英国の小さな学園都市でニュージーランド人夫・息子ふたり・黒猫一匹と暮らしているAnimaです。おこんにちは。

 

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あしあと

 

 

さて、前日は初の海釣りツアーでサバイバルな思いをした野獣家一同。翌日は何をしたかというと・・・

 

 

 

 

 

また船乗りだYO!ゲッソリ

 

 

 

 

もういいかげんにせぇよ、って話なんですが、カイコウラではホエールウォッチングが有名なんですね。で、「やっぱりせっかく来たんだからやっとこうよ。昨日のと違って断然大きい船だからそんな酔わないよ!」という野獣氏のごり押し(またコイツかよ言い出しっぺ)で、まぁそれもそうか、ということになり、午後の船を予約。子どもらには「クジラやイルカが見れるんだよ~♪」とテンションアゲアゲでお伝えしときました。

 

 

オーストラリアだのニュージーランドだののある太平洋の海というと、「ホオジロザメに食われるかもしれない」恐怖があり、海で泳いだりするのを怖がっていた長男Zさん(この人は毒蛇や毒蜘蛛がいるからという理由でオーストラリアにも行きたくないそうですww)。

 

 

 

 

9月にカイコウラで小さな船がマッコウクジラにひっくり返されて人が数人亡くなった叫び

 

 

 

 

ということは伏せておきました・・・。あ、ひっくり返ったのは私たちの予約した観光船とは違うチャーター船で、ずっと小さな船だったようですが・・・。

 

 

 

 

船の時間になるまで、まず午前中はオットセイの名所・オハウ海岸に。ちょうどシーズンで、赤ちゃんオットセイが見られるとのことで、ウキウキして車を走らせて、こちらへ。

 

 

 

 

 

 

早速海岸を見ると・・・

 

 

 

 

 

 

いたいた~!すごい数います!

 

 

ニュージーランドオットセイ(New Zealand Fur Seal)という種のオットセイだそうで。皆さんくつろいでおられて、赤ちゃんもたくさんいました。ウッホウッホ言ったりもさもさ動き回ったり、海に繰り出すのもいるし、赤ちゃんにオッパイをあげるお母さんオットセイも。

 

 

乳飲み子とマミー。

 

 

30分くらい見て、ほっこりしました。この辺りは海岸の景色もとても素敵で、お天気はいまいちでしたがそれがまたなんともいい雰囲気出してて、バシバシ写真撮りまくりましたよ。

 

 

こういう色目が好きなんだー。

 

 

何かあるとすぐに登りたがる猿めらも記念撮影。

 

 

もう少し歩き回りたくなったので、少し移動して別の海岸へ。こちらには、なぜか1頭だけ巨大なオスのオットセイがいました。一匹狼だな。

 

 

 

 

流木を入れてちょっとアートっぽい写真を目指してみる。

 

 

うーん。いい感じの海だ。

 

 

いい感じのダークな海の写真が撮れて満足した私。その後はフィッシュ&チップスで腹ごしらえ。

 

 

どーんと4人前一皿盛りで来たよ。

 

 

この緑のは、アワビ(パウア)のミンチに衣をつけて揚げたやつ。

 

 

Pāua Patty(ハンバーグ状にしたパウア)というのは野獣さんも今まで食べたことがなかったらしく、「アワビだからきっと硬くて噛みきれないようなシロモンだぜ」と言ってたのですが、ミンチになっていて柔らかくて美味しかったです!衣が厚すぎで胃もたれしそうだったけどな。

 

 

さてさてさて。

 

 

お昼ご飯の後はいざ、ホエールウォッチングへ。約2時間のツアーで、たぶん200人とか乗ってる船なので、今回は余裕~~。受付のお姉さんに、

 

 

 

「船酔いするからね~~、一番強力な酔い止め薬飲んどきなさいなニヒヒ

 

 

 

と脅され、例の一番効く全然効かなかった 酔い止めを再度摂取。いざ、ふたたび沖に向かって出航。

 

 

 

クジラやイルカについてガイドさんが説明してくれます。

 

 

ヨーロッパで一度たしかクジラだのイルカだのが見れるというクルーズに参加したんですが、すんごい遠くの方に小指の先くらいにイルカが見えただけで終わったということがあり、今回も実はそんなに期待はしてなかった。

 

 

が、ほどなくして、「クジラ発見~。クジラ発見~。皆さんデッキへどうぞ!」とのアナウンスが。

 

 

ををを、とワクワクして出てみたら、超近くにいたわー。

 

 

ぶしゅー。

 

 

マッコウクジラさんです。この海域ではほとんどのクジラが調査で知られていて、名前なんかもついてるみたいです。この子の名前はなんだったか、忘れたけど。

 

 

こうやって海上に出て10分ほど優雅に呼吸をしてから、再び潜るのだそうです。ゆったりゆったり、水面に背中を出して泳いでは、時折ぶしゅーっと潮を吹き、を繰り返しています。

 

 

そして、スタッフはちゃんとクジラが最後の呼吸をして潜る瞬間を把握していて、そのタイミングをアナウンスしてくれました。

 

 

さあ、こちらが、クジラさんが海に潜る、なんとも美しい瞬間です!(音声あり)

 

 

 

 

 

 

乗客の「ほわあぁぁぁお!」という溜息ww。でもほんと、この優雅さは溜息ものでしたよー。母なる海の美しき生き物。マッコウクジラさん、貴重な体験をありがとう!

 

 

野獣さんなんかは「こんだけーー?」とか言ってましたが、いや、こんだけで私は十分心が満たされたよ。

 

 

そしてこの10分後には、またもやアナウンス。「イルカ発見~デッキへどうぞ」とな。

 

 

イルカさんが数十頭、船と一緒にすごい速さで泳いではジャンプしたりして、遊んでました!

 

 

 

 

 

 

 

Dusky Dolphin(ハラジロカマイルカ)という種類のイルカさんだそうです。あっちこっちでぴょんぴょん出てくるので写真に収めるのもビデオに収めるのも大変でしたがw、可愛かった~。野獣さんいわく、「クジラよりイルカのほうが見てて楽しかった!」ですって。子どもらも「あそこ!あっちにも!」って楽しんで見てました。イルカさんたちは20分くらい私らに付き合って遊んでくれましたです。

 

 

そんなこんなで、楽しく終わったホエール&ドルフィンウォッチングツアー。今回は家族全員、誰も船酔いしなかったですよーw。で、船を降りたら2人くらいオエオエされている人たちがいてさ、もちろん個人の三半規管の強さ弱さとかありますからそんななんか言ったら申し訳ないんですけどさ、

 

 

 

ちょっと勝った気分になったり。笑い泣き

 

 

 

とにかくまあ、カイコウラ最終日はこのように素敵な生き物をたくさん見て、心が温まった日だったのでした。この日、大量の魚のフィレと伊勢海老を車に積んで、クライストチャーチの義両親宅へ戻りました。そして、クリスマスを義家族と過ごすことになります。

 

 

 

次回に続きます~~。

 

 

 

最後にオマケ。カイコウラのアパートメントに着いた時にふとみんなの靴の写真を撮って驚愕したんだが、長男の靴のサイズがもう私を追い越しそうです・・・。ひゃー。

 

 

左から野獣さん・私・Zさん・Aさんの靴。

 

 

 

あしあと

 

 

お読みいただきありがとうございました♪