今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)
今回は大岩オスカールさんの作品。
竹橋の東京国立近代美術館の常設展、いわゆるMOMATコレクション展。
その最後の部屋にありました。
遠くからでも、圧倒的な迫力で迫ってきた作品です。
●大岩オスカール《ガーデニング(マンハッタン)》2002年
庭の花の数々。
もしくは煙と思う人もいるかもしれないけど、、、
●展示風景
椅子と人のシルエットからその大きさが感じられると思いますが、、
とても大きな作品です。
赤や白で数多く描かれているのは、花が煙か?
その下にあるのはニューヨーク・マンハッタンの風景。
まるでモネの《睡蓮》のように、その風景が池の底に沈んだような印象を受けました。
この風景を見ると思い出すのは、2001年9月11日のニューヨークの世界貿易センタービルに2機の飛行機が突入したあの事件。
当然ですよね。
🔳大岩オスカールさんとは
1965年ブラジル、サンパウロに日系の二世としてお生まれ。
1989年サンパウロ大学建築都市学部を卒業。
その後来日し東京を活動拠点にされます、
ロンドンにアーティスト・イン・レジデンスで滞在されます。
その後2002年、世界貿易センタービル事件の翌年ですが、活動拠点をニューヨークへ移されます。
▼部分
よく見ると、「エンパイアステートビル」? から伸びる黒い影みたいなものが見えます。
▼ 部分
赤や白の花、もしくは煙。
ビルの窓や屋上には人の姿がありますね。
▼部分 赤い花?もしくは煙?
こうしてみると、赤い花より、赤い煙の方がピッタリきますね。
▼部分
黒い影の中のビル、ここだけ夜のようですね。
▼部分
細かなビルの描写が作品の基盤にあってこそ、この作品が成り立っているのがわかりますよね。
個人的にとてもインパクトのある作品。
ニューヨークのマンハッタン。
そこが戦場になったあの日。
それがモチーフとなったこの作品。
今の、ロシアとウクライナの戦争や、現在のイラン情勢を考えると、この作品の持つ意味は、当時よりかなり深いものになったかもしれませんね。
🔳大岩オスカールさんの個展の記事です
よかったら読んでください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。


































