南米・鳥獣虫魚・探遊 -106ページ目

16.カリブの熱風

豆タンクのWhine up


メキシコのシティからカリブ海沿岸のタンピコって街に飛んだことがある。機内から降下タラップに足をかけた瞬間、暑い湿気を含んだトロピカルな風が匂った。アジトBGMシリーズは灼熱のカリブ海バルバドス⇒寒いカナダと飛んだけど、再び熱帯カリブに戻ろう。


貴石に、トルコ石(ターコイズ)ってあるよね。子供のころのオレは、某風俗風呂のタイル用の石材かと思ってた(笑)けど、12月の誕生石。ご存知のように青いのが特徴である。熱帯魚の女王ディスカスの青い改良品種にも、ターコイズが冠されている。宝石質じゃないんだけど、なんでか世界中で人気がある。イランとかエジプト辺りが主要産地だね。「カリブのターコイズ」と呼ばれる石がある。ラリマー(ラリマール)だ。


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ラリマーの原石


ラリマーは、ラリッサちゃんってドミニカ共和国の日系二世の女の子の頭文字2つと海(マール)のフュージョンが名の由来らしい。トルコ石よりやや色合いは薄いけど、きれいな石だ。ペクトライト(ソーダ珪灰石)の一種だね。サンパウロの宝石屋でイジくったことあるけど、とろんとした光沢と感触が怪しかった。


脱線するけど、憂鬱な気分をブルーって言うよね。ブラジルでアズー(アズール)、すなわち青って言えば、隠語でヴィアグラのことね(笑)。


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ラリマーの水晶ドクロ(オーパーツの一種)


カリブ海のドミニカ共和国は、なぜかブルーな貴石がよく産出する。光線が当たると青みを帯びるブルー・アンバー(青琥珀)も有名だね。新生代の漸新世~中新世のもので、化石封入頻度が高いことが特徴。


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琥珀の中のサソリ


トカゲが封じ込まれていた琥珀もいくつか産していて、良品が10数万ドルで売っぱらわれたこともある。


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琥珀の中のトカゲ


ドミニカ共和国って言えば、カブトムシ好きには、ヘラヘラ。別に笑っているんじゃなくて、ヘラクレス(オオツノ)カブトの亜種、すなわちディナスティス・ヘラクレス・ヘラクレスの産地。ツノが太くて直線的な最大級ヘラクレス・ビートルで、178mmのギネス記録がある。


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これがヘラヘラ(笑)


能書きはここまで。ニューヨーク生まれでドミニカ共和国で育った歌手が、キャット・デルーナちゃん。アジト・ライブラリにWhine upがある。


ユーチューブのWhine up

http://www.youtube.com/watch?v=37I8g7RWhwY


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クリップのワンカット


キャット・デルーナちゃんって、パワー・ヴォイスなんだけど、ボディは豆タンク(笑)って表現すればいいのかな? スペイン語でも歌ってるけど、Whine upってのは、イヤらしい意味もあるらしい。


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10.ピゴセントルス属

ピゴセントルス属(Pygocentrus spp.


ピラニアで最も有名なレッド・ピラニア、すなわちピラニア・ナッテリーを含む属。特徴は、頭部の峰が側面から観て丸いこと。カリベ、ナッテリー、そして最も大きくなるピラニアで知られたピラヤを含む。


ピラニア・ナッテリー


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ナッテリー種(Pygocentrus nattereri)は、アマゾン全域に下流から上流まで、たいへん普遍的に分布するピラニアだ。水槽内でも比較的容易に繁殖する種で、自然界のでの産卵数はたいへん多いみたい。アマゾン低地の湖沼では、乾期が始まったころ、数~10センチ級の若魚が無数に現れる。生存競争がたいへん熾烈なため、エサだと思ったら大胆に噛みついてくる。乾期の盛りになると、もう少し大きな個体になるが、数は少し減る。

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数が多いとこなら、女の子でも鈴なり


雨期の始めころ、15センチくらいが多くなり、さらに数が減る。大きなもので1キロくらいだと思うが、そんなサイズはごくごく稀。シングー河では、ベロ・モンチの激流より下流にはいるが、そこから上にはいない。
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ナッテリーの上下顎(ペルー・アマゾン産)

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パンタナルのGYP(ピキリ川チーム隊員)


パンタナル地方にジャイアント・イエロー・ピラニア(GYP)で知られた種がいる。昔は、ピゴセントルス・テレネッツィーとされていたけど、最近の学会ではナッテリーのシノニム(異名・同種)とされるようになった。GYPは、2キロ近いものを見たことがある。GYPがナッテリーのシノニムになったことについて、実はグランデ・オガワには異論がある。けど、お話しが長くなってメンドウだから、今は書かない(笑)。


ピラニア・ピラヤ


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ピラヤ種(
Pygocentrus piraya)は、ブラジルの独立河川サン・フランシスコ河の特産種。感じは、ナッテリーによく似ている。最大で60センチまで大きくなるとされている。50センチくらいまで観たことがある。野生大型が減っているので、巨大個体の頭骨アートは、ぜひ作ってみたい。


ビッグ・ネーム中のビッグ・ネームがナッテリーだね。種名の基になったナッテラーさんは、オーストリア最強の凄腕・博物ハンター。19世紀初頭にアマゾンに来て20年近く、実にいろいろなものを採集していった。インディオ娘のナニナニを採集するのも大好きで、各地でサクソンの血をばらまいた(笑)。ちなみにグランデ・オガワは、「ナッテラーの化身」とも言われている(大笑)。


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7.プレコ・ネーミング

プレコ・ネーミング裏話し


1987~1988年、シングー河でゲットした美麗プレコたち。魔人Mと相談しながら、現地でネーミングしたシーンを思い出してみよう。
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オレンジフィンカイザー(水中)


87年、10月の作品。オレンジフィンまでは簡単にできた。このころ「クイーンなんとかプレコ」、「キングなんとかプレコ」ってのが、既にあった。でも、キレイな魚だから、なんとなく高貴に皇帝位でいきたいね(笑)。そこで、魔人が「ドイツの王様は、カイザーだよね」と言った。それで決定。ちなみに、現地熱帯魚漁師には、「アマレリーニョ」(小さな黄色いヤツ)と呼ばれる。最近、属名がついたみたいだ。
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ロイヤルスポット(パナケ)


87年、10月の作品。現地ではパナケをつけたけど、パラアンシストルス属であったことから、そこを削るようにオガワが後に雑誌で提唱した。

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スノースポットグローボ(水中)


87年、10月の作品。「丸い体型にいいネーミングない?」、と魔人が聞いたので、「地球的なって意味のポルトガル語は、グローボって言うよ」、とオレ。それで決定(笑)。これもパラアンシストルス属。
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マツブッシー


87年、10月の作品。読んで字の如し(笑)。真っ黒で頭が潰れて、なんだか汚らしい無精ひげ。魔人本人が命名したんだから、オレにはまったく責任はない(大笑)。ちなみに、現地では、「プレート・ヴェーリョ」(黒老人)と熱帯魚漁師に呼ばれている。
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ゴールドエッジマグナム


87年、12月の作品。ゴールドエッジまではいいよね。迫力あったから、重短銃のイメージでオレがマグナムってつけた(笑)。これに関して、某熱帯魚雑誌の記事で、いいかげんな名前だ、と書いたヤツがいた(笑)。インヴォイス・ネームは、発見者に命名権利があるんだよ、おっちゃん。悔しかったら、自分で見つけなさい(笑)。現地では、「ピンゴ・デ・オウロ」(金のしずく)って、なかなかシックなネームで呼ばれている。
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ウルトラスカーレットトリム


87年、12月の作品。トカンチンスでゲットした似たヤツに、既にオレがスカーレットトリムの名を与えていた。オレンジトリムからのアレンジだった。斑点が格好いいので、魔人がそれにウルトラを冠した(笑)。
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スタースパングル


これは1988年の作品。もう色々なネームを出し尽くしていたんで、ネタにちょっと苦しんだ。そういえば、USAの星条旗って何て言うのかな? スター・スパングル。語呂よし、決定(笑)。


もともと小さなプレコなんかに現地名などない。漁師に採集命令を出すためにも、買いつけにも自分で現地名を造語するしかない。そして輸出して販売するときも、2ちゃんねるみたいな名無しさんじゃ、もちろん仕事ができない。だから、インヴォイス・ネームも必ず造語する。これは通称だから、学名とは関係ない。でも、インペリアルゼブラのように、後に学者さんにパクられる(ヒパンシストルス・ゼブラ)こともあるね(笑)。


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9.ピゴプリスティス属

ピゴプリスティス属(Pygopristis spp.


この属は、他のピラニア属と歯の形状で区別されている。三角歯の先端が鋸状になっていて、5つの峰状のポイントがある。オリノコ河~ギアナ地方、アマゾン下流に分布するとされる小型ピラニア。最大で20センチとされる。
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ピゴプリスティスの一種(ネグロ河支流で釣ったもの)


学者さんたちは、鬼の首を取ったみたいに本属を「果実を食うピラニア」と報告している。もちろん、オガワは、そんなこと、とっくの昔から知っている(笑)。雨期になると、落ちてくる美しいお花もバクバク食う(ホントのお話し)。グルメ・ピラニア(笑)なんで、サシミ(生きた魚)もお好きだ。ルアーでも釣れる。
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歯の形状


本種について、取りたてて特筆する知見をグランデ・オガワは持ってない。小さいから釣りの対象として魅力は薄い。でも歯は面白いから、頭骨標本は、そのうち作ってみたいね。


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15.カナダなのにホット

HOT !



BGMは、灼熱のカリブ海⇒寒冷地に飛ぶ。グランデ・オガワは、暑いトコ好きだけど、寒いトコも好き。まあ、ナンデモありね。今日はカナダに駒を進める。釣りのほうのカナダってば広いし、サーモンやトラウト・ポイントがウジャウジャある。しかし、五大湖辺りでスポットすると、特筆できるデカものが2ついる。
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マスキーパイク


まず開高健さんの「もっと遠く、もっと広く」で有名なマスキー(マスケランジ)だ。パイク・ファミリーのデカいヤツ。IGFAのオール・タックルの記録は、30.61キロ。頭骨アート意欲をそそる顔をしている。
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ときどきデカいのが釣れている


次にグレート・レイクス・トラウト(五大湖鱒)の異名をとる、レイク・トラウトだね。
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レイク・トラウト


イワナ属で最大になる魚種である。IGFAのオール・タックルの記録は、32.65キロ。日本には、中禅寺湖に移入されている。
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主にトローリングで狙われる


五大湖ってのは、カナダの重要地区だったから、船舶の航行が可能なように運河がいくつも掘られた。その結果、それまで湖にいなかった怪魚(?)が遡上した。シー・ランプリー(ウミヤツメ)である。ヤツメウオは、正確に言うと魚ではない。無顎類って、魚類の前段階のオーダーだ。そういえば、人間にも無学類ってのがいるね(笑)。シー・ランプリーは、吸血生物である。吸盤状の吻部で吸いついて、ずるずると血を吸う。五大湖では、トラウト類を襲いまくるようになった。
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シー・ランプリーには顎はないけど、キバがある。


そういえば、カリブの海賊に出てきた怪物クラーケンの口もシー・ランプリーによく似てる。
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キャップテン・スパロウ
vsクラーケン


前置きはここまで。カナダのオンタリオ出身の歌姫が、アブリル・ラビィーンちゃん。アジト・ライブラリにHotがある。


ユーチューブのHot

http://www.youtube.com/watch?v=fzb75m8NuMQ


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クリップのワンカット


デヴュー当時のラビィーンちゃんは、たいへん痩せた華奢なかわいい女の子だった。しかし、最近は巨乳になったらしい(笑)。


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8.メガピラニア属

メガピラニア属(Megapiranha sp.


アルゼンチン、パラナ州で前上顎骨化石が発見された1千万年くらい前に生息していた絶滅属である。今のところ1種のメガピラニア・パラネンシス(Megapiranha paranensis)のみ。メガピラニアについては、日本のアクアライフ誌に記事を書いたことがある。詳しくは、そちらを探して読んでちょうだい。
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メガピラニア・パラネンシスの前上顎骨化石(三面観)


名前がメガつきでお判りのように、化石から推定できる魚体は巨大。全長1メートルくらいあったようだ。歯の並びかたがジグザグであることから、草食系のパクー類(歯並びは2列)と現生ピラニア類(歯並びは1列)をつなぐリンクとも考えられている。


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化石産地マップ


メガピラニアが生き残ってたら、気軽に河で泳げなくなるけど、釣りは面白いよね。歯の形状からいってフィッシュ・イーターだろうから、もちろんルアーを食うでしょう。メートル級だったら、おそらくスゴいファイトだね。こんどタイム・マシンを作ろうかな(笑)。


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12.Gノート・6

Gノート・6(大型タライロン)


今年一番大きかった(今のところ)タライロン頭骨の組み立てがほぼ終わった。重さが7.5キロあったヤツで、身はロッジでモケッカに調理された。
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これがモケッカ


モケッカは、東北ブラジル地方の沿岸に住んでいたトゥッピ語幹のトゥピナンバラーナ族インディオ伝来の魚料理。土鍋で煮込む。デンデ・オイル(ヤシ油)で黄色くする。トマトや香り野菜も入れる。ロッジ・オーナーのファッチマおばさんは、東北部のリオ・グランデ・ド・ノルテ州(北大河州)出身で、ときどきあっち風の料理をアレンジしてくれる。こってりしたモケッカ・デ・タライロンは、たいへん美味しかった。


ところで、前にも書いたけど、タライロン骨の油脂は抜きにくい。この頭部骨は、ピラニアなどの2倍くらい薬品に漬けた。おかげで、かなりもろくなって、組み立てに難儀した。
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大型タライロン・ヘッド・ボーン


歯骨先端から内鰓蓋骨端まで、約18センチ。頭高は約9センチ。特大サイズ・タライロンじゃないけど、なかなかインパクトがある。全長50センチ級と比べてみると、かなり迫力が違う。
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50センチ級との大きさ比較


いつものように関係ないけど(笑)、バックのPC画面は、コロンビア歌手のファニー・ルーちゃんのクリップ。
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大型タライロンの三面観


このタライロン・ヘッド・ボーン、販売用です。どなたか欲しくないですか? メールください。 grogbr2008★yahoo.co.jp ★を@に代えてね。

シングー・クラフトの7.に載せた大型カショーロは、売れちゃいました。あリがとうございました。


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7.カトプリオン属

カトプリオン属(Catoprion spp.)=ウィンプル・ピラニア


さて、パクー類は終わった。ここからピラニア類に入る。まず小型のウィンプル・ピラニアから。おそらく2種以上いると思う。大きさは最大で20センチにならないくらい。
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ウィンプル・ピラニアの一種


この魚は、変わった食性で知られている。それは、ウロコっ食いである。人間さまだとウロコは飲み込むと消化しないって、ある割烹の主人から聞いた(ホントかどうか不明)けど、実は栄養価が高いらしい。アマゾン魚には、ウロコ専門屋がいくつかいる。その辺に他の魚がウヨウヨいるけど、それを倒して食うのは、オレっちの体力じゃ、ちとキツい。でもウロコくらいならいけるぜ、って考えたんだね。方法は、吻部の歯をむき出して突進、他魚に体当たりする。そして、ハラハラと落ちたウロコをちゃっと食う。


ドイツのある高名な熱帯魚ハンターが能書きこいたんで、ウィンプル・ピラニアは珍しいものと思われていたけど、実はけっこう広範囲に分布している。もっとも観察しやすいのは、パンタナル地方の湿地帯。泳いで観察が可能だ。
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ウィンプル・ピラニアが泳ぐパンタナル地方の湿地帯の沼


たしかにウロコって人間さまには美味しくない。と言うか、味もないし、ゴワゴワして口当たりも悪い。料理するときは、きちんと落としておこうね。


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6.インペ・新外伝

インペ物語り・新外伝


「インペリアルゼブラ物語り」は、草稿をミクシィにまず書いて、その後に編集&加筆してスーパーメルカードの販売用のPDFブックにした。CD版、あるいはネット版を売っているんで、発見物語り&逸話を詳しく知りたいヒトは、買ってちょうだい。注文は、メールでお願いします。今日は、それに書いていない新しい話しをちょっとだけする。
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「インペリアルゼブラ物語り」の表紙


このブログで書いているけど、現在進行中の巨大発電所のベロ・モンチ・ダムで、野生インペが絶滅する可能性がある。市内に、「アルタミラ熱帯魚輸出協会」ってのがあって、週に1回以上の会議を開いている。議題は、ダム工事反対! と思うでしょ? ところがそうじゃないんだね。ダムができるとインペを含め多くのプレコが採れなくなる。我々は、オマンマの食いあげだ。その保証金をどうやって政府からフンだくるか、の会合である(ホントのお話し)。毎回、ケンケンガクガクの争議をやっている。なんでオレが知っているかって? 今のアジトに移る前、その会議場の裏部屋に潜伏していたからである(笑)。


工事の進行、政府側の行動などに詳しいアルタミラ商工会議所の知識人を訪ねたことがある。ダム情報を聞くためである。彼は、熱帯魚輸出協会が保証金を請求してることを知っていた。オレが、「出るんですかね?」と聞くと、「現状では、まったく無理だね」とのお答え。その理由として、ダム工事側は、インペの上流への移住を計画しているからと言う。このニュースは、オレも追跡中で、ホントか判らないけど、詳細が分かったら報告しようね。
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インペ天敵のジャクンダ


さて話題を変えて。最近インペのプレデーター(捕食者)を知見した。「インペリアルゼブラ物語り」にインペ採集法を書いてあるけど、このプレコは岩の狭い割れめに好んで居着いているんで、細い専用の棒を使ってほじくりだす。昨年の10月のこと。潜っていたダニーが水面に戻ってきた。撮影用にインペ捕獲(後でリリース)を頼んだのである。ダニーは、浮かない顔で、「割れ目から追い出したんだけど…… 」、「でも、ジャクンダが、ちゃっと咥えて持ってっちゃった!」(笑) これは、しばしばあることだそうである。ジャクンダってのは、パイク・シクリッドのことだね。おそらく小型のプレコが大好きなんだろう。


インペ観察チーム募集は、継続しています。詳細を知りたいかたは、オガワにメールください。


grogbr2008★yahoo.co.jp

を@にして送信ください。


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6.メティニス属

メティニス属(Metynnis spp.


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メティニスの一種



パクー御三家が出揃ったから、違いを図解で整理しよう。


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3属の背鰭&脂鰭の基部


A.ミロソマ⇒①は狭く、②も狭い。


B.ミレウス⇒①は広く、②は狭い。


C.メティニス⇒①は広く、②も広い。


メティニスでは、②の特徴で、たいへん判りやすい。他に広いヤツがいないからである。


アマゾン地方全般で、メティニスも他のパクー類と似たような評価を受けている。と言うか、ジモピーたちには、アクノドンも含め、全部パクーだ。彼らには、学者さんみたいな能書きはいらない(笑)。


シングー河のロッジ付近にメティニス類がいるかどうか、はっきりと確認していない。


パクー類のレシピの定番は、チッカジーニャ(小骨切り)を身に入れたフリット。高温で揚げると、細い小骨がやや気にならなくなる。一般に素揚げだが、ファリーニャ(キャッサバの粉)をまぶして、フライっぽく仕上げることもある。


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この切り込みがチッカジーニャ


パクー類の中でアクノドンやミレウスなどのやや大型は、肉身がしっかりしている。しかし、ミロソマやメティニスなどの小型系は、ちょっとトロンとしている。脂が乗っているので、食感が固形油脂に似ている。だもんで、パクー・マンテイガ(バターのパクー)と呼ぶこともあるね。


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パクーの中で最も一般的なたぐい。10種以上がいる。大きさは、1キロ以下。特徴は、①(背鰭基部の幅)が広くて、②(脂鰭基部の幅)も広いこと。