ご訪問ありがとうございます。
スイス人パートナー🇨🇭と3人の子供たち👦👦👧とのスイスでの日常を綴っています。
更新は不定期ですが、よろしくおねがいします
少し前に、ご近所さんのお子さんの誕生日パーティがありました。
そこでお話してたら、隣の奥さんがキッチンを整理して、この1年使っていなかったものをキッパリ捨てたって言ってて、お〜断捨離か!と。
そこのお宅、バルコニーがすんごい片付いてて、ほんと、机と椅子以外何にもおいてないんですよ。
綺麗すぎる。
私もやりたいけど、捨て切れないもので溢れています・・・
さて。
イースター休暇が終わりましたね〜。
超特急スピードで駆け抜けていった4連休・・・
やっぱり、パパがいると子供たちの相手(特に上の2人)をしてくれるので、負担が激減するのを感じました!
この連休には、親戚のお家にお呼ばれしました。
そこには、私と同じく外国人の奥さんがいるのですが、ちょっと学校に通った後に働き始めてもう1年以上経つのだそうです。
未就学の子供も2人いるのに、6割程度とはいえ働いて、なかなか頑張っているな〜と傍観してました。
けれど、その奥さんと話してみたら、出てくる出てくる不満の数々。
私が知る従兄弟像が、音を立てて崩れていきましたね。
どちらの意見も偏っていて、どちらも全部が正しいわけじゃない、という感じでした。
簡単にまとめると、
お嫁さんは自分の稼いだお金を全部夫に送金しなくてはいけなくて、それがとても不満。
お金の管理を旦那さんがするのは、スイスあるあるらしい。
お小遣い制だけど、その金額が少なすぎて不満。
自国の家族に援助もしたいし、不動産投資みたいなこともやりたいけど、自由になるお金がないからできない
とまぁ、自分で稼いでるのにそれが自由にならないから不満爆発といった様子だったんです。
けれど、夫の方の主張を聞いてみると、かなり食い違いが出ていて、浪費癖が半端なくひどいみたいだから、管理しているようなんですよね・・・
どこからかは不明だけど、奥さんは借金をしたこともあるとかないとか、ナントカカントカ・・・。
これ、かなり難しいですよね。
私の営業時代もそうでしたけど、そもそも問題意識のない人間にそれを抱かせるのって、かなり難しいんですよ〜。
経済観念の違いは、夫婦生活破綻の決定的なものになりかねない、とすら思います。
離婚したカップル、私の小さな交友関係の中ですら何組かいるけれど、お金でもめてるパターンもありますからね。
夫婦揃って10,000フラン(現レートで170万円)を超える収入があって、家賃もお手頃の2,000フラン未満。
お金が足りていないなんて考えられないし、なぜそんなにもめるのか、サッパリですが、世の中には常識では捉えられない考え方の人も確実に存在します・・・。
私だったらどうかと考えましたけど、もし働いてるのにそのお給料を全部没収されてお小遣い制にされたら、はっきり言って嫌ですね。
男と女ではかかるコストが違うし、お小遣い制は難しいので我が家はやってませんが、導入しているご家庭は多いのかもしれません。
ドイツ語学校で知り合った南アメリカ出身の専業主婦の知人も、旦那さんに毎月500フランお小遣いをもらっていると話していたことを思い出しました。
せめて、奥さんが稼いでいる金額の半分くらいは自由に残してあげてほしいと思ってしまいました。
170万円の1ヶ月の収入のうち、17万円がどうなろうと、あまり痛くも痒くもないと思うのは、私だけでしょうか。
そこから使いたければ使ったらいいし、貯金したいならすればいいし、それで管理方法を自分なりに学べるかもしれません。
とにかく、一度奥さんの裁量になったらその後は夫は関与しないお金として、自由にさせてあげたらいいのに、と思ってしまいました。
というのも、少し話がずれますが・・・
外国人妻としては、いつでも逃亡資金を確保しておいた方が、精神的に安心できませんか。
もちろん、ハーグ条約だか何だかがあって、子供を夫の同意無しで国外に連れ出すのって実際は難しいですが。
もうどうしてもこの国には居られないと切羽詰まってしまった時に、逃げ道は用意しておく。
それは、私にとっての保険のようなものです。
安心材料です。
この奥さんが銀行口座を見せてくれたけど、本当に働いてるの?ってくらい寂しい残高になっていました。
何も買えないし、どこにも出かけられないわ。
逃げ道なんて、どこにもない。
それはもう、拘束と同じじゃないか。
まぁ、その月々のお小遣いを貯めておけば、年間で結構な金額になるとも思うけど、お金のかかる奥さんだから難しいのでしょう。
自分を振り返ってみると、服なんてもう何年も買っていないなぁ。
社会人をやっていないと身なりに気を使う必要がなくなってどんどん粗末になってゆく・・・
SNSで出てくる、「外に出かけなくても整える方です」に微かな憧れがあります(笑)
お互いの主張がすれ違って、「あなたとの良い未来を描けない」状態になっている2人を見て、何か手伝えることはないのかと、夫婦で考えています。

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