しながら走った。
車の中は自分ひとりの世界で、
好きな音楽を聴きながら走っていると、
気分がノッてきたではないか!
何となく決めた最初の目的地を軽快に通過。
私は車をその先へと走らせた。
出発時、リセットしたメーターが動く。
40km
50km
60km
70km
80km
90km
100km
110km
120km
130km
140km
150km
160km
170km・・・
気づけば片道でこれだけ動いてしまった。
のんびり流すはずが、
がっつり走ってしまったではないか。
しかも、無目的の為、
寄ってみようと思う場所もない。
そして、私は気づく。
早く帰らねばっ!!
私は、ポコチンを回す事も忘れ、
ハンドルをグルグルと回して、
帰り路を急ぐのだった。
一人ドライブの魔力を、
私はあらためて感じた。
ちなみにこのドライブの間、
車を降りたのは一回。
その場所は、
ジャスコだっ!!
おしっこをしに寄ったのだっ!!
ただそれだけなんだ。
人形とは
久しぶりにDVDでも観てみよう、
なんて思いレンタル屋に行った。
して、パッケージに惹かれ、
借りたのがこの『空気人形 』なの。
簡単な流れを話せば、
ある男の所有しているラブドール が、
突如歩き出し、町へ飛び出す。
そして心を持ち、恋をしてしまうお話。
感想。
個人的にエロくって、
切なくって、
気持ち悪い。
非常に好きな作品だった。
ラブドール役のペ・デゥナ は、
人形的な演技が非常に素晴らしく、
観ていて惹き込まれてしまった。
この人の他の出演作品も観てみたいと強く思った。
あ、あと脱ぎっぷり良かった。
人形が心を持つと、
何だか悲しい。
永遠に老いない。
死なない。
人間にはなれない。
とか考えてしまって、
人ってのは時に限りがあるから、
感情が豊かで複雑なのかな。
とか思ったりするんです。
今回は考えさせられたなあ。
いい、この映画。
切なさがとてもいい。
素敵なラブドール。
そして、悲しい。
連続
夜
晩酌をし
黒色が訪れ
朝
目覚ましが鳴り
白色が頭を叩き
やがて
色が溢れ出し
目の前が回りだす
ああまた来たかと思い
パンをかじりながら
その辺にあるジュースを飲んで
私を呼ぶ
私の返事は曖昧
口元にパンカスをつけたまま
ジジジジ
と音をたて
電動カミソリを顎やら頬やらに当てる
けだるい空気
歯磨きをし
作業着に着替え
今日もドアを押した
エンジンのかかりが悪いミラ
いや
君に非はない
こうして
日々が回りだす
すれ違う
ホワイトカラー
透けた女
女学生
猫を撫でる女学生を
私はバックミラー越しに眺める
朝の風景
違う世界の人々
そうして私は夜を待つ
可愛いとはこの事か?
時間の経過が早すぎて、
もうワケワカちんぽこ大将になっている。
いや、ごめんなさい・・・
私のは、大将などと大それたモノではなく、
ミカズキモ、或いは、ミニマムと言っていいだろう。
うるさい!バカっ!!
まあその、私の個人的な部位は置いといて。
最近、家に帰って酒を飲み、
私の好きなアーティスト『MEG』 の動画ばかり観ては、寝てる。
なんたってMEGは可愛らしい。
ライブ映像なんかはもう、ついつい観てしまう。
何だろうこの愛らしさは?
そして、時にかっこいいから尚更惹かれてしまうのだ。
だから今日は、そんな『MEG』の動画アドレスを貼り付けまぁ~す♪
いくよぉ~
雰囲気がとても可愛い女性なんだと、
私はそう思うんです。
では今日も、金玉を右に寄せながら寝ます。
オールナイトロング!
バイチャ♪