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口腔細菌と全身疾患の関わりあるということが知られてきています。
このような内容で、ご紹介してきましたよね。
また、血管の炎症は、血管の透過性亢進をもたらしてしまうので
がんの血行性転移につながることが知られるようになってきました。
ですが、口腔内細菌による
がんの転移への関与については不明だったそうです。
北海道大学などの研究グループは
う蝕の原因細菌Streptococcus mutans（S. mutans、ミュータンス菌）によって
遠隔臓器である肺の血管炎症と血管の透過性亢進が誘導され
がんの転移が増加することを明らかにしました。
がん患者さんの口腔衛生状態も
良好に保つことはがん転移の抑制に重要であるということなのでしょう。
病気がある方も、無い方もお口の健康を保ってくださいね。
詳しくはこちら。
https://doi.org/10.1111/cas.15538
