今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)

 

先日、東京国立博物館で教科書にも載っている、重要文化財《遮光器土偶》を見てきました。

 

場所はトーハクの平成館、1階の考古の展示室です。

現在平成館2階では「空海と真言の名宝」展も開催中ですが、1階の高個室でも数多くの名品があるので、ぜひ寄ってみたらどうでしょうね。

 

 

●重要文化財《遮光器土偶》 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 縄文時代(晩期)紀元前1000ー紀元前400年

 

遮光器土偶、縄文時代の芸術品

 

教科書にも載っているので、日本で一番有名な土偶かもしれませんね。

 

「遮光器:とは、イヌイットなどが使っている「スノーゴーグル」のこと。

それに目の表現が似ていることから、名付けられたそうです。

 

縄文人が「スノーゴーグル」を使っていたのですかね?

わからないけど。

 

 

 

▼部分 顔

 

遮光器土偶、縄文時代、重要文化財

 

大きな目の表現がなんとも印象的。

 

 

 

 

▼全身を覆う文様

 

遮光器土偶の装飾と文様

 

左右が対象になっている文様。

当時の縄文時代の人の、最新のファッションだったかもしれません。

 

 

祈りの対象として土偶は作られていたと言うこと。

これも誰かが、何かを祈って作った土偶。

 

「東京国立博物館ニュース 2026年夏号」に載ってましたが、

 

”縄文時代は人々の職業や役割に境目がない、いわば「皆の時代」です。土偶も特別な作家や職人が作るのではなく、皆が皆のために作っていました。

 

と言うことは、ごく普通の人が一生懸命、土をこね、形を作り、焼き上げたもの。

 

そう考えると、この人は何を祈って、この土偶を作ったのでしょうね。

 

亡くなった人や、愛する家族などでしょうか?

 

ともあれ、紀元前の縄文の人がこの土偶に向かって祈ったように、私も健康第一、商売繁盛を祈らさせていただきました。

 

何かいいことあるといいね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

先日、東京国立博物館の平成館で「弘法大使生誕1200年記念特別展 空海と真言の名宝」展をみてきました。

 

 

●エントランス バナー

 

空海と真言の名宝展バナー、東京国立博物館

 

弘法大師空海が開いた真言宗。

空海が生まれて1250年だそうです。その記念の展覧会。

 

そして内容は、真言宗の各寺院の名宝を集めた展示となっています。

 

真言宗で、現在大きな役割を担っているのが「真言宗各派総大山寺会」。

そこには18の大きなお寺が所属しています。

 

例えば我が家の菩提寺である真言宗智山派の本山の京都・智積院。

他には東寺、金剛峯寺、長谷寺、仁和寺、善通寺などなど。

それらを回る巡礼の旅もあるようですよ。

 

 

と言うことで国宝、重要文化財など、作品リストだと88点におよぶ名宝が各地から集まり、並んでいる展覧会。

 

早速行ってきました。

 

 

🔳展覧会風景

 

会場内は最後の2点だけ撮影可能。

と言うことでそこから、ご紹介

 

●国宝《五智如来坐像》9世紀 京都・安祥寺

 

国宝五智如来坐像 空海と真言の名宝展

 

 

左から 阿弥陀如来、宝生如来、大日如来、阿閦如来、不空成就如来。

 

京都の山科にある安祥寺の創建時に作られた如来の仏像。

5体揃っている最古の作例だそうです。

 

令和元年に重要文化財から国宝に格上げされたそう。

現在は京都国立博物館に寄託されています。

 

 

 

 

 

●重要文化財《愛染明王坐像》平安時代 12世紀 山梨・放光寺

 

国宝五智如来坐像(安祥寺)

 

 

▼正面から

 

国宝五智如来坐像 空海と真言の名宝展

 

 

上へ弓矢を構える愛染明王。

これを「天弓明王像」と言うそうで、とても珍しいものらしいです。

 

全体のバランスも、立体感覚も良くて、面白い空間ができていると思うけど、、

良いものを見せてくれましたね。

 

 

🔳他の作品

 

画像はないけれど、

いっぱい気になった作品はあるけれど、

これはと感じる作品をテキストでご紹介。

 

 

 

●国宝《金銅錫杖頭》中国 唐時代 8世紀 香川・善通寺

弘法大使空海が中国から持って帰ってきたものと伝わっています。

 

 

 

●国宝《十二天屏風》平安時代 建久2年(1191年)京都・教王護国寺(東寺)

 

●国宝《十二天像》平安時代 9世紀 奈良・西大寺

 

この二つの十二天の図を見比べると、時代が変わって、作風も変わって行ったのがわかる気がします。

ちょっと離れたところに展示してあるけれどね。

 

 

 

●重要文化財《聖観音菩薩・梵天・帝釈天立像》(二間観音)鎌倉時代 13世紀 京都・教王護国寺(東寺)

宮中にゆかりの秘仏。

 

小さくて、繊細なところがあって、色がまだ残っている作品。

希少な白檀から作られた小さな仏像です。

これは必見!

 

●国宝《金銅透彫舎利塔》鎌倉時代 13世紀 奈良・西大寺

その繊細な作りは息を呑むほど。

初めて身近で見た気がする。

 

 

 

●重要文化財《如意輪観音菩薩坐像》平安時代 11世紀 大阪・大門寺

アンニュイな感じのする、艶っぽい如意輪観音。

 

そして忘れてならないのは

●国宝《信貴山縁起絵絵巻》平安時代 12世紀 奈良・朝護孫子寺

前期 8月9日(日)までは「飛倉の巻」

後期 8月11日(火・祝)から9月6日(日)までは「縁喜加持の巻」

 

今回は「飛倉の巻」蔵が飛んでいるところが展示。

米俵が飛ぶところが見たかったのですが、、、

ともあれ、これも必見ですよね。

 

 

この特別展以外でも、トーハクの常設展にもたくさんの素敵な作品が並んでいます。

外は暑いですが、博物館の中は非常にいい気温に保たれていますので、よかったら涼みに来るのもいいかな。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

先日、明治神宮前の駅に朝の10時半ごろにいたので、ちょっと時間を作って豆大福のお店。「瑞穂」さんへ行ってみました。

 

何度かお邪魔したのですが、時間が合わなかったり、お休みだったり、、

ご縁がなかったおですが、今回は買うことができましたね。

 

護国寺の「群林堂」さん。泉岳寺の「松島屋」さんと並んで東京の三大大福と呼ばれている、豆大福の名店です。

 

 

地下鉄の明治神宮前駅から、表参道を、青山方面へ。

脇道の細い道に入っていきます。駅から歩くこと数分。

 

瑞穂さんのつくと、もう暑い日差しの中ですが、10人程度の人の列がありました。

その列を見た時、本当に安心しましたね。

 

早速その後に並びます。

 

そこは細い道なので、荷物を積んだトラックが行き交い、道の脇に避けたりしながら、待つこと約25分。

 

🔳瑞穂さん 看板

 

豆大福「瑞穂」の看板

 

やっと私の前の人になったので、お店の中へ。

 

箱入りとか、バラでとか頼めますが、、

 

私はバラで4個ほど。

 

 

●こんな袋に入れてくれました

 

ちょっとシワがよっちゃたけど、、、

 

瑞穂の豆大福の袋のロゴ

 

東京原宿

豆大福

瑞穂印

 

と書いてあるのですかね?

わからんけど、、、

 

素敵な隷書のデザインですね。

 

 

家に帰って早速開けてみました

 

 

瑞穂の豆大福、原宿で東京三大大福

 

手のひらの上に乗せるとこんな大きさですね。

 

 

とってもお上品な味の豆大福。

個人的には外のもちと、中の小豆の餡がうまく調和できている感じがします。

 

よく食べる「群林堂」さんと比較すると、マイルド感が優っていますね。

 

「群林堂」さんの方が素材のあずきの荒々しさが少し残っていて、それもまた美味しいことを改めて感じさせられた大福です。

 

とっても美味しくいただきました。

ご馳走様でした。

 

今度は泉岳寺の「松島屋」さんへ行ってみたいですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

先日、トーハク本館の常設展の特集の企画。

「仏教の花 ー蓮華と宝相華ー」をみてきました。

 

会期は8月30日(日)まで。

 

 

●タイトル看板

 

仏教の花展 蓮と宝相華の看板と展示物

 

本館1階の向かって右奥の特集の部屋で開催中。

 

仏教美術では花は大切なモチーフ。

蓮や空想上の花である宝相華(ほうそうげ)などなど、、

そんな花を使った作品の小特集。

 

展示点数26点のうち、国宝5点、重要文化財7点という、他の美術館なら、さらに作品を加えて大特集企画展になるほどの充実した内容ですが、、、

そこはトーハク。

1階のいつも特集の行っている本館4室の、小さな部屋でサクッとやってます。

 

 

🔳展示作品

 

撮影禁止の作品も多かったのですが、気になった作品を

 

●《金銅透彫光背》鎌倉時代 13ー14世紀

 

仏教美術の蓮華と宝相華の装飾品

 

仏像の後ろにある光背の仏像がないバージョン。

 

国宝でも重要文化財でもないけど、すごく気になった作品。

一つ一つを見ていくと時間が足らない。

 

 

 

●重要文化財《金銅火焔宝珠形舎利容器》鎌倉時代 13ー14世紀

 

国宝 金銅能作生塔 蓮華と宝相華

 

大切な舎利を納める道具。

下から見ていくと、細かい装飾がありますね。

 

 

 

 

●国宝《金銅能作生塔》鎌倉時代 13世紀 奈良・長福寺

 

重要文化財《金銅火焔宝珠形舎利容器》

 

 

能作宝珠とは、願いをかなえる宝の球、まさにドラゴンボール。

 

それを納める国宝の容器。

 

よくみるとハスの花などがいっぱい。

 

🔳この作品についての記事

 

 

 

 

 

 

 

 

●重要文化財《木製彩色迦陵頻伽文華鬘(もくせいさいしきかりょうびんがもんけまん)》室町時代 16世紀

 

仏教美術の蓮華と宝相華、仏像の光背

 

緑と紫の色の組み合わせがあって、元はどんなに綺麗だったのでしょうね。

 

 

 

 

紹介しませんでしたが、

国宝では、他にこんな作品が展示してあります。

 

●《金銀鍍宝相華唐草透籠》平安時代 12世紀 滋賀・神照寺

●《金銀鍍宝相華唐草透籠》南北朝時代 14世紀 滋賀・神照寺

●《倶利伽羅籠蒔絵経箱》平安時代 12世紀 奈良・当麻寺奥院

●《金銅蓮華唐草文馨》平安時代 12世紀 京都・禅林寺

 

トーハクでは特別展「空海と真言の名宝」展を行っていますが、常設展も見どころ満載なので、ぜひこちらにも。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

先日、銀座3丁目のシャネル・ネクサスホールで開催中の、リンダー・スターリングの個展をみてきました。

 

 


リンダー展「GODDESS OF THE MIND」ポスター

 
イギリスを代表する現代アート作家のリンダー・スターリングの日本初の個展とのこと。
 
作家は1954年にイギリスのリバプールのお生まれ。
パンクロックのバンドのヴォーカリストであったという経歴の持ち主。
 
1954年生まれというと、、
日本人アーティストだとユーミンとか坂崎幸之助などと同い歳。
その辺の年代ですね。
 
 
🔳作品紹介
 
この展覧会は面白い作品がいっぱい。
 
色々と解説があって、それも面白いのですが、
 
そんなことよりズバッと入ってきた作品を紹介しますね。
 
 
●《Principle of Totality(Version Ⅰ)2012》
 
リンダー・スターリング展《Principle of Totality》
 
▼部分
 
リンダー・スターリング「Principle of Totality」展のモンタージュ作品
 
同じ女性の顔に違った唇をモンタージュした作品。
 
「目は口ほどにものを言う」と言いますが、
 
口を変えることで、その人の感情が変わることが理解できますよね。
この人はこれから何を言うのか?
想像できちゃいますよね。
 
 
●《Against Nature.2026》
 
リンダー・スターリング展: montage art
 
ベルエッポック期のフランスの演劇雑誌の写真に、1903年発行の医学の本の病気の写真をコラージュしたもの。
 
今回の展覧会のための新作だそうです。
 
昔の人も今の人も病気には苦しむのは同じですよね。
 
 
 
 
 
 
●《Pretty Girl,1977》
 
リンダー・スターリング「Pretty Girl」展覧会展示
 
当時、男性誌の誌面は車、スポーツ、セクシャリティ。
女性誌はファション、インテリアなど完全に内容が分かれていたそうです。
 
作家は男性誌「Pretty Girl」に掲載されたモデルの顔に女性誌に登場するインテリア商品などをコラージュして、性別間の要望の違いと、女性へ対するイメージを表現した作品。
 
 
 
 
●《The Goodness Who Lives in the Mind,2020》
 
リンダー・スターリングの芸術作品「Principle of Totality」
 
身体から植物が生えているようで、苦しみ悶えているのでしょうかね?
 
人って他の動物や植物より悩みが多そうですね。
 
 
 
 
 
 
●《The Rite of Spring,2011》
 
リンダー・スターリングの「The Rite of Spring」パフォーマンス
 
この作品は本人が友人と共に、かスタードやライスプティング、はちみつなど、液状の食品を体に浴びたパフォーマンスをした時のもの。
 
キャプションによると、
この作品はリンダーの父が亡くなった直後に行われたそうです。
父の最後に日々にとても優しく、父へプティングを食べさせていたとのこと。
作家はこのセッションは、心が浄化された経験だと述べています。
 
 
私の場合、父に最後に食べさせたものって何だったかな?
父は私のこと誰だかわからなくなっていたから。
 
 
他にもたくさん心にズバッとくる作品がありますが、、
性的な表現も多いので、この辺で終わりにしますね。
 
会期は8月16日(日)まで、
入場無料だし、
銀座に来たら寄ってみるといいと思いますよ。
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。