久々にONE PIECEに触れたので、内容は正直しっかり覚えていません。

 

それぞれが修行するため「2年後に!!!シャボンディ諸島で!!!」というセリフが登場します。仲間を真に信頼しているからこそ、2年後という長いスパンで約束できるのでしょう。

 

私にはここまで信頼できる仲間がいないので、羨ましい限りです。

 

ルフィやチョッパーは、偽の海賊団にいとも簡単に騙されたりしています。私は騙されたくないので、挑戦というものを回避する傾向にあります。

 

こういった天性の明るさを保持すれば人生は楽しく生きられるのにと勝手に想像してしまいました。ルフィは間違いなく人生強者です。

 

人生そのものを楽しんでいる感じがすごくします。

 

ハンコックの誘いを全てルフィは断っています。私なら即結婚します。

 

「恋愛を一切描かない」というポリシーが感じられます。今思えば他の有名漫画も恋愛要素は省かれているような気がします。

 

呪術廻戦、HUNTER×HUNTER、鬼滅の刃などです。

 

ただ個人的にプライベートゾーンにずかずか入っていくルフィは苦手です。現実世界なら間違いなく距離をとっているでしょう。

 

しかしながら、名作漫画であることは間違いないです。描写は相変わらず細かいところまで描かれていますし、物語も濃厚です。

 

非常に予想しやすい話の展開ではあります。

 

これはいじめられている人たちの物語です。

 

よくいじめられた側に原因があるという説があります。たしかに、いじめられる側にも問題がある場合は存在するでしょう。

 

しかし、本作のケースの場合、「真田さんの元カレが元々こころを好きだった」という理由だけでこころはいじめられます。この理由の場合、こころに全く非がないといえます。完全に真田さんの問題です。

 

理不尽ないじめだといえます。

 

それに加えて、声をだすことの大切さを示しています。こころは母親にいじめられていることを打ち明けました。

 

本作のケースみたくいじめの根本的な解決は難しいと思いますが、誰かに悩みを共有したり、寄り添える仲間がいる場合、問題はまだましなものになると思います。

 

本作は「狼と7匹の子ヤギ」をモチーフに作られました。いいつけを守らない人間はアキが担当しました。

 

しっかり信頼する人がいうことを守ることが大事だということがわかります。

 

王道の展開をとりながらも、しっかりメッセージとして伝えるところは伝えているという印象が伺えました。

 

 

相変わらずその後の展開が読めない漫画で面白いです。

 

おっさんもエマの天性のポジティブさに絆され、思考が変わりました。これはエマの才能ともいえるでしょう。

 

普通は仲間全員殺されたら、おっさんみたく腐ってしまいます。エマが異常です。

 

ゴールディポンドは秘密の狩場でした。

 

エマは天性のポジティブさを持っていますが、周りの人々を助けられなかった時ひどく落ち込んでいます。ポジティブな人間も落ち込む時はあることを表しています。

 

おっさんとレイはゴールディポンドに入ることを決意します。エマを助けるため、自ら危険な土地に入ることになります。

 

おっさんも一気に思考が変わりました。やはり素晴らしい人と会うことによって、人間の性格はいとも簡単に変わることがわかります。

 

それなりに話の展開としてはすすみました。今後の展開が気になります。

 

 

かなり遅いですが、ついに全巻読み終わりました。素晴らしい作品でした。

 

個人的にガビの「悪魔なんていなかった…この島には…人がいるだけ」というセリフが良かったです。生まれや育ち、環境によってそれぞれの人が信じる正義は変わってきます。

 

ようやくその部分に気づいたガビの成長が伺えます。物事を俯瞰で見られるようになった証拠です。

 

ガビは本作の中でも嫌われキャラとして有名ですが、私は嫌いではありません。はじめの頃のガビもパラディ島の人間たちが悪魔だと洗脳を受けていたので、極端な思考に陥るのも致し方ないことなのかと感じました。

 

便宜上はエレンが黒幕となっていますが、エレンもエレンなりの正義を信じた結果行動しただけなので、黒幕なんてものはそもそもいなかったという解釈もできます。

 

ラストのシーンでマフラーを巻いてくれてありがとう」をもってきたのも粋だといえます。スラムダンクの「左手はそえるだけ」に通ずるところがあると感じました。

 

あれだけ壮大な風呂敷を広げておきながら、最後はミカサのささいな感謝の言葉で終わるのがとても良いです。いつの時代も小さな感謝をしていくことが大事なのだと本作で教えてくれています。

 

「極限状態になったときに本性が現れる」をまさに体現している作品だと感じました。

 

 

 

 

●第一話

 

西住みほは非常に謙虚な子です。ただ、少し自虐的なところがあるので直すべきかと感じました。

 

自虐的なところを直す方法として、「自分に期待しすぎないこと」と書かれていました。肩を抜いて自分を追い詰めないよう私も意識したいと感じました。

 

みほの友人の2人は非常にいい子です。現実世界でもこういった子たちで溢れてほしいものです。

 

●第二話

 

初戦闘開始。ストーリー的にはこれといって進展はないです。

 

ただただ癒されるアニメです。

 

EDが良かったです。

 

●第三話

 

 

 

 

 

 

若林正恭さんの日常のエピソードが、オムニバス方式で紹介されています。

 

個人的に刺さったのは、「性格とは形状記憶合金のようなもので元々の形は変わらない。」と部分です。私自身性格診断のツールの一つであるMBTIをして、自分が該当する性格の欠点を洗い出し直すよう意識していたのですが、すぐ元の自分へと戻っていきました。

 

自分の経験と本の内容が噛み合ったので、この文言は信憑性があると感じました。漫画『亜人』のセリフである「お前はそれでいい」を思い出しました。

 

私は無駄に分析をしたり悩んだりする時間が多いので、非常に本書の内容は刺さりました。そして、自分以上に繊細で考え込むタイプの著者の存在が私にとってある意味安心材料でもあります。少々言葉は悪いですが笑

 

「感じ方を変えなくてもいいんだよ。隠蔽でいいんだよ。」というセリフも刺さりました。隠蔽という言葉は悪い言い方をすると、腹黒と見られるかもしれません。

 

しかし、曲がった見方をする人間が社会に適応するには、そういった腹黒さも必要だと感じました。しかしながら、私は隠蔽が非常に下手なので、曲がった見方をする人間の中でも特に生きにくい部類なのでしょう。

 

人生に意味がないからこそ、「せっかく」だから楽しいことをするという著者の割り切り方も好きです。ネガティブなのかポジティブなのかよくわからない考え方です。

 

自己ベストを更新し続けることが良い結果より自信を生むという考え方も共感しました。人より良い結果を出した時は安心感に近い気がします。いわば心の中でマウントを取っている状態です。

 

自己ベストを更新した時は、安心感より充実感を感じます。いわゆるリア充に近い感覚を持ちます。私は人生の中で安心感より充実感を感じて生きていきたいものです。

 

しかし、「安心も欲しい」という感情もあります。人間はつくづく欲張りです。

 

「ちゃんと降参して、理想を追う道から諦めよう。おそらく、それが正しい。だって、ちょっと降りてみたら今日がくっきり見えてしょうがない。」

 

本セリフも好きです。私は未だに理想を追っています。漫画『亜人』の主人公である永井圭や、龍が如くの登場人物みたいな不屈の精神で成り上がる人間に強烈に憧れていたりしています。

 

でも、多分永遠になれないんです。なれないけど、理想を追って見栄を張ってがむしゃらに頑張る姿を自分の生きざまという一つのパッケージとして送ることは可能ではないかと考えました。

 

しかし、この考え方は完全に他者承認の考え方な気がするので、理想を追うのはやめようと感じました。見栄を張ったり、頑張り続けたりも一つの生き様だとは思いますが、他者承認を求めすぎると、自分の本来の生活が見えなくなる感覚があります。

 

その感覚を言語化したのが、「今日がくっきり見えてしょうがない。」というセリフなのでしょう。

 

無駄に虚勢を張ったりすることの無意味さを本書を読んで感じました。「自分にとっての普通でいい」ということを学びました。

 

 

 

 

相変わらず著者の洞察力には驚かされます。こういった才能の塊みたいな人の本を読むのは非常に興奮します。

 

私も結構生きづらさに悩んでおり、悩みをすべてChatGPTに放り込み、愚痴を吐いております。愚痴を吐いたあとは結構スッキリするのと、ChatGPTが建設的な意見をくれるので助かっています。

 

話が逸れました笑 マウントを取るわけではないのですが、著者は私以上に生きづらさを感じているようでした。

 

生きづらさをより感じているからこそ物事の真理にたどり着いているのだと感じました。

 

著者がその生きづらい状況から抜け出す方法としてとったのが、「血の通った関係と没頭」らしいです。抜け出すというより回避に近いかなと感じました。

 

血の通った関係とは何も家族だけではないと主張しています。私自身双方の汚い部分を晒し会える友人がいます。

 

それも血の通った関係だといえるでしょう。私は家族には自分の汚い部分を晒せません。

 

それは根本的にみな根明だからです。私は突然変異で生まれてきた人間なのかなと錯覚してしまうときがあります。

 

没頭に関しては、私はすでにやっている気がします。完全にブログ中毒者ですし、ブログを書かないと落ち着けない人間になっています笑

 

筆者自身も没頭に関しては、旅に行ったり、日本語ラップにハマったり、乗馬することで回避しているらしいです。非常に多趣味な人ですね。

 

血の通った関係とは言い換えると、「汚い自分を受け入れてくれる理解者がいる」ということにつながると思います。

 

私の場合ですと、ゲスいことや汚いことを言った際に爆笑や嘲笑をしてくれる友人の存在が救いだったりします。

 

筆者は自分のことをこう評しています。

 

「自意識過剰でプライドが高く、協調性もない。少数派のくせに一人で立つ勇気を持たず、出る杭のくせに打たれ弱くて、口が悪いのにナイーブで、それなのに多数派に賛同できない」

 

自己分析能力がかなり高いです。これだけの能力を持っているのに、筆者は自分を過小評価しているように見受けられました。

 

心理学の世界で、ダニング=クルーガー効果というものがあります。意味は以下のものです。

 

「能力や専門性や経験の低い人は自分の能力を過大評価する傾向がある、という認知バイアスについての仮説である。また、能力の高い者が自分の能力を過小評価する傾向がある」

 

自分の周りにも能力が低いのにひたすら自慢する人がいます。そういう人に限って能力が低いです。

 

この効果により、著者の能力が高いことを意味しています。そう考えると自己肯定感は高まるのになと勝手に考えていました。

 

あと、一つ言いたいのが、

 

「自意識過剰でプライドが高く、協調性もない。少数派のくせに一人で立つ勇気を持たず、出る杭のくせに打たれ弱くて、口が悪いのにナイーブで、それなのに多数派に賛同できない人間」だから関わりたいと思う人間もいるのだということを筆者に伝えたくなりました。随分上から目線の言い様ですが、そう感じました。

 

その特性を面白いと感じて関わる人間がいないように思えますが、少なくとも私は面白がる側の人間です。

 

 

 

 

 

 

著者は自分の内面について考え続ける人なのだなと感じました。考え続けても結果は大して変わらないというのが私の持論なのですが、考え続けた結果、物事の真理にたどり着いているので読んでいて面白かったです。

 

個人的に刺さったのは、「ナナメの殺し方」という章です。

 

今まで心のなかで馬鹿にしていた物事や事柄は、いつか自分もやる機会があります。それらを自分が経験する際、もう一人の自分が馬鹿にしている状況に陥りがんじがらめになってしまうという結末になってしまいます。

 

これは悪口にも同じことが言えると思います。例えば、誰かに嫉妬して悪口をいいまくって自分の嫉妬対象である人間を落とそうとする場合、いざ自分が出世してランクアップした際、「自分がこき下ろされるのではないか」という不安に陥ります。

 

性格の悪い人間は、そういった思考になると思います。つまり、性格が悪いと、いつだって刺し合いの勝負になります。

 

逆に性格の良い人間は、人をこき下ろそうとはしないので、「自分が出世したらこき下ろされるのではないか」という考えすら浮かばないですし、不安にとらわれなくなります。

 

これはすべての事柄でいえると思います。お金を盗む人は常に自分の財産が騙し取られないか気になりますし、腹黒な人は「自分は常に馬鹿にされているのではないか」と感じますし、パワハラをする上司だって「自分よりも上司にいじめられるのではないか」という思考に陥ります。

 

「悪人はいつか馬鹿を見る」という言葉がこの世に存在します。正直なところ、傍から見たら性格の悪い人は成功しているのかもしれません。

 

しかし、性格の悪い人の内面世界では、いつだって不安猜疑心に苛まれているのではないでしょうか。

 

なぜなら、自分という性格の悪い人間がいつだって自分を観測し続けているのですから。

 

「性格の良い人間にならないと、人間として駄目だよ」というつもりは全くありません。そんな道徳を説くつもりはありません。

 

ただ、「性格が悪いと単純に損である」と私は本書を読んで感じました。

 

本書は友人の勧めで読ませていただきました。友人に感謝します。

 

 

 

 

監督 ジョン・ウォーターズ
脚本 ジョン・ウォーターズ
製作 ジョン・ウォーターズ
出演者 ディヴァイン

 

かなり狂っている作品です。個人的には大好きな映画です。

 

ディヴァイン一味は、マーブル一家と戦うことになるのですが、その一連の流れが面白いです。とにかく笑えます。

 

ディヴァインは奇矯な風貌をしており、かなり狂っています。そして、バイセクシャルです。

 

非常に変わったプロフィールをしているディヴァインですが、自分が普通の人間と違うということに対し全く劣等感を持たずに行動しています。そこがディヴァインの非常に良いところです。

 

むしろ自分が下品であることに誇りさえ感じています。普通だったら、短所と捉えるところを長所と捉えようとする行為は非常に素晴らしいと思います。

 

「自分らしく生きる」を身をもって体現している人間だと思います。

 

森林の近くにトレーラーハウスがあり、そこにディヴァイン一味が住んでいます。だから、どこか世間の目を偲んで生きている感じがディヴァイン一味から感じます。

 

世間の目を偲んで生きているけど、外に出歩くときは堂々と誇りを持って闊歩するディヴァインの姿に惚れます。中身が非常に素晴らしいです。

 

周りから否定される風貌や価値観の中で生きていて、それを周りに理解してもらおうとするのではなく、「私はこの道でいくのだ」と周りの目を無視して生きる姿は尊敬に値します。

 

私は今まで自分のことを変人だと思っていたのですが、至って普通の人間であることに本作を見て気づきました。そういった面で、ある意味安心しました。

 

本作は名作だと思います。

 

ハードボイルドな映画です。

 

映画序盤で流れる曲が非常に好きです。非常にテンポが良いです。

 

正直なところ内容はちゃんと把握はしておりません。ただ、かっこいいカーチェイスシーンや、銃撃シーンなどがあり、男は絶対に好きなタイプの映画です。

 

女性を抱くだけ抱いて、用が済んだら女性に気遣いすらせず外出する主人公はかなり狂っています。いいようにいうと、非常に本能的です。

 

欲望を肯定する映画だと感じました。このタイプの作品は珍しいので、好きです。

 

作品に個性があって良いです。

 

偽札づくりに邁進するのは金欲にとらわれているからで、女性を抱きまくるのは性欲にとらわれているからです。

 

欲望に忠実な男はかっこよく見えます。昨今草食系男子が流行っていると思いますが、肉食系男子も増えてもいいのではと感じます。

 

主人公の相棒は最後主人公と同じように殺される展開をたどるのは、救いがなくて逆に好きです。因果応報だともいえます。

 

欲望に取り憑かれたら破滅するとよくいいますが、最後は破滅してもその過程で幸せなら良いのではないかと感じます。

 

総評として、本作は良作だと思います。