今日の1枚のアート(←1枚じゃなくて2枚だけど)

 

 

6月中旬、東京国立博物館の常設展にあった北斎の作品

 

 

北斎って上手ですねって思った作品です

 

 

 

 

 

 

 

 

●葛飾北斎《黄鳥 長春》(こうちょう ばら)19世 江戸時代

 

 

 

黄鳥とは、鶯とも高麗鶯とも言われています

 

 

鶯はその形態から横から見た姿を描くのが普通だと思いますが

 

 

北斎は横からというより、縦方向からの姿を描いていますね

 

 

長春(バラ)は、長春花と呼ばれていた、平安時代からあった薔薇のこと

 

 

緑と補色関係の赤との対比がありますね

 

 

◾️葛飾北斎(1760−1849)

 

歌川春章の門人となり、初めは「春朗」それから「宗理」「北斎」「戴斗」「為一」 など名前を変えて作品を発表していきます

 

 

画歴は約70年にも及ぶ浮世絵師、ただし浮世絵師と呼ぶには有り余るような色々なジャンルに優れた作品を残しています

 

 

《富嶽三十六景》がチョー有名です、特に《神奈川沖波裏》は海外でも「ビッグウエーブ》として親しまれています

 

 

 

 

他にも肉筆画、や版本などなど

 

 

 

 

●葛飾北斎 《牡丹に蝶》19世紀 江戸時代

 

 

 

突風に吹かれて、牡丹が左側に揺れていて

 

 

それに飛ばされないように、右上の蝶が羽ばたいている姿を描いていますね

 

 

 

本当に突風に牡丹が吹かれているのがわかりますよね

 

 

すごいですよね、その描写

 

 

東京国立博物館の本館常設展

 

 

 

東博のコレクションは侮れませんね

 

 

 

 

◾️葛飾北斎の《富嶽三十六景 神奈川沖波裏》の記事

 

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