福岡県田川市を歩く7
放浪日2019年8月12日
日本が近代国家へ生まれ変わるには、エネルギーとなる石炭が必要でした
そこで、日本人は豊富な石炭を埋蔵する遠賀川流域に注目しました
明治時代中期から筑豊の出炭量は激増し、日本で産出する石炭の約半分は筑豊からとなったそうです
筑豊炭は国内へはもちろん、海外にも輸出されて需要が拡大し、日本最大の産炭地に成長していきました
ここ、田川市の【石炭記念公園】にある【田川市石炭・歴史博物館】で
日本最大となった炭鉱町の歴史を学んでいます
炭鉱町の歴史を学んでいたら、館内に【田川映画資料館】がありました
ここでは、田川市が歩んだ映画史を学んで観ることができるのです
おお!昭和を代表する日本美人のひとり“夏目雅子”さん!
あもんの個人的には西遊記の三蔵法師の記憶が深いですが
改めて観ると、めちゃくちゃ美人ですよね~
えっつ!たのきんトリオだ!
アイドルユニットとして結成されたのですが
その活動はあまりなかったというレアなトリオです
『ヨッチャンどこ行った?』と一時期、巷では噂になりましたよねw
なんですか?この昭和グッズは?
タッチのカセットテープとか、オークションで高値で売れそうww
えっつ!寅さんも田川市を旅しているのか!
マドンナは志穂美悦子さん!
サインがちょっと独特ですね~
えっつ!長渕剛さんも出演していたの!?
もしかして、この映画がお付き合いのきっかけですか?
嬉しそうな寅さんと悲しそうな長渕さんw
この時代の長渕さんは個性的で良い演技していましたよね~
この作品、ぜひじっくり観てみたいものです!
おっ!まだ田川市が舞台の映画があったのか!
“信さん 炭鉱町のセレナーデ”ですか!
魂をゆさぶる愛の物語だそうですよ!
小雪さんも!美人!
小雪さんの息子役の池松壮亮も名役者ですよね~
“青春の門”の第2弾である、自立編もあったのかっ!
“キングコング”とどっちを観るか、迷うww
梅宮さん!役名は“人斬り英治”だそうですよ!
ハードボイルドな演技してそう!
いしだあゆみさん!この表情がたまらん!w
妖艶な演技で映画館をひとつにしたのでしょうね~
さて、炭坑節発祥の地である田川市を歩いてい観ています
炭坑節は元々、炭鉱労働者によって唄われていた民謡でありましたが
このレコードが発売されると、全国で流行し、アレンジされ盆踊り唄となったそうです
昭和30年代には、春闘で田川炭鉱幹部が上京し、銀座のバーでジャズなどの演奏を止めて
炭坑節を演奏していったという面白い話もあったそうです
元々は“春歌”だったという説もあり、ここまで全国で知名度が上がったのは、日本の奇跡でもありますよね
ここから、ボタ山も観えるのですね
おお!あれがボタ山!
ボタは炭鉱のクズであります
山ができるぐらいクズを掘ったので
山脈ができるぐらいの炭鉱を産出したのでしょう~
あっつ!アーケード商店街を見つけた!
今から行って観てみよう~とw
えっつ!『俺たちはボタじゃない』って何?
なるほど!そんな悲しい歴史があったのですね!
閉山に追い込まれるわ、不治の病に襲われるわで、たまったもんじゃありません!
そうだ!君たちはボタじゃない!
日本の進化と繁栄をしてくれた功労者だ!
未来の僕たちは感謝しなければならない方々だ!
大きな煙突が2塔、残されていました
明治41年に築造された、45m超えの国内最大級のレンガ煙突でした
これは、勇ましい!
そして、カッコいい!!
ここから出ていた煙は、日本の未来への先駆けとして大空に舞っていたのでしょう
この煙突を観て、人々は未来の明るい日本を描いていたのでしょう
“日本煙突”さん、現代の日本を観て何を想う?
炭鉱記録画を描いてくれた山本作兵衛さん
現代の日本は、貴方が夢見た日本になれているでしょうか??
ということで、続きます