＼俳優がより魅力的に輝くための
内観＆マインドセットアドバイザー／
オオキサクラです🌸
視点の低い高い、ってありますよね。
「木を見て森を見ず」という諺があるように
視点を変える力は、
あらゆる局面で私たちを助けてくれます。
10代の頃は
「もっと多角的に見るんだよ」
と言われても
「え？どうやって…？」
とキョトンでしたけど🤣
細部を見る目と、全体を俯瞰してみる目。
流れを見る目と、逆の立場から見る目。
どれも俳優には必要なものです。
必要に応じて
視点をスイッチできるようになると
多角的に物事を捉え、
より全体をみることができます。
（特に戯曲を読むときに役に立つ❣️）
高い視点を持っている
俳優ほど、魅力的✨✨
と昨日の記事で書いたのですが
視点は高い低いだけじゃなくて
いろんな角度や、深さ、長さがある。
ビジネスでは
・鳥の目(全体を俯瞰する)
・虫の目(細部を深く見る)
・魚の目(流れを見る)
・コウモリの目(逆の立場から見る)
というみたいです。
(面白いからググってみてね！)
俳優はとても繊細。
感情を扱うお仕事だから
日頃から感情や感覚に敏感な人が多く、
コントロールできない時は
自分の感情でいっぱいいっぱいに
なってしまう人もいる。
↑虫の目（細部を見る目）の状態
そんな時は
鳥の目やコウモリの目になって
俯瞰したり別の角度から見てみると
違う学びが得られるかも✨
でも私が一番おすすめ
したい視点はね、
どの視点よりも
高く深く大きな視点。
嫌だなと思うことがあった時
ネガティブな感情に囚われそうになった時
その視点を思い出すために
自分にかける言葉があります。
『もし全てが "愛" だとしたら？
"愛の出来事" しか起こらないとしたら？ 』
もしくは
『もし私が "愛" そのものだったらどう考える？どうする？』
これが１番のおすすめ
全てを愛の視点で見る
です！
え、いやいや、愛って…😅
と思う人は
多分このブログは読んでないと思うので
もし読んでいたとしたら、
そろそろ「愛の視点」を
身につける時期なのかも。
演劇そのものや
役を演じるということが、
愛の視点を持つことと
イコールだと私は思っていて。
戯曲や物語の中の人物たちって
大体みんな問題があったり
屈折してるんです。
犯罪者だったり依存的だったり支配的だったり
もうエゴ満載！
でも憎めないような。
そういった人間の裏側や、
普段私たちが隠したい闇の部分を描くことで
俳優がその人物の人生を演じることで
俳優だけはその人物を正当化してあげることで
それを見た観客に
それでも人って愛おしいよね
どんな人でも許されていいよね
どんな人にもチャンスがあるよね
本当は愛したかったよね
本当は愛されたかったよね
どんな私でも愛されていいよね
って感じてほしい。
そうしたら、観劇から日常に戻った時
毎日がまた違う風に見えてきて
大切に生きようって思えると思うの。
アートは、人に愛の視点を思い出させるもの。
だから、俳優自身が
いや俳優こそ、
愛の視点を持っていて生きていてほしい
と思うわけであります。
それが人間力に繋がるし、
器の大きさになっていくのだよ。
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